de l'Argentaine / ド・ラルジャンテーヌは、フランス北東部のシャンパーニュ地方で生産されるシャンパン(発泡性ワイン)の銘柄、Vandièresを本拠とするCM / 生産者協同組合の銘柄です。
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目次

de l'Argentaine / ド・ラルジャンテーヌ

de l'Argentaine

ド・ラルジャンテーヌ

ド・ラルジャンテーヌ(de l'Argentaine)は、ヴァレ・ド・ラ・マルヌのヴァンディエールで、地元生産者たちが1956年に設立した協同組合を母体とするシャンパーニュ。仲買人任せだった販売を自らの手に取り戻すために生まれたブランドで、栽培から瓶詰めまで一貫した体制を築いている。

基本情報

地区Vallée de la Marne / ヴァレ・ド・ラ・マルヌ
- Vallée de la Marne Rive Droite / ヴァレ・ド・ラ・マルヌ・リヴ・ドロワ
村51700 Vandières / ヴァンディエール
所在地Route Départementale N°1, 51700 Vandières (Google Maps)
公式サイトhttps://champagnedelargentaine.com/
Mailcontact@champagnedelargentaine.fr
Tel+33 (0)3 26 58 69 61, +33 (0)3 26 58 68 69(fax)
製造業者種別CM

商品更新情報

特徴・スタイル

ド・ラルジャンテーヌのシャンパーニュは、ピノ・ノワール、シャルドネ、ピノ・ムニエの3品種を巧みに組み合わせるアサンブラージュに醸造哲学の軸を置く。膜式圧搾機によるゆるやかな段階的圧搾で、ブドウ本来の繊細な果汁だけを引き出し、インオックスタンクで16〜20℃の温度管理下、じっくりと発酵を進める。こうした丁寧な工程の積み重ねが、果実味と骨格のバランスに優れた味わいを生み出している。非ヴィンテージは瓶内で15か月以上熟成させ、ブリュットからロゼ、ブラン・ド・ブランまで幅広いラインナップに仕上げる。

歴史・ブランドストーリー

1956年、ヴァンディエールの生産者たちは、搾汁・醸造設備を共同で整え、販売までを一元管理する協同組合を設立した。それまでこの地の生産者は仲買人や卸業者への販売に頼らざるを得ず、自分たちが育てたブドウがどのような形で世に送り出されるか、意向を反映させる余地はほとんどなかった。 この協同組合を母体に生まれたのが、自社ブランド「シャンパーニュ・ド・ラルジャンテーヌ」である。設立以来、組合は膜式圧搾機やインオックスタンク、自動化されたルミュアージュ装置、発酵管理設備といった最新の醸造設備への投資を絶えず続けてきた。個々の生産者だけでは実現しにくい規模の設備を組合員全体で分かち合う体制を築き、ヴァンディエールを拠点にヴァレ・ド・ラ・マルヌ右岸に広がる組合員畑を束ねながら、収穫から瓶詰め・梱包までを自社チームで一貫して手がけている。

詳細

ド・ラルジャンテーヌは、ヴァレ・ド・ラ・マルヌ(マルヌ渓谷)右岸に位置するヴァンディエールを拠点とする協同組合、コオペラティブ・ヴィニコル・ランヨンの自社ブランドである。1956年、この地の生産者たちが搾汁・醸造設備を共同で整え、販売までを一元管理するために設立した組織で、以来、組合員が育てたブドウを一貫した体制のもとでシャンパーニュへと仕立てている。組合には現在180名の生産者が名を連ね、その畑の総面積は約170haに及ぶ。

仲買人や卸業者に販売を委ねていた時代には、丹精込めて育てたブドウがどのように売られ、どのような評価を得ているのかを生産者自身が把握しにくいという課題があった。1956年に設立されたコオペラティブ・ヴィニコル・ランヨンは、こうした状況を変えるべく、搾汁から醸造、瓶詰め、そして販売までを組合が一貫して担う体制を築き、生産者の声がブランドづくりに直接反映される仕組みを整えた。この体制のもとで1972年に誕生した自社ブランド「シャンパーニュ・ド・ラルジャンテーヌ」は、以来、組合の顔として市場に浸透してきた。

組合員畑は、ヴァンディエールを中心にヴァレ・ド・ラ・マルヌ右岸一帯に広がり、土壌は粘土・白亜・石灰岩を主体とする。ヴァレ・ド・ラ・マルヌ特有の海洋性気候と大陸性気候が入り混じる環境のもと、ピノ・ノワール、シャルドネ、ピノ・ムニエの3品種が栽培されている。収穫は晩夏、2〜3週間にわたって行われ、組合員一人ひとりの畑で育まれたブドウが持ち寄られる。

生産データ
設立年1956年
組合員数180名
組合員畑合計面積約170ha
圧搾機膜式圧搾機8基
タンク容量(デブルバージュ)4,000hl
タンク容量(ヴィニフィカシオン)20,000hl
タンク容量(ストッカージュ)10,000hl
セラー貯蔵容量200万本
非ヴィンテージ最低熟成期間15か月

醸造方針

収穫されたブドウは膜式圧搾機にかけられ、「pressurage doux et fractionné」と呼ばれる、ゆるやかで段階的な圧搾によって果汁が引き出される。ヴィニフィカシオンはインオックスタンクで行われ、16〜20℃の温度管理下でじっくりと発酵が進められる。複数品種・複数区画のワインを組み合わせるアサンブラージュを重視し、組合ならではの多様な畑の個性を一本のキュヴェへとまとめ上げていく。

ティラージュ後は金属王冠で密閉し、12℃の常温セラーで瓶内熟成させる。非ヴィンテージの最低熟成期間は15か月と定められており、ルミュアージュは現在自動化された装置で行われている。ラベリングや梱包といった最終工程まで、すべて自社チームの手で仕上げられる。

設備投資と生産体制

組合設立以来、コオペラティブ・ヴィニコル・ランヨンは膜式圧搾機やインオックスタンク、自動化されたルミュアージュ装置など、最新の醸造設備への投資を継続してきた。個々の生産者だけでは導入が難しい規模の設備を組合員全体で共有することで、安定した品質のワインづくりを支えている。デブルバージュからヴィニフィカシオン、ストッカージュに至るまで、工程ごとに十分な容量のタンクを備え、200万本規模のセラーで熟成中のワインを管理する体制を整えている。圧搾工程では8基の膜式圧搾機が稼働し、収穫期の忙しい時期にも組合員から持ち込まれるブドウを滞りなく処理できる体制を整えている。

ラインナップ

ド・ラルジャンテーヌは、ブリュット・トラディションを筆頭に、ドゥミ・セック・トラディション、ブリュット・レゼルヴ・スペシャル、ブリュット・ロゼ、ブリュット・ブラン・ド・ブラン、ブリュット・ミレジメと、幅広いスタイルのキュヴェを展開している。糖度の異なるタイプから単一品種で仕立てたタイプ、ヴィンテージものまでをそろえることで、食前酒からペアリングまで、さまざまなシーンに対応できるラインナップを構築している。

受賞歴・評価

ド・ラルジャンテーヌのキュヴェ群は、海外の主要なシャンパーニュガイドにおいて複数年にわたり掲載されるなど、安定した評価を受けている。協同組合という規模を生かした一貫生産体制が、こうした評価を支える基盤となっている。

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