Dourdon Vieillard / ドゥルドン・ヴィエイヤールは、フランス北東部のシャンパーニュ地方で生産されるシャンパン(発泡性ワイン)の銘柄、Reuilを本拠とするRM / レコルタン・マニピュラン、いわゆる栽培醸造家の銘柄で、自社でブドウを育て、そのブドウでシャンパンを生産しています。
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目次

Dourdon Vieillard / ドゥルドン・ヴィエイヤール

Dourdon Vieillard

ドゥルドン・ヴィエイヤール

ドゥルドン・ヴィエイヤールは、1812年からルイユでブドウ栽培を続けてきた家族経営のレコルタン・マニピュラン(RM)。当主ファビエンヌ・ドゥルドン・ヴィエイヤールのもと、ムニエを軸に親しみやすい味わいからミレジメのブラン・ド・ノワールまで幅広いスタイルを手がけています。

基本情報

地区Vallée de la Marne / ヴァレ・ド・ラ・マルヌ
- Vallée de la Marne Rive Droite / ヴァレ・ド・ラ・マルヌ・リヴ・ドロワ
Cœur-de-la-Vallée / クール=ド=ラ=ヴァレー
- 51480 Reuil / ルイユ
所在地8 rue des Vignes, 51480 Reuil (Google Maps)
公式サイトhttps://www.champagne-dourdon-vieillard.fr/
Mailfabienne@champagne-dourdon-vieillard.fr
SNS@champagnedourdonvieillard
Tel+33 (0)3 26 58 06 38, +33 (0)3 26 58 35 13(fax)
設立1975
製造業者種別RM
インポーター株式会社ヴィノスやまざき

商品更新情報

特徴・スタイル

ドゥルドン・ヴィエイヤールの真骨頂は、歴史的にこの地の主役だったムニエを軸にした、親しみやすくやわらかな果実味にあります。定番ラインの「レ・ザンタンポレル」ではムニエらしい丸みのある味わいを気軽に楽しめる一方、限定・ミレジメラインの「レ・サンギュリエール」では、ブラン・ド・ノワールやブラン・ド・ブランといった単一品種の個性を鋭く描き出します。 ロゼには赤ワインを加える伝統的な混醸を、酸をシャープに残したいキュヴェにはマロラクティック発酵を行わない手法を用いるなど、味わいの幅を意図的に作り分ける懐の深い造り手です。

歴史・ブランドストーリー

物語は1812年、ヴァレ・ド・ラ・マルヌ・リヴ・ドロワのルイユの地に一族が根を下ろした瞬間にはじまります。以来ドゥルドン・ヴィエイヤール家は、代々畑を耕すヴィニュロンとして地道にブドウを育て、長らくブドウ栽培だけを営む日々を送ってきました。 転機が訪れたのは1960年代のこと。ようやく自らの手でボトリングし、自社ラベルのシャンパンとして世に送り出す挑戦をはじめます。栽培農家から一貫生産のRMへと踏み出したこの一歩が、現在のメゾンの土台となりました。 そして2005年、ドメーヌはさらに大きな転換点を迎えます。約10年にわたりマーケティング業界でキャリアを積んだファビエンヌ・ドゥルドン・ヴィエイヤールが、家業を継ぐ決意を固めて舵を取ることに。畑仕事の経験に加え、外の世界で培った発信力・企画力を携えて戻ってきた彼女のもと、メゾンは伝統を守りながらも新しい表現を模索する現在のスタイルへと歩みを進めています。

詳細

ドゥルドン・ヴィエイヤールは、シャンパーニュのヴァレ・ド・ラ・マルヌ・リヴ・ドロワに位置するルイユを拠点とする家族経営のメゾンです。1812年以来この地でブドウ栽培を営んできた一族の歴史を受け継ぎ、現在は当主ファビエンヌ・ドゥルドン・ヴィエイヤールが単独でドメーヌの経営とワイン造りを担っています。世代を越えて受け継がれてきた土地への理解が、栽培から醸造までの一貫した哲学の土台になっています。

自社畑は62の区画に分かれ、総面積は約10haに及びます。区画はルイユの町を流れる川沿いの緩やかな斜面から、台地状に広がる高台まで点在しており、それぞれ土壌や日照条件の異なる小さな畑の集合体としてメゾンの個性を支えています。土壌は粘土石灰質(argilo-calcaire)を基調とし、ミネラル感と骨格のしっかりした果実を育みます。

栽培面では環境負荷を抑える取り組みも進めており、HVE(Haute Valeur Environnementale)認証の取得に向けたコンバージョンを進めているほか、VDC認証もあわせて取得しています。

これだけ多くの区画がモザイク状に広がるという構造は、丘の一枚岩的な畑ではなく、無数の小さな区画の集積であることを意味します。区画ごとに異なる個性を見極めながらブレンドを組み立てる、緻密な畑仕事がメゾンの土台を支えています。

栽培品種はシャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエの3種で、なかでもムニエはこの地に古くから根付いてきた歴史的な中心品種です。この3品種構成が、ムニエ主体で親しみやすいレンジと、単一品種で仕立てるヴィンテージレンジという、メゾンの二本柱を支える土台になっています。

栽培・生産データ
項目データ
自社畑面積約10ha
区画数62区画
使用品種数3品種(シャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエ)
熟成期間3〜5年以上(キュヴェにより異なる)
認証HVE(コンバージョン中)、VDC

醸造方針

カーヴでの熟成期間はキュヴェによって3〜5年以上とまちまちで、早飲みの心地よさを狙うものから、長期熟成でニュアンスを深めるものまで、狙う味わいに応じて時間の掛け方を変えています。こうした熟成期間の違いは、フレッシュな果実味を活かしたいのか、複雑味を重視したいのかという、キュヴェごとの狙いを反映したものです。ロゼには赤ワインを加える伝統的な混醸(アッサンブラージュ)を採用する一方、シャープな酸を活かしたいキュヴェではあえてマロラクティック発酵を行わない、あるいは部分的にブロックするなど、キュヴェごとに醸造上のディテールを丁寧に描き分けているのが特徴です。定番ラインの「レ・ザンタンポレル」と、限定・ヴィンテージラインの「レ・サンギュリエール」という2ライン構成も、こうした造り分けの延長線上にあります。

受賞歴・国際評価

ドゥルドン・ヴィエイヤールのシャンパンは、ギッド・アシェット、ゴ・エ・ミヨ、ヴィナリー国際コンクール、デキャンター、フェミナリーズといった国内外の主要な評価誌・コンクールでキュヴェごとに受賞歴を重ねており、複数年にわたって高い評価を獲得しています。ギッド・アシェットのような国内の権威ある評価誌から、デキャンターのような海外メディアまで幅広く認められている点は、フランス国内にとどまらない評価の広がりを示しています。とりわけ複数のキュヴェが安定して高いスコア帯を獲得するなど、レンジ全体の評価の底上げが進んでいる点も特徴です。

ラタフィア・シャンパノワの生産

ラタフィアは、ブドウ果汁にオード・ヴィー(蒸留酒)を加えて発酵を止めた甘口の酒精強化ワインで、シャンパーニュ地方に伝わる伝統的な食前酒の一つです。メゾンではシャンパンに加え、アルコール度数18°の非発泡タイプ「ラタフィア・シャンパノワ」も手がけており、ブドウ由来の豊かな甘みと厚みのある味わいが特徴です。限定的な生産量ながら、メゾンの多面的な造り手としての一面を伝えるアイテムです。

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