H. Dépaux & Fils / H.デパウ・エ・フィスは、フランス北東部のシャンパーニュ地方で生産されるシャンパン(発泡性ワイン)の銘柄、Vincellesを本拠とするRM / レコルタン・マニピュラン、いわゆる栽培醸造家の銘柄で、自社でブドウを育て、そのブドウでシャンパンを生産しています。
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目次

H. Dépaux & Fils / H.デパウ・エ・フィス

H. Dépaux & Fils

H.デパウ・エ・フィス

H.デパウ・エ・フィスは、シャンパーニュ地方ヴァレ・ド・ラ・マルヌ北岸のヴァンセル村で、1950年から四世代にわたり栽培から瓶詰めまでを手がける家族経営のRM(レコルタン・マニピュラン)です。丘陵地の畑を守り継ぐ、素朴で誠実な造りが持ち味です。

基本情報

地区Vallée de la Marne / ヴァレ・ド・ラ・マルヌ
- Vallée de la Marne Rive Droite / ヴァレ・ド・ラ・マルヌ・リヴ・ドロワ
村51700 Vincelles / ヴァンセル
所在地21 Rue de Verdun, 51700 Vincelles (Google Maps)
公式サイトhttps://www.champagne-hdepaux.fr/
SNS
Tel+33 (0)3 26 58 21 85, +33 (0)3 26 57 84 50(fax)
製造業者種別RM

詳細

畑はマルヌ渓谷北岸の丘陵地、ドルマン、ヴァンセル、ヴェルヌイユ、トレルー=シュル=マルヌにまたがって点在し、石灰質土壌がぶどうを育んでいます。栽培から収穫、醸造、瓶詰めまでの全工程を自社で完結させる一貫生産が特徴で、収穫は今も手摘みにこだわっています。谷筋に点在する複数の区画を丁寧に管理し、伝統的な農法を大切にしています。近年はEUの補助を受けてインタークロップ機や草刈機を導入し、除草剤・農薬の使用低減と土壌保全にも取り組んでいます。

沿革

1950年、Henri Dépauxがヴァンセルで栽培と醸造を始めたことがこの家族経営の起点です。事業は2代目Louisへ、そして3代目Corinne Depauxへと引き継がれ、現在は公式サイトの発行責任者・個人情報管理責任者もCorinneが務めています。法人としては1999年にEARL(農業有限責任組合)として登記され、家族経営の体制を法的に整えました。近年は4代目にあたるErwanも運営に加わり、自身の名を冠した「Excellence d'Erwan」というキュヴェが生まれるなど、世代交代を経てなお家族の物語は続いています。家族経営らしく、Sandrineも来訪者向けの窓口業務を担うなど、複数世代が力を合わせてメゾンを支えています。

醸造方針

レンジはブリュットからエクストラブリュット、ドゥミセック、ロゼまで幅広く展開し、力強く豊かな味わいのグラン・レゼルヴ系のキュヴェから、繊細でエレガントなヴィンテージ・ブラン・ド・ブラン、赤ぶどう由来の骨太なブラン・ド・ノワールまで、多彩なスタイルを手がけています。熟成期間はキュヴェによって6年から7年程度のシュール・ラットを経ており、じっくりと時間をかけて味わいを磨き上げる姿勢がうかがえます。シャンパーニュ以外にもフィーヌ・ド・シャンパーニュ、マール・ド・シャンパーニュ、ラタフィアといった蒸留酒・リキュール類も自家製造しており、伝統的な生産者としての幅広い手仕事を今に伝えています。自社カーヴは年中無休で公開され、見学や試飲を通じて畑と造り手の距離の近さを直接感じられる点も魅力です。

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