Gouthière Gérard & Fils / グティエール・ジェラールは、フランス北東部のシャンパーニュ地方で生産されるシャンパン(発泡性ワイン)の銘柄、Colombey-les-Deux-Églises (commune déléguée)を本拠とするRM / レコルタン・マニピュラン、いわゆる栽培醸造家の銘柄で、自社でブドウを育て、そのブドウでシャンパンを生産しています。
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目次

Gouthière Gérard & Fils / グティエール・ジェラール

Gouthière Gérard & Fils

グティエール・ジェラール

グティエール・ジェラールは、コロンベ=レ=デュー=エグリーズ村に本拠を置きながら、畑と醸造の中心はソルシー村にあるレコルタン・マニピュランです。周辺7つの村に分散する自社畑でぶどうを育て、当主自らが栽培から瓶詰めまでを一貫して手がけています。

基本情報

地区Côte des Bar / コート・デ・バール
- Bar-sur-Aubois / バール・シュル・オウボワ
村Colombey-les-Deux-Églises / コロンベ=レ=デュー=エグリーズ
- 52330 Colombey-les-Deux-Églises (commune déléguée) / コロンベ=レ=デュー=エグリーズ(委任コミューン)
所在地69 rue général De Gaulle, 52330 Colombey-les-Deux-Églises (Google Maps)
公式サイト-
Mailinfo@champagne-gouthiere.com
Tel+33 (0)3 25 27 86 49, +33 (0)3 25 27 86 49(fax)
製造業者種別RM
関連銘柄familygroup

特徴・スタイル

ピノ・ムニエ、ピノ・ノワール、シャルドネの3品種を、凍霜の影響を受けやすいかどうかに応じて植え分けています。寒さに弱いシャルドネは被害の少ない区画へ、耐寒性の高いピノ・ムニエは被害の多い区画へ配置する栽培方針です。補糖を行いながら複数回の澱引きとマロラクティック発酵を重ね、低温処理で酒質を安定させたのち仕上げの濾過を行うことで、角の取れた穏やかな味わいに仕上げています。瓶詰め後はじっくりと時間をかけて熟成させ、伝統的なピュピートルでの手作業と機械化した装置を併用してルミュアージュを行っています。

歴史・ブランドストーリー

家系は1750年からソルシー村に定住し、1824年には初めてヴィニュロンを名乗った記録が残っています。1910年の大洪水では低地の畑が被害を受けた一方、丘陵部の畑は浸水を免れ、傾斜地での栽培が根付くきっかけとなりました。1911年のオーブ地方の栽培農家による抗議運動を経て、祖父ピエール・グティエールは1921年のシャンパーニュ祭りの記録写真にその姿を残しています。 1973年、ジェラール・グティエールが約1haの畑を引き継ぎ、レコルタン・マニピュランとしての開業準備を始めました。翌年には新規植樹権が停止されて畑の拡大が難しくなり、請負作業で生計を補いながら栽培を続け、1989年11月に個人事業として正式に登記しました。1990年代に植樹権が再開されると、2002年から2005年にかけてアルソンヴァル村とモンティエ=アン=リスル村で新たに植樹を行い、以後も毎年少しずつ畑を広げています。

詳細

醸造拠点のソルシー村を中心に、周辺のアルジャントール村、アルソンヴァル村、コロンベ=ラ=フォセ村、コロンベ=ル=セック村、モンティエ=アン=リスル村、リゾクール=ビュシェ村と、半径約25キロ圏内の7つの村に自社畑が分散しています。畑を一か所に集めず広い範囲に分けているのは、村ごとの気候差を生かすためで、アルジャントール村やリゾクール=ビュシェ村は周辺よりやや冷涼で、開花や収穫の時期が数日遅れる傾向があります。収穫の集中を避けながら、それぞれの区画に適したタイミングで作業できる点が利点です。

土壌は粘土石灰質で、畑は最大40%に達する傾斜地の南向き斜面に広がります。植え替えを順次進めることで、畑全体として平均樹齢約20年を保っています。醸造拠点であるソルシー村には「オー・デュ・ヴァル・エロン」(主にピノ・ノワールと一部ピノ・ムニエ)と「ル・シェノー」(3品種すべて)という2つの区画があり、リゾクール=ビュシェ村の畑には長さ最長240メートル、最小2アールという小さな区画も含まれています。

栽培・醸造データ
自社畑の分散村数7村
畑の最大傾斜40%
平均樹齢約20年
瓶熟成期間(通常キュヴェ)最低15か月
瓶熟成期間(ミレジム)最低36か月
自社圧搾機の容量4,000kg

醸造方針

自社の圧搾機(2003年導入、容量4,000kg)で圧搾したのち、12時間から15時間でデブルバージュ(澱引き)を行います。補糖を行いながら10月から12月にかけて複数回の澱引きとマロラクティック発酵を重ね、低温処理(フロワサージュ)で酒質を安定させたうえで最終濾過を行います。貯蔵には定量タンクに加え、一部可変容量タンクも用いています。瓶詰め後は澱とともに最低15か月、ミレジムは最低36か月と長めの瓶熟成期間を確保しています。ルミュアージュは伝統的なピュピートルでの手作業と、一部機械化した装置を併用して行い、デゴルジュマンは急速冷凍方式を採用しています。出荷時のラベルは自己粘着タイプを基本とし、一部のキュヴェは手貼りで仕上げたうえで6本入りのカートンに詰めています。

評価

2001年、ユニオン・デ・エノローグ・ド・フランス主催のコンクールでメダルを獲得した実績があり、ギド・アシェットにも複数年にわたり掲載されるなど、地元紙や専門誌で取り上げられてきました。

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