目次
Louis Casters
ルイ・キャステール
基本情報
| 地区 | Vallée de la Marne / ヴァレ・ド・ラ・マルヌ - Vallée de la Marne Rive Droite / ヴァレ・ド・ラ・マルヌ・リヴ・ドロワ |
| 村 | 51480 Damery / ダムリー |
| 所在地 | 26 Rue Pasteur, 51480 Damery (Google Maps) |
| 公式サイト | https://champagne-louis-casters.fr/ |
| contact@champagne-louis-casters.com | |
| SNS | @champagnecasters |
| Tel | +33 (0)3 26 58 43 02, +33 (0)3 26 58 63 02(fax) |
| 製造業者種別 | NM |
| インポーター | 株式会社スイックプラス |
商品更新情報
2023-04-16 06:15:25 キュヴェ・ユージェーヌの商品情報を更新しました。
2022-08-16 16:45:35 キュヴェ・ユージェーヌの商品情報を更新しました。
特徴・スタイル
歴史・ブランドストーリー
詳細
ヴァレ・ド・ラ・マルヌ・リヴ・ドロワは、マルヌ川の右岸に沿って広がるシャンパーニュの産地であり、ダムリー村はその中心に位置する村のひとつである。ルイ・キャステールは、このダムリー村を拠点とするネゴシアン・マニピュランで、自社畑での栽培と契約栽培農家との協働を組み合わせながら畑づくりに力を注いでいる。
自社畑はダムリー村を中心に、ヴィレ=ス=シャティオン、ヴォシエンヌ、バンソン=エ=オルキニー、ルイユといった複数の村に分散しており、それぞれの区画が異なる立地と個性を育んでいる。契約栽培による畑は自社畑を上回る規模で確保されており、単一の産地に頼らず複数の産地からぶどうを集めることで、毎年安定した供給量を確保する体制を築いている。栽培にはlutte raisonnée(減農薬・環境配慮型の総合防除)を採用し、化学農薬への依存を必要最小限に抑えながら、畑の生態系と土壌の健全性を保つことを目指している。植栽密度は約8,000本/haという水準を保ち、区画ごとの特性を見極めながら丁寧な栽培管理を行っている。こうした栽培管理は、畑ごとの個性を最大限に引き出すための土台となっている。
収穫はすべて手摘みで行われ、収穫されたぶどうは畝ごと・区画ごとに選別されたのち、醸造所へと運ばれる。主要品種はピノ・ムニエ、ピノ・ノワール、シャルドネの3種で、いずれも単一品種キュヴェに用いられ、それぞれの品種が持つ個性をそのまま表現する仕立てが特徴だ。収穫されたぶどうは最初の搾汁とタイユを分けて圧搾し、クリュ・単一品種・区画ごとにマルクを組むことで、原料の由来を細かく管理するトレーサビリティを保っている。圧搾にはBucher製4,000kgの空気圧式プレス機を2台備え、繊細な果汁の抽出を可能にしている。2台の設備を使い分けることで、収穫期の限られた期間内でも効率的な圧搾作業を実現している。
自社畑の面積は複数の村にまたがり約8〜10ha、契約栽培による畑はそれを上回る約30〜32haにのぼり、合計するとおよそ38〜40haの畑からぶどうを調達している計算になる。単一の産地に依存しない体制は、天候や収量の年ごとの変動に対応しながら、安定した品質のシャンパーニュを生み出す土台となっている。こうして育てられたぶどうから、年間およそ300,000本規模のシャンパーニュが生み出されている。
| 自社畑面積 | 約8〜10ha |
|---|---|
| 契約栽培面積 | 約30〜32ha |
| 畑面積合計 | 約38〜40ha |
| 植栽密度 | 約8,000本/ha |
| 収量 | 10,000〜13,000kg/ha |
| 手摘み収穫比率 | 100% |
| 年間生産量 | 約300,000本 |
醸造方針
発酵は温度管理されたステンレスタンクで行われ、天然酵母を用いて約30日、20〜22°Cという穏やかな温度帯でじっくりと進められる。ルイ・キャステールは現在、マロラクティック発酵をあえて行わない方針を貫いており、りんごや洋梨を思わせるフレッシュな果実感と花のような香りを守ることを重視している。
清澄には珪藻土を用いた低温濾過を採用し、ワインの繊細さを損なわないよう配慮されている。瓶詰めは収穫翌年の1月1日以降に行われ、瓶内での二次発酵には6〜8週間があてられる。
伝統的なキュヴェ(Cuvée Supérieure、Sélection、Réserve)は、いずれも単一品種で仕立てられ、マロラクティック発酵を行わないことで、それぞれの品種やテロワールが持つ個性をそのまま表現するスタイルを志向している。こうした一貫した方針の背景には、5代目当主ヨアン・カスターと妻ヴァレリーが掲げる、伝統的な栽培・醸造哲学を尊重しながら、時代に応じた技術も柔軟に取り入れるという姿勢がある。畑の選定から圧搾、発酵、瓶詰めに至るまで、品種とテロワールの個性を尊重する姿勢が一貫して貫かれている点が、ルイ・キャステールのシャンパーニュづくりの軸となっている。
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Cuvée Supérieure Brut / キュヴェ・スペリエール・ブリュット