Julien Chopin / ジュリアン・ショパンは、フランス北東部のシャンパーニュ地方で生産されるシャンパン(発泡性ワイン)の銘柄、Monthelonを本拠とするRC / ブドウ農家の銘柄で、育てたブドウを生産者協同組合にもちこみシャンパンを生産しています。
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目次

Julien Chopin / ジュリアン・ショパン

Julien Chopin

ジュリアン・ショパン

ジュリアン・ショパンは、コトー・シュッド・デペルネのモンテロン村を拠点に、1947年創業から三代続く家族経営メゾン。仕上げの甘さを抑える低ドサージュを軸に、区画ごとの個性を生かした「レ・オリジネル」と、伝統的なアッサンブラージュで仕上げる「レ・クラシック」の二つのレンジを展開します。

基本情報

地区Vallée de la Marne / ヴァレ・ド・ラ・マルヌ
- Côteaux Sud d'Epernay / コトー・シュッド・デペルネ
村51530 Monthelon / モンテロン
所在地1 rue gaston poittevin, 51530 Monthelon (Google Maps)
公式サイトhttps://champagnejulienchopin.com/
Mailinfo@champagnejulienchopin.com
SNS@domainejulienchopin
Tel+33 (0)3 51 40 92 35
製造業者種別RC
生産者表記EARL Julien Chopin

商品更新情報

特徴・スタイル

ジュリアン・ショパンの味わいを貫くのは、現当主エマニュエル・ショパンが志向する低ドサージュの潔さです。糖の甘さで包み込むのではなく、果実そのものの輪郭とミネラル感をまっすぐに感じさせるスタイルを目指しています。マロラクティック発酵を経て角の取れた口当たりを作りつつ、一部のキュヴェでは10年来継ぎ足してきたペルペチュアルリザーブをブレンドし、単年では出せない厚みと奥行きを重ねます。伝統の骨格に現代的な引き算の哲学を組み合わせた、家族三代の経験がにじむ味わいと言えます。

歴史・ブランドストーリー

1947年、創業者ジュリアン・ショパンはモンテロン村にわずか1haの畑を構え、自身の名を冠したメゾンを興しました。最初の看板キュヴェとなった「Carte d'Or」を世に送り出すと、1969年には息子アンリ・ショパンが跡を継ぎ、レンジを拡充するとともに畑への来訪者受け入れを始め、生産者としての顔をより開かれたものへと変えていきました。 2006年、三代目となる孫のエマニュエル・ショパンが事業を継承すると、祖父と父が築いた伝統を土台にしながらも、低ドサージュを志向する現代的なスタイルを打ち出します。区画ごとの個性を際立たせる「レ・オリジネル」と、複数年・複数品種・複数クリュを組み合わせた伝統的な「レ・クラシック」という二つのレンジを軸に、家族三代のものづくりを今に伝えています。

詳細

ジュリアン・ショパンは、コトー・シュッド・デペルネに位置するモンテロン村を拠点とするRM(レコルタン・マニピュラン)で、経営形態はEARL Julien Chopinとして、1947年の創業以来、自社畑での栽培から瓶詰めまでを家族で一貫して手掛けてきました。約6haに広がる自社畑は、拠点のモンテロン村を中心としながらも一つの村にとどまらず、マンシー、ムーシー、シュイィ、キュイ、グローヴといった複数の村の区画にまたがって点在しており、それぞれの土地の個性を畑単位で捉える栽培体制を築いています。植えられているのはシャルドネ、ムニエ、ピノ・ノワール、そして希少なピノ・ブランの4品種で、粘土石灰質を基調とする土壌の性質を生かしながら育てられています。

栽培においてはHVE認証を取得し、環境に配慮した管理を徹底しています。収穫はすべて手摘みで行われ、区画ごとに異なる熟度や個性を丁寧に見極めながら選果を進めます。こうした畑への向き合い方は、現当主エマニュエル・ショパンが掲げる低ドサージュのスタイルとも地続きにあり、糖で味わいを覆い隠すのではなく、ブドウ本来の輪郭を尊重するという一貫した哲学に貫かれています。こうした姿勢は、創業から三代にわたって受け継がれてきたメゾンの基本姿勢でもあります。

栽培・生産データ
自社畑面積約6ha
主要品種シャルドネ、ムニエ、ピノ・ノワール、ピノ・ブラン
土壌粘土石灰質
認証HVE農法
澱付き熟成期間(代表キュヴェ)約24ヶ月
オーク樽熟成比率(一部キュヴェ)4%
ペルペチュアルリザーブ10年来継ぎ足し
ラタフィア・シャンプノワ展開種類数8種(ソレラ方式2種・屋外熟成2種を含む)

醸造方針

収穫されたブドウはマロラクティック発酵を経て、角の取れたなめらかな酸へと導かれます。一部キュヴェでは、この工程に加えてオーク樽熟成を4%の比率で併用し、樽由来のニュアンスを香味に織り込みます。さらに、10年来にわたって継ぎ足されてきたペルペチュアルリザーブをブレンドに用いることで、単一ヴィンテージの表情だけでは生まれない厚みと奥行きを重ねています。こうして仕込まれたキュヴェは、代表アイテムで約24ヶ月という長い澱付き熟成期間を経て瓶詰めされ、瓶内でゆっくりと熟成の深みを育んでいきます。この時間をかけた熟成が、ジュリアン・ショパンの落ち着いた飲み口を支えています。

エマニュエル・ショパンが志向する低ドサージュの方針のもと、ジュリアン・ショパンのレンジは大きく二つの系統に整理されています。畑や区画由来の個性を前面に打ち出し、格付けや産地を明確に語る「Les Originelles」と、複数年・複数品種・複数クリュを組み合わせたアッサンブラージュによって、メゾンらしい伝統的なスタイルを体現する「Les Classiques」です。この二系統を併せ持つことで、テロワールの個性を伝える一本と、年による違いを均して安定した味わいを届ける一本の両方を、飲み手は選ぶことができます。

また、シャンパーニュ生産の傍らで手掛けるラタフィア・シャンプノワも、このメゾンのものづくりへのこだわりを物語る一面です。シャルドネ、ムニエ、ピノ・ノワール、ピノ・ブランという品種別に、ソレラ方式で仕上げる2種と屋外で熟成させる2種を含む計8種ものラタフィアを展開しており、同じ品種でも仕込み方によって表情を変える面白さを追求しています。こうした細やかな品種展開への探究心は、シャンパーニュ本体の造りにも通じるメゾンの姿勢と言えます。

体験型ワイナリーツーリズム

1969年にアンリ・ショパンが来訪者受け入れを始めて以来、ジュリアン・ショパンは畑や醸造の現場を開く姿勢を大切にしてきました。現在は見学・試飲に加え、昼食やエスケープゲームといった体験型の企画も用意されており、事前予約制でワイナリーツーリズムを楽しむことができます。三代にわたって受け継がれてきたものづくりを、訪れる人が直接体感できる機会になっています。畑と醸造の現場を開き続けることで、造り手の哲学を直接伝えようとする姿勢が、このメゾンの体験型ツーリズムには表れています。

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