目次
Lecomte Père et Fils
ルコント・ペール・エ・フィス
基本情報
| 地区 | Vallée de la Marne / ヴァレ・ド・ラ・マルヌ - Côteaux Sud d'Epernay / コトー・シュッド・デペルネ |
| 村 | 51530 Vinay / ヴィネ |
| 所在地 | 1 hameau de Tincourt, 51530 Vinay (Google Maps) |
| 公式サイト | https://www.champagne-lecomte.com/ |
| SNS | @champagne_lecomtechampagnelecomte |
| Tel | +33 (0)3 26 59 94 43, +33 (0)3 26 57 86 47(fax) |
| 製造業者種別 | RM |
| 生産者表記 | Dosy Lecomte |
商品更新情報
2024-09-05 13:05:27 エクストラ・キュヴェ・ブリュットの商品情報を更新しました。
2019-10-11 21:45:41 ブリュット・トラディションの商品情報を更新しました。
特徴・スタイル
歴史・ブランドストーリー
詳細
ルコント・ペール・エ・フィスは、マルヌ県のコトー・シュッド・デペルネ地区に位置するヴィネを本拠地とする家族経営のレコルタン・マニピュラン(RM)です。ブドウの栽培からシャンパーニュの醸造・瓶詰めまでを、すべて自社の手で行う体制を貫いています。RM(レコルタン・マニピュラン)とは、自社で栽培したブドウのみを用いて醸造から元詰めまでを手がける生産者を指す称号で、大手ネゴシアンとは異なる、畑の個性を映した味わいづくりが持ち味となります。
自社畑の総面積は約7haで、そのうち4.5haが本拠地ヴィネに集中しています。残る畑はパッシー=グリニー、フェスティニー、シャンブレシーの各村に分散して所有されており、複数の畑を持つことでヴィンテージごとの気候の振れ幅を吸収しやすい構成になっています。複数の村に畑を分散させることは、単一区画に依存するリスクを避け、毎年安定した品質のブドウを確保するうえでも有効な戦略となっています。品種構成はキュヴェの配合比率から見て、ピノ・ムニエが全体の主体を占め、ピノ・ノワールとシャルドネがそれぞれ約10%を占めるバランスとなっています。コトー・シュッド・デペルネ地区はエペルネの南側に広がる丘陵地帯で、ピノ・ムニエを中心とした栽培が盛んなエリアとして知られています。
土壌は粘土や泥灰土、砂質を基本とし、地下にはチョーク(白亜)質の基盤が広がります。その上には石灰岩質の層とスパルナシアン粘土が混在しており、水はけと保水力のバランスに富んだ土壌が、丸みのある果実味を支える土台となっています。2019年にはHVE(環境価値の高い農業)の認証を取得し、ビオロジック(有機農業)認証こそ取得していないものの、化学資材への依存を抑えた栽培への取り組みを進めています。
| 自社畑総面積 | 約7ha |
|---|---|
| ヴィネの畑面積 | 4.5ha |
| 主要品種構成 | ピノ・ムニエ約80%、ピノ・ノワール約10%、シャルドネ約10% |
| 環境認証取得 | 2019年(HVE) |
| 熟成期間 | 3〜6年(キュヴェにより異なる) |
経営体制と継承
1960年代には創業者ガストンの息子セルジュが妻シュジーとともに経営を継ぎ、収穫のほとんどを口コミによる個人客への直接販売で伸ばしていきました。1992年からはセルジュの息子ドジーが妻ジスレーヌとともに経営を担い、栽培家でもあるジスレーヌの参画と畑の買い足しにより、生産・販売の規模はそれ以降倍増しました。現在は2人の息子も栽培・醸造・商業活動に加わり、創業から5世代にわたって家族の手で守られてきた体制が続いています。こうした緩やかな世代交代の積み重ねが、急激な規模拡大に頼らない安定した家族経営を可能にしてきました。
醸造方針
定番となる各キュヴェは、いずれもピノ・ムニエ約80%を軸に、ピノ・ノワールとシャルドネをそれぞれ約10%ずつ組み合わせるという共通のブレンド比率を基本としています。熟成年数はキュヴェごとに異なり、リザーヴワインを一部ブレンドして長期間寝かせるものから、比較的若い状態で仕上げるものまで幅を持たせることで、メゾンとしての個性を保ちながら多様な味わいを生み出しています。ロゼについては、ピノ・ムニエ由来の赤ワインを添加する伝統的な仕立て方を採用しています。リザーヴワインを活用した長期熟成キュヴェを持つことは、単年の収穫の振れ幅を抑え、毎年安定した味わいを届けるための工夫でもあります。
評価・認証と受け入れ
フランスのワインガイド「Guide Hachette des Vins」には、これまで複数年にわたって掲載された実績を持ちます。Guide Hachette des Vinsは、フランス国内で広く読まれるワイン専門誌のひとつで、掲載歴は生産者としての評価軸のひとつとなっています。フランス観光業界が定めるワインツーリズムの品質ラベル「Vignobles & Découvertes」も取得しており、畑の散策やカーヴ見学、試飲を含めた見学の受け入れを行い、産地を訪れる愛好家との接点を大切にしています。
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