目次
Dominique Boulard別名:Dominique Boulard et Filles
ドミニク・ブラール
基本情報
| 地区 | Vallée de la Marne / ヴァレ・ド・ラ・マルヌ - Vallée de la Marne Rive Droite / ヴァレ・ド・ラ・マルヌ・リヴ・ドロワ |
| 村 | 51480 La Neuville-aux-Larris / ラ・ヌーヴィル=オー=ラリ |
| 所在地 | 13 place du Général de Gaulle, 51480 La Neuville-aux-Larris (Google Maps) |
| 公式サイト | https://champagne-dominique-boulard.fr/ |
| contact@champagnedominiqueboulard.com | |
| SNS | Champagne.Dominique.Boulard@champagnedominiqueboulard |
| Tel | +33 (0)3 26 51 46 31, +33 (0)9 65 38 40 68(fax) |
| 製造業者種別 | NM |
| インポーター | 有限会社ヌーヴェル・セレクション |
商品更新情報
2026-06-10 18:11:48 ブリュット・ロゼの商品情報を更新しました。
2026-06-10 18:11:48 グラン・クリュ・マイィ・シャンパーニュの商品情報を更新しました。
特徴・スタイル
歴史・ブランドストーリー
詳細
ドミニク・ブラールは、シャンパーニュ地方ヴァレ・ド・ラ・マルヌ・リヴ・ドロワに位置するラ・ヌーヴィル=オー=ラリを本拠とする家族経営のメゾンで、屋号は「Dominique Boulard et Filles」。この地での葡萄栽培そのものは1792年まで遡る家族の記録が残っており、2009年の創業は、その長い蓄積の上に、家族が築いてきた遺産を土台にしながらも「ゼロから」築き上げられたものだ。現在は創業者と娘婿のニコラ・リマール氏が力を合わせて経営にあたり、栽培から醸造、販売までを自らの手で一貫して手掛ける体制を貫いている。
自社畑は3〜3.5haで、ラ・ヌーヴィル=オー=ラリを中心に、キュシュリー、ベルヴァル=ス=シャティオン、アモー・ド・パラディの各テロワールに区画を持つ。本拠地のラ・ヌーヴィル=オー=ラリ区画は南向きの急斜面にあり、標高242mという好条件から日照に恵まれている。品種構成はムニエが70%を占め、シャルドネ20%、ピノ・ノワール10%を組み合わせ、土壌はシレックス・白亜・粘土石灰岩、樹齢は25〜60年に及ぶ。
ピノ・ノワール用の区画はモンターニュ・ド・ランス地区のマイィ=シャンパーニュ(グラン・クリュ)に所在する。白亜質の下層土壌がこの品種の骨格と丸みを育み、品種構成はピノ・ノワール80%、後年に植えられたシャルドネ20%を組み合わせる。シャルドネはワインにしなやかさを添える役割を担い、土壌は白亜・砂・レス・砂礫岩、平均樹齢は35年に達する。
| 自社畑面積 | 3〜3.5ha |
|---|---|
| ラ・ヌーヴィル=オー=ラリ区画 標高 | 242m |
| 同区画 品種構成 | ムニエ70%/シャルドネ20%/ピノ・ノワール10% |
| 同区画 樹齢 | 25〜60年 |
| マイィ=シャンパーニュ区画 品種構成 | ピノ・ノワール80%/シャルドネ20% |
| 同区画 平均樹齢 | 35年 |
醸造方針
アルコール発酵を終えたワインは、ロゼ・ド・マセラシオンを除くすべてのキュヴェでマロラクティック発酵を経て、酸味の際立つ若いワインをまろやかで安定した酒質へと導かれる。ロゼ・ド・マセラシオンのみはフレッシュさを保つためマロラクティック発酵を行わず、赤ワイン専用の醸造槽で長時間かけて丁寧に醸す、手間のかかる製法を採用している。春にはデブルバージュ(澱引き)とアッサンブラージュを行い、瓶詰めの際にリキュール・ド・チラージュを添加して瓶内二次発酵を促す。
圧搾には柔軟膜式の空気圧プレス機を、発酵・貯蔵にはステンレス製の醸造槽を用いる。瓶詰め後は地下セラーへと移され、適度な湿度と年間を通じて11℃に保たれた定温環境のもと、瓶内でゆっくりと熟成が進む。
栽培哲学の背景
創業者はブルゴーニュ・ボーヌでの修業を通じて、クリュやテロワール、クロといった概念に触れ、これが独自性を追求する栽培・醸造姿勢の礎となった。父の代のメゾンは2010年の世代交代を機に複数のブランドへ分かれ、ドミニク・ブラールはその一つとして独立した歩みを進めている。小規模な栽培農家だった祖父母や父のもとで育った経験は、畑に対する丁寧な向き合い方として今も受け継がれている。畑ごとの個性を丁寧に見極め、収益性よりも品質、量よりも個性を重んじる姿勢は、創業から一貫して守られている。
ヴァレ・ド・ラ・マルヌとモンターニュ・ド・ランスという性格の異なる二つの地区に自社畑を持つことは、ムニエが生むフルーティーで親しみやすい果実味と、ピノ・ノワールが支える骨格や丸みを、ひとつのメゾンの中で両立させる土台となっている。少量生産だからこそ可能な、畑一つひとつへの丁寧な目配りが、このメゾンの一貫した個性を支えている。シャルドネを軸としたアッサンブラージュでは、成熟感のあるドライフルーツやシトラスを思わせる香りに、長く続く余韻が重なるスタイルに仕上がる。
ムニエを主体とする本拠地の畑と、ピノ・ノワールが力強さを担うグラン・クリュの畑。この対照的な二つの個性を組み合わせることで、ドミニク・ブラールは果実味豊かでありながら骨格のあるシャンパーニュづくりを実践している。
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