Houssart / ハサールは、フランス北東部のシャンパーニュ地方で生産されるシャンパン(発泡性ワイン)の銘柄、Chameryを本拠とするRM / レコルタン・マニピュラン、いわゆる栽培醸造家の銘柄で、自社でブドウを育て、そのブドウでシャンパンを生産しています。
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目次

Houssart / ハサール

Houssart

ハサール

ハサールは、モンターニュ・ド・ランス地区のプルミエ・クリュ村シャムリーで、3世代にわたり家族経営を続けてきたレコルタン・マニピュランです。エノロジーを学んだ現当主ロマンが、自社畑ぶどうの栽培から元詰めまでを一貫して手がけてきました。

基本情報

地区Montagne de Reims / モンターニュ・ド・ランス
- Petite Montagne de Reims / プティット・モンターニュ・ド・ランス
村51500 Chamery / シャムリー [Premier Cru]
所在地7 Rue de l'Eglise, 51500 Chamery (Google Maps)
公式サイトhttps://champagne-houssart.fr/
Mailchampagnehoussart@hotmail.fr
SNS@champagnehoussart
Tel+33 (0)6 84 38 39 66
製造業者種別RM

特徴・スタイル

ハサールのシャンパーニュは、りんご酸由来のはっきりとした酸を残しながら、じっくりと熟成させることで丸みと厚みを重ねていく味わいが持ち味です。単なる爽快さで終わらせず、酸の骨格を保ったまま落ち着いた余韻へとつなげる方向を志向しています。 シャムリー村のプルミエ・クリュらしい張りのある酸を軸に据えながら、短期間で出荷するキュヴェから長期間ねかせるミレジメまで熟成の長さに幅を持たせ、フレッシュさとまろやかさのそれぞれの持ち味を引き出す造りです。

歴史・ブランドストーリー

1950年代に自家用の圧搾機を構えたことが、シャムリー村でハサールが栽培から圧搾までを自社で完結させる体制の出発点になりました。この圧搾機は先代から受け継がれながら使われ続け、2013年に全面的な改修を受けています。畑仕事だけでなく搾汁までを自分たちの手で行うという姿勢は、代替わりを経てもなお引き継がれてきました。 エノロジーを専攻した3代目のロマンが、収穫のタイミングの見極めから醸造、ドサージュの量の決定までを一貫して担ってきました。祖父の代に始まった自社圧搾の家族経営は、造り手を替えながらも、栽培と醸造の判断を一人が下すという小規模生産者らしいあり方を保ってきたようです。

詳細

自社畑は、シャムリー村のプルミエ・クリュ格付け区画に約1ヘクタールが12区画に分かれて点在してきました。丘陵の斜面に沿って白亜質の土壌が広がり、平均樹齢35年の樹々からぶどうを摘み取る畑です。栽培では投入資材を抑える方向を志向し、一時的に取りやめていた土壌耕起を数年前に再び導入したほか、土壌分析を毎年欠かさず行うなど、土との対話を重ねながら畑を管理する姿勢がうかがえました。

栽培・設備データ
自社畑面積約1ha(12区画)
平均樹齢35年
品種構成ピノ・ムニエ70%、シャルドネ26%、ピノ・ノワール4%
自社圧搾機1950年代導入、2013年全面改修

醸造方針

全キュヴェでマロラクティック発酵を行わず、澱に触れさせたまま長くねかせる手法でぶどう由来の酸を保っています。リザーヴワインの一部は大型の樽(ドゥミ・ミュイ)でねかせ、ブラン・ド・ノワールでは毎年少しずつ継ぎ足しながら約10年分を育てたリザーヴを合わせるなど、複数年のワインを組み合わせて安定した味わいに仕上げる工夫が見られました。瓶内での熟成期間もキュヴェの性格によって幅があり、年号を付けないブリュット・レゼルヴで20か月以上、ロゼで24か月以上、単一品種のブラン・ド・ブランやブラン・ド・ノワールで30か月以上、ミレジメでは72か月以上と、長期の熟成を経てから出荷される設計になっていました。

評価

ガイド・アシェット、ゴ・エ・ミヨ、ベタンヌ・エ・ドゥソーヴといった専門誌に、2020年から2022年にかけてレンジの複数のキュヴェが取り上げられてきました。

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