目次
Dom Caudron
ドン・コドロン
基本情報
| 地区 | Vallée de la Marne / ヴァレ・ド・ラ・マルヌ - Vallée de la Marne Rive Droite / ヴァレ・ド・ラ・マルヌ・リヴ・ドロワ |
| 村 | 51700 Passy-Grigny / パッシー=グリニー |
| 所在地 | 10 rue Jean York, 51700 Passy-Grigny (Google Maps) |
| 公式サイト | https://www.domcaudron.com/ |
| champagne@domcaudron.fr | |
| SNS | @dom_caudron |
| Tel | +33 (0)3 26 52 45 17, +33 (0)3 26 51 75 85(fax) |
| 製造業者種別 | CM |
商品更新情報
2026-06-10 18:11:19 キュヴェ・アウリの商品情報を更新しました。
2024-04-23 09:35:25 キュヴェ・アウリの商品情報を更新しました。
特徴・スタイル
歴史・ブランドストーリー
詳細
1929年の発足以来、栽培から醸造までを組合員自身の手で担う体制を守り続けてきた点が、このブランドの土台になっている。ドン・コドロンが拠点を置くパッシー=グリニー村は、マルヌ渓谷右岸に連なる丘陵地に位置し、複数の小さな河川が入り込む起伏に富んだ地形を持つ。この地形ゆえに畑ごとの向きや標高、日照や風の当たり方が細かく異なり、シャンパーニュを代表する品種の中でも繊細な条件を好むピノ・ムニエの栽培に適した多様な環境をつくり出している。そのため同じ村内であっても、区画によって果実の熟し方や個性に違いが生まれやすい。組合に参加する栽培農家の畑は、その大半がパッシー=グリニー村内に集まりながらも隣接する村々にも点在し、丘陵地が織りなす地形の個性を余すことなく原料に反映させている。組合全体で栽培される品種はピノ・ムニエに大きく偏っており、その比率は栽培面積全体の約80%に達する。
収穫は各栽培農家が自らの畑から葡萄を持ち寄る形で行われ、搾汁の段階から品種・熟度・テロワールごとにジュースを細かく区分けして管理する。ひとつの畑、ひとつの区画で完結させるのではなく、村全体に散らばる小さな個性をいったん分けて捉え、そのうえで組み立て直すという発想が、この組合ならではのものづくりを支えている。こうした手間を惜しまない体制は、パッシー=グリニー村という一つの村が持つ多面的な魅力を、丸ごとグラスの中に閉じ込めるための工夫でもある。こうして集められたジュースはヴァン・クレールの状態で丁寧に試飲され、アッサンブラージュへと組み立てられていく。多くの栽培農家が力を合わせて品質を積み上げてきた歴史が、現在の栽培面積130ha超という規模にも表れている。
| 設立年 | 1929年 |
|---|---|
| 発足時の栽培農家数 | 23名 |
| 発足時の栽培面積 | 12ha |
| 現在の栽培面積 | 130ha超 |
| 現在の参加栽培農家数 | 60名超 |
| ピノ・ムニエ比率 | 約80% |
| パッシー=グリニー村内畑比率 | 約90% |
| 展開キュヴェ数 | 6種 |
醸造方針
収穫後に区分けされたジュースは、それぞれの個性を保ったまま個別に醸造され、ヴァン・クレールの試飲を経てアッサンブラージュが決定される。上位に位置づけられるキュヴェの一部では、伝統的なステンレスタンクでの発酵に加えて樽醸造も取り入れ、厚みのある質感を引き出す試みがなされている。ロゼタイプのキュヴェでは、赤ワイン醸造の工程を一部経たピノ・ムニエを軸に、少量のシャルドネを組み合わせるなど、キュヴェごとに手法を変えながら多様な味わいを生み出している。ラインナップはコルナリーヌ、シュブリミテ50/50、エピキュリエンヌ、ファシナント、プレディクション、ヴィエイユ・ヴィーニュの6種のキュヴェで構成され、シャンパーニュに加えてムニエ100%のコトー・シャンプノワ(赤ワイン)も手がけており、ムニエという品種の可能性を幅広く追求する姿勢がうかがえる。6種それぞれが異なる個性を描き分けており、ひとつの村から生まれたとは思えないほど幅広い表情を持つレンジに仕上がっている。
受賞・評価
フランスの権威あるワインガイド『Guide Hachette des Vins』では、ラインナップの多くのキュヴェが版を重ねるごとに一つ星(vin très réussi)評価を継続的に獲得しており、コトー・シャンプノワを含むレンジ全体の完成度が外部機関からも繰り返し裏付けられている。小さな村の協同組合として出発しながら、長年にわたり安定した評価を積み重ねてきたことは、組合員たちの丁寧な栽培と醸造姿勢を物語っている。栽培農家一人ひとりの畑仕事から醸造・アッサンブラージュに至るまで、村ぐるみで積み重ねてきた努力が、外部からの評価という形で結実していると言えるだろう。2014年版から2025年版に至るまで、10年以上にわたって安定した評価を積み重ねている点も、この組合の底力を示している。
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Cuvée Fascinante Rosé / キュヴェ・ファシノン・ロゼ