Nicolas Gueusquin / ニコラ・グスカンは、フランス北東部のシャンパーニュ地方で生産されるシャンパン(発泡性ワイン)の銘柄、Dizyを本拠とするNM / ネゴシアン・マニピュランの銘柄です。
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目次

Nicolas Gueusquin / ニコラ・グスカン

Nicolas Gueusquin

ニコラ・グスカン

ニコラ・グスカンは、シャンパーニュ地方ヴァレ・ド・ラ・マルヌのディジーで生まれたブランド。自社畑10haに加え、契約栽培者約280ha分のブドウを組み合わせる生産体制を築き、地域に根差しながら安定した品質のシャンパーニュを届けている。輸出も年々拡大している。

基本情報

地区Vallée de la Marne / ヴァレ・ド・ラ・マルヌ
- Grande Vallée de Marne / グランド・ヴァレ・ド・ラ・マルヌ
51530 Dizy / ディジー [Premier Cru]
所在地5 Allée du Petit Bois, 51530 Dizy (Google Maps)
公式サイトhttps://www.champagne-nicolas-gueusquin.com/
Mailnicolas.queusquin@wanadoo.fr
Tel+33 (0)3 26 59 99 34, +33 (0)3 26 59 99 42(fax)
製造業者種別NM
インポーターアグリ株式会社
生産者表記Nicolas Gueusquin
関連銘柄Les Roches Blanches

商品更新情報

特徴・スタイル

ニコラ・グスカンのシャンパーニュは、まろやかで包み込むような口当たりが持ち味。温度管理されたステンレスタンク88基で丁寧に発酵させ、さらにマロラクティック発酵を経ることで、角の取れた柔らかな酸と、ヨーグルトやクリームを思わせるふくよかな乳酸的な香りを引き出している。9月には手摘みで収穫したブドウをすぐさま醸造拠点へ運び込み、鮮度を保ったまま仕込みへとつなげる。こうした丁寧な仕込みの積み重ねが、日常的に楽しみやすいバランスの良さにつながっている。

歴史・ブランドストーリー

ニコラ・グスカン氏は1991年にディジョン国立高等農業学校を卒業して農学エンジニアとなり、翌1992年にはランス商科大学院でMBAを取得した、いわば「畑」と「経営」の両方を学んだ人物である。パリの全国農業協同組合連合で9か月働いたのち、1993年から1994年にかけてはブドウ栽培向けの融資業務に携わり、シャンパーニュ産業を生産から販売まで一貫して手がけたいという思いを強めていった。 その志を形にしたのが、1994年、ディジーで設立した「Les Roches Blanches」社である。1996年には村の中心部にあった古いセラーと建物を買収し、自社でのシャンパン醸造・元詰めに乗り出した。生産・販売量は着実に伸び、2005年には旧拠点近くにより広い新しい醸造棟が完成する。 2012年には隣村オワリィに、より大規模な生産拠点を新設。2016年以降は醸造設備一式をこの主拠点近くの新棟に集約し、現在の生産体制を整えた。2015年12月にはInternational Food Standard(IFS)認証も取得し、品質管理の面でも歩みを重ねている。

詳細

ニコラ・グスカンは、シャンパーニュ地方ヴァレ・ド・ラ・マルヌのディジーで、創業者ニコラ・グスカン氏自らが1994年に立ち上げたブランドである。現在の醸造・出荷の中心拠点は隣村オワリィに置かれ、創業当初の小さなセラーから徐々に規模を広げてきた歩みが、今の生産体制の土台になっている。農学と経営の両方を学んだ創業者は、シャンパーニュ産業を生産から販売まで一貫して手がけることを目指しており、その考え方が拠点整備の判断にも表れている。

1996年に村の中心部にあった古いセラーと建物を買収して自社での醸造・元詰めを始めたのち、生産・販売量の伸びに合わせて2005年により広い醸造棟を新設。2012年にはオワリィに大規模な生産拠点を新たに構え、2016年以降は醸造・デゴルジュマン・ラベリングといった工程の設備一式をこの拠点近くの新棟に集約し、現在の一貫した生産体制を整えた。

自社畑はシャンパーニュ地方各地に分散して10haを保有しているが、仕込みに必要な量をまかなうため、契約栽培者(récoltants)約280haからもブドウを調達している。契約先はヴァレ・ド・ラ・マルヌ内の複数の村に広がっており、自社畑での栽培管理と、地域の栽培者から届く多様な区画のブドウを組み合わせることで、量と品質のバランスを取る生産構造を築いている。

ブランド名には創業者個人の名前を冠しているが、実際の生産は運営会社「Les Roches Blanches」のもとで行われており、自社畑10haだけで完結するものではなく、契約栽培者から届く約280ha分のブドウとの組み合わせによって支えられている。単一の畑や少数の生産者に依存せず、複数の村にまたがる調達網を持つことが、安定した仕込み量と多様な原料構成を両立させる鍵になっている。

栽培・生産データ
項目データ
自社畑面積10ha
契約栽培者面積約280ha
発酵タンク数88基(温度管理付きステンレス)
従業員数(生産部門)26名
IFS認証取得2015年12月8日
輸出比率売上の3分の1超

醸造方針

収穫は9月、ヴァレ・ド・ラ・マルヌ各地のブドウを手摘みで収穫し、オワリィのカーヴリーへ搬入して圧搾する。仕込みは温度管理されたステンレスタンク88基で行い、区画ごとの個性を保ちながら丁寧に発酵を進める。さらにマロラクティック発酵を経ることで、角の取れた柔らかな口当たりと、熟した果実を思わせる乳酸的な香りを引き出す方針を採っている。こうした工程は、収穫年やブドウの生育状況による差を抑え、毎年安定した品質のシャンパーニュを提供するための土台になっている。

醸造・生産の現場は、カーヴリー責任者を兼務しアッサンブラージュを統括するマルジョリー・ナヴァールと、創業当初から在籍しルミュアージュ・デゴルジュマン・ラベリングといった工程を統括するヴィルフリード・マコウを中心に、生産部門全体で26名の体制が支えている。創業当初から長く在籍するスタッフが工程の中核を担っている点は、品質の一貫性を支える要素のひとつになっている。

品質認証

2015年12月8日付でInternational Food Standard(IFS)認証を取得しており、食品衛生・品質管理の国際基準に沿った生産体制を築いている。あわせてBritish Retail Consortium(BRC)の認証取得も目標として掲げ、品質保証の面での体制強化を進めている。国際基準の認証を段階的に積み重ねる姿勢は、輸出拡大を進めるうえでの信頼性にもつながっている。

海外展開

輸出は売上の3分の1超を占め、その比率は年々拡大している。フランス国内だけでなく海外市場でも販路を広げながら、生産体制の拡充と歩調を合わせて事業規模を伸ばしてきた。国内外で評価が広がるなかでも、生産の現場では自社畑と契約栽培者による調達体制を土台に、品質を保ちながら供給量を確保する方針を貫いている。生産体制の拡張とタイミングを合わせるように販路も広がってきた点は、ブランドの成長の軌跡を映している。

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