Domaine Lagille / ドメーヌ・ラジィルは、フランス北東部のシャンパーニュ地方で生産されるシャンパン(発泡性ワイン)の銘柄、Treslonを本拠とするRM / レコルタン・マニピュラン、いわゆる栽培醸造家の銘柄で、自社でブドウを育て、そのブドウでシャンパンを生産しています。
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目次

Domaine Lagille / ドメーヌ・ラジィル

Domaine Lagille

ドメーヌ・ラジィル

ドメーヌ・ラジィルは、モンターニュ・ド・ランスのヴァレ・ド・ラルドル地区、トルスロン村を拠点とするレコルタン・マニピュラン(RM)です。畑の95%が村内に集中する希少な立地を生かし、単一品種・単一区画でテロワールを表現するシャンパーニュを手がけています。

基本情報

地区Montagne de Reims / モンターニュ・ド・ランス
- Vallée de l'Ardre / ヴァレ・ド・ラルドル
51140 Treslon / トルスロン
所在地49 Rue de la Planchette, 51140 Treslon (Google Maps)
公式サイトhttps://domainelagille.com/
Mailcontact@domainelagille.com
SNS@domainelagille
Tel+33 (0)6 32 92 57 98
設立1975
製造業者種別RM
生産者表記EARL LAGILLE
関連銘柄familygroup

商品更新情報

特徴・スタイル

ラジルが目指すのは、品種や区画ごとの個性をそのまま瓶に映す垂直的な味わいです。基本方針はモノ・セパージュで、複数品種をアッサンブラージュするのはGrande Réserveのみ。単一の品種・単一の畑に語らせることで、それぞれの個性を際立たせる方向性を貫いています。 収穫のタイミングを見極めながら糖度を確かめて摘み取り、ドサージュも最小限に抑えることで、素材そのものの輪郭を残す造りを大切にしています。

歴史・ブランドストーリー

ラジル家は17世紀からトルスロン村でぶどう栽培を続けてきた家系で、1975年にベルナール・ラジルが自身のブランドを立ち上げました。長らく「Lagille et Fils(ラジル・エ・フィス)」の名で親しまれてきましたが、現在は「Domaine Lagille」として運営されています。 娘たちが2000年代半ばに家業に加わったのに続き、2012年には息子ヴァンサンも加わって、栽培・醸造の改革を主導するようになりました。2017年には土壌に関する研修が転機となり、「テロワールを語るワイン」を志向する栽培方針へと大きく舵を切りました。現在はヴァンサンと姉妹のマド・ラジルの二人が経営を担っています。

詳細

自社畑はトルスロン村内、あるいはその境界にほぼ集中しており、畑の95%がこの範囲に収まるという、シャンパーニュ地方では珍しい地理的な集約度を持っています。ムニエには、本来グラン・クリュのピノ・ノワールやシャルドネに用いられることが多いコルドン・ド・ロワイヤ仕立てを採用し、通常とは異なる樹形でこの品種の可能性を引き出そうとしています。

栽培面では、投入資材を抑えた管理、軽い土壌耕起、カバークロップや草生栽培、コウモリの巣箱の設置による生物多様性の促進など、土壌と生態系を重視した手法を実践しています。あわせて、全畑を対象に有機栽培への転換を進めています。

栽培データ
自社畑面積7.20ha
品種構成ムニエ55%、シャルドネ30%、ピノ・ノワール15%
環境認証HVE(高い環境価値)取得済み
有機栽培への転換2019年開始(移行期間4年)

醸造方針

収穫は畑を繰り返し巡回しながらタイミングを見極め、ムニエは糖度約10.5度、ピノ・ノワールは約11.5度を目安に摘み取ります。シャルドネは年や区画によって収穫時期が変わります。熟成には可能な限りトルスロン産の樹材で作られた樽を使い、なかでも3〜10ヴィンテージ使用済みの軽やかな古樽を好んで用いています。一部のヴィンテージではガラス製の甕で発酵させるほか、粒を一つずつ選りながら手作業で除梗する「baie par baie」という手法も採り入れています。「Les Bergères」「La Garenne」「Le Mont-en-Peine」「Les Ricordaines」の4区画では、それぞれの搾汁を分けて仕込むパルセレールに取り組み、区画ごとの違いを瓶の中でそのまま表現しています。

評価

Guide Hachette des Vinsには2009年から2021年にかけてのヴィンテージで継続的に掲載されてきました。専門メディアeliewine.comでは、単一品種・単一区画によるアプローチを軸にした特集記事「Champagne in Three Acts」で、当主へのインタビューとともに紹介されています。

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