Le Brun de Neuville / ル・ブルン・ド・ヌヴィルは、フランス北東部のシャンパーニュ地方で生産されるシャンパン(発泡性ワイン)の銘柄、Béthonを本拠とするCM / 生産者協同組合の銘柄です。
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目次

Le Brun de Neuville / ル・ブルン・ド・ヌヴィル

Le Brun de Neuville

ル・ブルン・ド・ヌヴィル

ル・ブルン・ド・ヌヴィルは、コート・ド・セザンヌ地区の契約栽培家約170名が集う協同組合メゾン。畑の主役はシャルドネで、花や柑橘のような繊細な香りが持ち味。2008年からは量を追う体制を見直し、レストランや専門店で選ばれる品質重視の造りへと舵を切りました。

基本情報

地区Côte de Sézanne / コート・ド・セザンヌ
村51260 Béthon / ベトン
所在地Route de Chantemerle, 51260 Béthon (Google Maps)
公式サイトhttps://www.lebrundeneuville.fr/
Mailcommercial@lebrundeneuville.fr
SNS@champagnelebrundeneuville
Tel+33 (0)3 26 80 48 43, +33 (0)3 26 80 43 28(fax)
製造業者種別CM
生産者表記SCV LE BRUN DE NEUVILLE

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商品更新情報

特徴・スタイル

畑の85〜90%を占めるシャルドネが、ル・ブルン・ド・ヌヴィルの個性の軸。白い花や柑橘、時にミネラルを思わせる繊細な香りが特徴で、ピノ・ノワールがそこに丸みと力強さ、余韻の長さを添えます。ラインナップは目的に応じて4系統。食前酒向けの「コート」、区画や造り手の営みを映す「レ・シュマン」、長期熟成の複雑味を追求するプレステージ「オートリーズ」、そして単年の個性を表現する「ミレジム」まで、シャルドネらしい繊細さを軸に多彩な表情を描き分けています。

歴史・ブランドストーリー

ル・ブルン・ド・ヌヴィルの歴史は1963年、コート・ド・セザンヌの栽培家27名が「ラ・クレイエール」の名で協同組合を設立したことに始まります。初代組合長アンドレ・ヴァンディエのもと集った設立メンバーには、ベトン城の相続人であったド・ルヴィエ伯爵夫人も名を連ねていました。ブランド名は、19世紀にベトン城を所有していたル・ブラン家に由来するとされます。 設立当初は自社ブランドを持たず、大手メゾンにブラン・ド・ブラン用の原料ワインを供給する役割を担っていましたが、1972年、ついに「ル・ブルン・ド・ヌヴィル」として自社元詰めでの販売を開始します。 転機となったのは2008年、栽培家出身のダミアン・シャンピが組合長に就任した年です。生産量を抑えてスーパーマーケット向けのプライベートブランド事業から撤退し、レストランや専門小売、輸出へと軸足を移しました。2010〜2011年には醸造・発酵カーヴを拡張して樽熟成用のカーヴも新設。2019年以降はネゴシアン的な発想から脱却し、自社の醸造哲学を軸とした造りへの再構築を進めています。

詳細

ル・ブルン・ド・ヌヴィルの畑は、南西マルヌに位置するコート・ド・セザンヌ地区、オートル・クリュ格付けの12コミューンにまたがる契約畑で構成されています。組合員は約170名、栽培面積の合計は約150haに及び、多くの区画は樹齢40年を超える古木が主体です。丘陵が連なるこの土地は南向き主体の斜面が多く、太陽の光を効率よく受け止めながらブドウをゆっくりと熟させていきます。

畑の下にはわずか数センチの土壌の下から白亜(チョーク)質の地層が顔をのぞかせ、水はけの良さと保水力を兼ね備えた土地をつくり出しています。この多孔質な地質こそが、ル・ブルン・ド・ヌヴィルのワインに繊細さとミネラル感を宿す土台です。

栽培面積の大半をシャルドネが占め、ピノ・ノワールとピノ・ムニエがこれを補う構成です。収穫はすべて手摘みで行われ、品種・クリュ・栽培方法ごとに選果することで、多様な原酒を確保し、アッサンブラージュの選択肢を広げています。

環境面では、除草剤を使わない機械除草による草生栽培を組合全体で推進し、HVEやVDCといった認証の取得を推奨・評価する方針を掲げています。土壌の生きた力を保ちながら畑を次の世代へと引き継いでいく姿勢が、ル・ブルン・ド・ヌヴィルの栽培哲学の根底にあります。

栽培・生産データ
組合員数約170名
栽培面積約150ha
契約コミューン数12村(コート・ド・セザンヌ地区)
品種構成シャルドネ約85〜90%、ピノ・ノワール約11〜13%、ピノ・ムニエ約1〜2%
平均樹齢40年以上
澱熟成期間最低4年(プレステージ系は10年以上)
デゴルジュマン後熟成最低6ヶ月

組合を率いる担い手たち

組合長を務めるのは、栽培家出身のダミアン・シャンピ。2008年の就任以降、生産量を抑えてスーパーマーケット向けのプライベートブランド事業から撤退し、レストランや専門小売、輸出へと軸足を移す改革を主導してきました。シャンパーニュ栽培者組合の役職も兼務しているとされ、生産現場と業界全体の双方に目を配る立場にあります。醸造面を率いるのは、2023年3月にシェフ・ド・カーヴへ就任したシリル・ドラノワ。地下15mのカーヴでの長期熟成を軸に、ネゴシアン的な発想からの脱却を掲げる組合の醸造哲学を体現する存在です。栽培から醸造まで一貫した方針のもと、二人三脚で組合のワインづくりを支えています。

醸造方針

一次発酵はステンレスタンクでの温度管理が基本ですが、キュヴェによっては樽も使用し、厳選した酵母で個性を引き出します。レゼルヴワインの一部はあえてマロラクティック発酵を行わず、フレッシュさと熟成ポテンシャルを確保する設計です。瓶内二次発酵を経たワインは、地下15mのカーヴで澱とともに最低4年、トップキュヴェのシリーズでは10年以上にわたり静かに熟成を重ねます。デゴルジュマン後も低〜中程度のドザージュで仕上げ、出荷までに最低6ヶ月のカーヴ熟成を経ることで、瓶詰め後も味わいを落ち着かせています。こうした長い熟成期間が、ワインに複雑な酵母由来のニュアンスと滑らかな口当たりをもたらしています。

ライン構成

ル・ブルン・ド・ヌヴィルの商品構成は、目的に応じて4つのラインに分かれています。日常の食前酒として親しみやすい「コート」、区画ごとの個性と造り手の営みを映す「レ・シュマン」、瓶内での長期熟成による複雑味を追求するプレステージ「オートリーズ」、そして単年の収穫を映すヴィンテージ表現「ミレジム」まで、シーンに合わせて選べる幅広さが特徴です。いずれのラインも、シャルドネらしい繊細さを軸に据えている点は共通しています。

受賞・評価

ル・ブルン・ド・ヌヴィルは、国際的なワイン評論家や専門誌など複数の評価媒体から高い評価を獲得しています。とりわけプレステージ系のキュヴェは、90点台後半のスコアを複数の媒体で重ねて獲得。2008年以降、量よりも質を重視する方針へと転換したことが、レストランや専門小売の現場で選ばれるメゾンとしての評価につながっています。

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