Joly de Trébuis / ジョリー・ド・トレビュイは、フランス北東部のシャンパーニュ地方で生産されるシャンパン(発泡性ワイン)の銘柄、Noé-les-Malletsを本拠とするNM / ネゴシアン・マニピュランの銘柄です。
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目次

Joly de Trébuis / ジョリー・ド・トレビュイ

Joly de Trébuis

ジョリー・ド・トレビュイ

ジョリー・ド・トレビュイは、シャンパーニュ地方の南端コート・デ・バールに位置するノエ=レ=マレを拠点とするブランドです。1746年までさかのぼるブドウ栽培家系ジョリー家の流れを汲み、ピノ・ノワールを主体とした果実味豊かな味わいを届けています。村に根ざした造り手の手仕事から生まれる一本です。

基本情報

地区Côte des Bar / コート・デ・バール
- Barséquanais / バルセカネ
村10360 Noé-les-Mallets / ノエ=レ=マレ
所在地-
公式サイト-
製造業者種別NM
生産者表記SARL CHATET

商品更新情報

特徴・スタイル

ジョリー・ド・トレビュイの味わいの軸は、コート・デ・バールが得意とするピノ・ノワールです。ラインナップはこの品種を主役に据え、シャルドネを少量合わせて輪郭を整える構成が基本とされます。ロゼを含めて黒ブドウの比重が高く、そこにコート・デ・バールらしさが表れています。 グラスに注げば、赤い果実を思わせるふくよかさが前に出ます。酸や渋みで身構えさせるところがなく、難しい理屈を抜きにして食卓の料理と合わせられるのが魅力です。肩の力を抜いて楽しめる、シャンパーニュ最南部らしい親しみやすさが持ち味といえるでしょう。

歴史・ブランドストーリー

ジョリー・ド・トレビュイのルーツは、ノエ=レ=マレの地でブドウを育て続けてきたジョリー家にあります。一族が村で栽培を営んできた歴史は1746年までさかのぼり、コート・デ・バールの丘とともに世代を重ねてきました。 転機は1973年に訪れます。当時の当主ジョルジュ・ジョリーが、一族に連なる女性の名を掲げた自家ブランドを立ち上げ、育てたブドウを自らの名で世に送り出す道を選びました。 現在の舵取りを担うのは、その玄孫にあたるステファン・ジョリーです。畑仕事から醸造までを見渡す家族経営のかたちは変わらず、ジョリー・ド・トレビュイもまたその家業のなかから生まれたブランドとして、村の蔵で静かに育まれています。

詳細

ジョリー・ド・トレビュイが拠点とするノエ=レ=マレは、オーブ県南部に広がるコート・デ・バールのバルセカネ地区に属する小さな村です。シャンパーニュ地方の中心地であるランスやエペルネからは大きく南に離れ、位置としてはむしろブルゴーニュ北部に近い一帯にあたります。なだらかな丘が幾重にも連なり、その斜面をブドウ畑が覆う風景は、シャンパーニュというよりも南の産地を思わせるおおらかさをたたえています。

この土地でジョリー家がブドウを育ててきた歴史は1746年にさかのぼります。長い年月のなかで畑の性格や斜面ごとの違いを読み解いてきた蓄積が、ブランドの土台になっています。コート・デ・バールはピノ・ノワールの銘醸地として知られる産地であり、ジョリー・ド・トレビュイもまた、この黒ブドウを味わいの中心に据えています。

醸造方針

収穫は手摘みで行われます。シャンパーニュ地方では房を傷めずに搾るために手摘みが定められており、村の畑でも人の手によって房が一つずつ摘み取られていきます。摘み取られたブドウはすみやかに圧搾され、澄んだ果汁だけが仕込みに回されます。

アルコール発酵とマロラクティック発酵は、いずれもステンレスタンクで行われるとされます。温度を管理しやすいステンレスは、果実の香りをそのまま閉じ込めるのに向いた容器で、樽由来の風味を重ねるよりも、ブドウそのものの輪郭を素直に映し出す方向を選んでいることがうかがえます。マロラクティック発酵を通すことで、酸のとがりがやわらぎ、まろやかな口当たりが生まれます。

ブランドの成り立ちと造り手

ジョリー・ド・トレビュイは、ネゴシアン・マニピュラン(NM)として登録されたブランドです。ジョリー家が村で営む蔵が実際の造り手を務めており、独立した大きな組織というよりも、家業のなかから生まれたもう一つの名前という位置づけにあたります。ラベルに掲げられたジョリーの名は、この一族の系譜をそのまま受け継ぐものです。

造りの全体を統括するのはステファン・ジョリーです。畑の管理から醸造、そして飲み手のもとへ届けるまでを一貫して担い、家族の規模だからこそできる目配りでシャンパーニュを仕上げています。大きな宣伝で知られる存在ではありませんが、村に根を張った一族が長い時間をかけて積み上げてきた仕事が、そのまま瓶のなかに収まっているブランドといえるでしょう。

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