Didier Doué / ディディエ・デュエは、フランス北東部のシャンパーニュ地方で生産されるシャンパン(発泡性ワイン)の銘柄、Montgueuxを本拠とするRM / レコルタン・マニピュラン、いわゆる栽培醸造家の銘柄で、自社でブドウを育て、そのブドウでシャンパンを生産しています。
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目次

Didier Doué / ディディエ・デュエ

Didier Doué

ディディエ・デュエ

ディディエ・デュエは、トロワ地区の村モンギューでぶどう栽培から元詰めまでを手がけるレコルタン・マニピュランです。5世代にわたり土地を受け継ぐ一族が、有機農法で育てた自社畑のぶどうを区画ごとに仕込み、個性を生かしたシャンパーニュに仕上げています。

基本情報

地区Troyes / トロワ
村10300 Montgueux / モンギュー
所在地3 voie des Vignes, 10300 Montgueux (Google Maps)
公式サイトhttps://www.champagne-didier-doue.fr/
Maildoue.didier@wanadoo.fr
SNS@retour_a_m
Tel+33 (0)3 25 79 44 33, +33 (0)3 25 79 40 04(fax)
製造業者種別RM
生産者表記Didier DOUÉ

特徴・スタイル

自社畑で育てたぶどうから、区画ごとの個性をそのまま生かす仕込みを行うのが持ち味です。白亜質のなだらかな区画からはやわらかな果実味、石灰岩とシレックスの丘の上からはシャルドネ単一で引き締まった骨格、鉄分を含む粘土質の古木の区画からはロゼに厚みを添える果実が生まれます。有機農法で手をかけたぶどうを区画ごとに仕込み分けることで、モンギューという一つの村のなかにある土壌の違いを、そのままグラスの中の味わいの違いとして伝えています。

歴史・ブランドストーリー

一族は5世代にわたり、この村でぶどう栽培に携わってきました。祖父からぶどう造りへの情熱を受け継いだディディエ・デュエは、1975年に畑を広げ、1980年には自社のセラーと圧搾機を整え、収穫から元詰めまでを自らの手で行う体制を築きました。その後、畑を保有する法人と、醸造・出荷を担う法人を分けるかたちで事業を整理し、畑を保有する法人にはディディエ・デュエ夫妻と娘のステファニー・デュエ、息子のアレクサンドル・シリル・デュエの家族4人が共同代表者として名を連ねています。娘のステファニー・デュエは畑仕事を学びながら家業への関わりを深めており、世代を超えて受け継がれてきたぶどう造りへの情熱は次の世代にも確かに引き継がれています。

詳細

モンギューの丘に広がる自社畑は、シャルドネ90%、ピノ・ノワール10%の構成で、複数の区画に分かれています。丘の中腹にある区画は柔らかな白亜質土壌をもち、ピノ・ノワールとシャルドネを別々に搾汁したのちにアッサンブラージュします。丘の上部にある区画は硬い石灰岩とシレックスの下層土で、シャルドネのみを育てています。古い樹が植わる区画は鉄分を含む褐色の粘土質土壌で、ロゼに使う黒ぶどうと白ぶどうの両方を産出します。村の東端にある区画はシャルドネとピノ・ノワールを組み合わせ、ブリュット・ナチュールに用いられます。

栽培はビオロジック農法によるもので、ECOCERTの認証を受けています。畝の間には植生と有用昆虫を残して土壌を保護し、作業は月の満ち欠けの周期を考慮しながら進めます。肥料には近隣の製材所から仕入れたPEFC認証の樹皮のみを用い、収穫はすべて手摘みで行っています。

醸造方針

仕込みは区画ごとに分けて行い、それぞれの向き、標高、品種、樹齢、土壌の特性を個別に反映させています。セラー内の温度管理には自然の通気を利用したフリークーリング方式を採用し、電力は屋根に設置した太陽光パネルでまかなっています。デゴルジュマンは瓶口を凍らせない伝統的な方法で行い、出荷用の梱包材にも環境負荷の低いものを選んでいます。

現在の体制

経営はディディエ・デュエとファティマ・デュエの夫婦が共同で担っており、ディディエ・デュエは地元の栽培者組合の代表も務めています。

掲載実績

Guide Hachetteには2018年、2019年、2020年、2022年、2023年に複数のキュヴェが掲載されました。『ベタンヌ・エ・ドゥソーヴ』には2013年、2015年から2020年、2022年、2023年に、Guide Dussert-Gerberには2020年、2022年に、それぞれ掲載されています。

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