目次
Dominique Derain
ドミニク・ドゥラン
基本情報
| 地区 | Côte des Bar / コート・デ・バール - Barséquanais / バルセカネ |
| 村 | 10110 Ville-sur-Arce / ヴィル=シュル=アルス |
| 所在地 | - |
| 公式サイト | - |
| 設立 | 2012 |
| 製造業者種別 | MA |
商品更新情報
2020-06-21 21:15:48 シュット・リーブルの商品情報を更新しました。
2020-04-26 09:46:01 シュット・リーブルの商品情報を更新しました。
特徴・スタイル
歴史・ブランドストーリー
詳細
ドミニク・ドゥランは、シャンパーニュ地方に自社の畑や醸造所を構える造り手ではありません。本拠地はブルゴーニュのサン=トーバン村で、1988年にドミニクとカトリーヌのドゥラン夫妻が畑を取得して立ち上げたドメーヌを軸に、長くビオロジックとビオディナミによるワイン造りを続けてきました。樽職人からワイン造りに転じた経歴を持ち、ブルゴーニュにおける自然派栽培の先駆けの一人として名を知られています。
その名がシャンパーニュの世界に現れるのは、コート・デ・バール地区のヴィル=シュル=アルスに拠点を置くヴァル・フリゾンとの共作を通じてです。ヴィル=シュル=アルスはシャンパーニュ地方の南端に位置し、オートル・クリュに格付けされる、ピノ・ノワールの栽培が盛んな村です。ブドウはこの村の畑から供給され、2003年に有機栽培へ転換し2007年に認証を取得した畑が母体となっています。二つのドメーヌに共通するのは、土地の力を信じて人の介入を最小限にとどめるという姿勢です。
| 初ヴィンテージ | 2012年 |
|---|---|
| 品種構成 | ピノ・ノワール約70%/シャルドネ約30% |
| 醸造容器 | 228L・500Lのバリック(旧樽) |
| 熟成期間 | 瓶内二次発酵後 最低18ヶ月 |
| ドサージュ | なし(ブリュット・ナチュール) |
醸造方針
醸造は、ブルゴーニュで培われた自然派の作法をそのままシャンパーニュに持ち込んだものです。培養酵母を添加せず、ブドウとセラーに元から存在する野生酵母による自発的な発酵に委ね、発酵と熟成には使用済みの228Lおよび500Lのバリックを用います。新樽ではなく旧樽を選ぶのは、木由来の香りを強く付けずに、樽が持つわずかな通気性を生かしてワインをゆっくりと成熟させるためです。
瓶詰め後は瓶内二次発酵を経て、最低18ヶ月の熟成期間を置いてからデゴルジュマンを行います。仕上げのリキュールで甘みを補うドサージュは行わず、ブリュット・ナチュールとしてリリースされます。糖による調整を行わない造りは、ブドウの出来と熟成の精度がそのまま味わいに出るため、原料と工程の両方に確かさが求められる選択でもあります。
産地を越えた共作という成り立ち
このシャンパーニュは、ブルゴーニュの造り手とシャンパーニュのグロワーが対等に手を組んだ点に特徴があります。ヴァル・フリゾンは旧樽での醸造と無補糖でのリリースを身上とする造り手で、共作にもその作風が色濃く映し出されています。2019年、ドミニク・ドゥランはブルゴーニュのドメーヌの経営を後進に譲りましたが、産地の垣根を越えて生まれたこの一本は、彼の名とともに語られ続けています。
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