目次
Jean Valentin別名:Jean Valentin et Fils
ジャン・ヴァランタン
基本情報
| 地区 | Montagne de Reims / モンターニュ・ド・ランス - Petite Montagne de Reims / プティット・モンターニュ・ド・ランス |
| 村 | 51500 Sacy / サシー [Premier Cru] |
| 所在地 | 9 rue Saint-Rémi, 51500 Sacy (Google Maps) |
| 公式サイト | https://www.champagne-jean-valentin.com/ |
| givalentin@wanadoo.fr | |
| Tel | +33 (0)3 26 49 21 91, +33 (0)3 26 49 27 68(fax) |
| 製造業者種別 | RM |
| インポーター | アールアンドダブリュ株式会社 |
商品更新情報
2020-03-26 22:07:43 ブラン・ド・ブラン・ブリュットの商品情報を更新しました。
2020-03-26 22:07:12 ブラン・ド・ブラン・ブリュットの商品情報を更新しました。
特徴・スタイル
歴史・ブランドストーリー
詳細
マルヌ県のプティット・モンターニュ・ド・ランス地区、サシー村に本拠を置くジャン・ヴァランタンは、EARL「Les Coteaux VALENTIN」として法人化されたレコルタン・マニピュラン(RM)である。自社畑は5haで、ブドウの栽培から収穫、醸造、瓶詰めまでを自らの手で一貫して行う。
畑はサシー村とジェルミニー村を中心に、エキュイユ、ヴィル=ドマンジュの各村にも区画を持ち、その大半がプルミエ・クリュに格付けされている。畑を形づくる土壌は白亜紀に堆積したチョーク質で、水はけの良さとミネラル分の豊かさをブドウにもたらす基盤となっている。家族経営ならではの目の届く規模で、畑一枚ごとの個性を丁寧に見極めながら栽培が行われている。
品種構成はムニエ40%、ピノ・ノワール33%、シャルドネ27%と、地区の伝統に沿ってムニエを主体としながらも3品種をバランスよく揃える。栽培では化学肥料を全廃し、牛糞や樹皮堆肥といった有機肥料のみを用いる方針に転換した。
剪定枝を粉砕して畑に還元するマルチングや、畝間を耕して除草剤の使用を減らす取り組み、性フェロモンによる交信攪乱技術の導入、畑の周縁部に在来植生を残す生物多様性への配慮など、環境負荷を抑えた栽培を一つひとつ積み重ねている。
こうした姿勢は、HVE(高環境価値)認証とVDC(Viticulture Durable en Champagne)認証の両方の取得という形でも裏付けられている。耕作地の生態系を守りながら育てたブドウは、土地の個性をそのまま映す土台となる。
| 自社畑面積 | 5ha |
|---|---|
| 品種構成 | ムニエ40%、ピノ・ノワール33%、シャルドネ27% |
| 年間生産量 | 最大50,000本 |
| 認証 | HVE(高環境価値)、VDC(Viticulture Durable en Champagne) |
| 熟成期間 | 2年以上 |
| ドサージュ | 8.5g/L |
醸造方針
造りの基本は当年収穫のブドウにリザーブワインを加えるノン・ヴィンテージのスタイルで、熟成期間は2年以上、ドサージュは8.5g/Lに揃えられている。リザーブワインを組み合わせることで、天候による年ごとのばらつきを抑え、安定した味わいを保つことを狙っている。半甘口ではなく、果実の輪郭を保ちながら余韻に穏やかな甘みを添える設計といえる。
早熟な性質を持つムニエを主体とした軽やかなスタイル、骨格のしっかりしたピノ・ノワールを生かした厚みのあるスタイル、熟成に向くシャルドネのみで仕立てるブラン・ド・ブランと、品種ごとの個性を生かし分けたライン構成が特徴だ。
現行ラインナップはノン・ヴィンテージ2種(Brut Tradition、Brut Sélection)、ノン・ヴィンテージ・ロゼ1種、ブラン・ド・ブラン「Saint Avertin」1種、ヴィンテージ2種(Brut Millésime、Brut Grande Réserve「ジェーン・デ・ルアレ」)で構成される。「Grande Réserve」の副題「ジェーン・デ・ルアレ」は、1922年の苦境の中で畑を守った祖先ジャンヌ・ルアレへの献辞とされる。
エノツーリズム
4代目としてカーヴと畑の責任者を務めるブリス・ヴァランタンは、パリやロンドンのミシュラン星付きレストランで培った経験を生かし、自社のカーヴでシャンパーニュと料理を組み合わせたペアリング体験を主催している。
造り手自身が食との相性を語りながら案内するこうした試みは、単なる試飲にとどまらず、ブドウ栽培から醸造までの一連のストーリーを来訪者に伝える場になっている。こうした体験は、シャンパーニュが食卓でどのように活きるかを直接感じてもらう機会となっている。
受賞歴・評価
現行ラインナップは、ノン・ヴィンテージからブラン・ド・ブランまで複数の国際的な評価誌・ガイドから評価を獲得しており、品種特性を丁寧に生かした造りが外部機関からも高く評価されている。こうした評価の広がりは、家族経営という規模でありながら着実に品質を磨いてきたことの証といえる。
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