Jean Yves Legrand / ジャン・イヴ・ルグランは、フランス北東部のシャンパーニュ地方で生産されるシャンパン(発泡性ワイン)の銘柄、Épernayを本拠とするRM / レコルタン・マニピュラン、いわゆる栽培醸造家の銘柄で、自社でブドウを育て、そのブドウでシャンパンを生産しています。
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目次

Jean Yves Legrand / ジャン・イヴ・ルグラン

Jean Yves Legrand

ジャン・イヴ・ルグラン別名:ジャン・イヴ・ルグロン

ジャン・イヴ・ルグランは、エペルネに居を構え、グラン・クリュ格付けの村シュイィに畑を持つ小さな造り手です。年間の生産量は約4,000本ほど。澱抜きからラベル貼りまで機械に頼らず手作業で仕上げ、シャルドネの澄んだ味わいをまっすぐに映し出すシャンパーニュを送り出しています。

基本情報

地区Vallée de la Marne / ヴァレ・ド・ラ・マルヌ
- Côteaux Sud d'Epernay / コトー・シュッド・デペルネ
51200 Épernay / エペルネ
所在地16 rue des Gouttes-d'Or, 51200 Épernay (Google Maps)
公式サイト-
製造業者種別RM

商品更新情報

特徴・スタイル

ジャン・イヴ・ルグランの味わいを決めているのは、シュイィのシャルドネです。コート・デ・ブランの北端にあたるこの村のブドウは、レモンや白い花を思わせる張りのある酸と、口当たりのやわらかさを併せ持ちます。 軸となるのはシャルドネだけで仕込むブラン・ド・ブランで、3年以上の瓶内熟成を経てから世に出されます。長い熟成は泡をきめ細かくし、香りに落ち着いた厚みを与えます。仕上げのドサージュ(甘みの補糖)は控えめで、シャルドネの輪郭をぼかさない辛口に整えられています。

歴史・ブランドストーリー

ジャン・イヴ・ルグランの物語は、第二次世界大戦の傷跡がまだ残る1946年、一家がシュイィに畑を開いたところから始まったと伝えられています。以来、畑は家族の手から手へと受け継がれ、規模を大きくすることなく守られてきました。 現在、畑と醸造の一切を取り仕切るのは当主のジャン・イヴ・ルグラン自身です。拠点はエペルネの住所に置かれていますが、セラーはシュイィの村に入ってすぐの住宅街の一角にあり、暮らしと仕事の場が地続きになっています。ブドウ栽培を営む個人事業として登録され、瓶詰めから出荷までを一人の手仕事で完結させる姿勢は、創業当時の小さな家族経営の面影をそのまま今に伝えています。

詳細

ジャン・イヴ・ルグランの畑は、コート・デ・ブランの北端に位置するシュイィにあります。シュイィはシャンパーニュに17しかないグラン・クリュ格付けの村の一つで、白亜質の土壌とシャルドネの相性の良さで知られる産地です。グラン・クリュはシャンパーニュの村ごとの格付けの最上位にあたり、村名を名乗れること自体が畑の質を示す指標になっています。ここに約2.2haの家族の畑を構え、栽培品種はシャルドネを主体としています。

登録上の住所はエペルネ市内ですが、セラーはシュイィの村に入ってすぐの住宅街の一角にあり、畑も村の周辺に広がっています。栽培から醸造、出荷までを当主が一人で担う規模のため、畑の手入れとセラーの仕事は同じ一つの流れの中にあります。

醸造方針

このメゾンを特徴づけているのは、徹底した手仕事です。瓶を少しずつ回して澱を瓶口に集めるルミュアージュ(動瓶)、澱を抜くデゴルジュマン(澱抜き)、そして打栓からラベル貼りに至るまで、機械を一切使わずに人の手で行われると伝えられています。近代的な設備で自動化されるのが当たり前になった工程を、あえて昔ながらのやり方で続けているわけです。

そのぶん生産量は限られ、年間およそ4,000本にとどまります。シャンパーニュ全体の生産規模から見ればごく小さな数字ですが、1本ずつに目が届く量だからこそ成り立つ造り方でもあります。軸となるブラン・ド・ブランは3年以上の瓶内熟成を経て出荷され、ドサージュは控えめに抑えられています。

評価

シャンパーニュ評論で知られるリチャード・ジューリンが、2005年にパリで開かれた大規模な試飲会でこのメゾンのシャンパーニュを高く評価したと伝えられています。2016年にはフランス国内の愛好家によるブラインドテイスティングでも取り上げられ、シャルドネの若々しさが印象として語られました。公式サイトを持たず、情報が広く出回るタイプの造り手ではありませんが、飲み手の間で静かに評価を重ねてきたメゾンです。

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