目次
Daniel Leclerc et Fils別名:Daniel Leclerc
ダニエル・ルクレール・エ・フィス別名:ダニエル・ルクレール
基本情報
| 地区 | Côte des Bar / コート・デ・バール - Barséquanais / バルセカネ |
| 村 | 10110 Polisot / ポリゾ |
| 所在地 | Maison Rouge, 10110 Polisot (Google Maps) |
| 公式サイト | https://champagne-daniel-leclerc.fr/ |
| champagne.daniel.leclerc@orange.fr | |
| SNS | @champagne.daniel.leclerc |
| Tel | +33 (0)3 25 38 51 12, +33 (0)3 25 38 24 07(fax) |
| 製造業者種別 | RM |
商品更新情報
特徴・スタイル
歴史・ブランドストーリー
詳細
ダニエル・ルクレール・エ・フィスは、コート・デ・バール地区バルセカネに位置するポリゾを拠点とするレコルタン・マニピュランである。1975年の植樹以来、初代ダニエル、2代目のアレクサンドルとラファエル、そして3代目のガバンへと、親子三代にわたって畑仕事を受け継いできた。自社畑はポリゾ村内を中心に複数の区画へ分散しており、なかでもロゼ・ド・セニエ用のピノ・ノワールを育てる単一区画「レ・プロテル(Les Protelles)」は、このメゾンのコアとなる畑として位置づけられている。栽培品種はコート・デ・バールを代表するピノ・ノワールが主体で、シャルドネも一部で栽培される。畑仕事から収穫、醸造、瓶詰めまでを自社で一貫して手がけるRMとしての姿勢は、創業以来変わらない。レコルタン・マニピュランとは、栽培から瓶詰めまでの全工程を生産者自身が担う生産者区分を指し、大手メゾンからブドウやワインを購入せず、自社畑の個性をそのままボトルに映し出せることが特徴だ。
公式サイトは「父から息子、そして娘へ」という言葉でこの継承の物語を表現している。創業者ダニエルは妻エリアーヌとともに経営の基礎を築き、後を継いだアレクサンドルとラファエルの兄妹、そして次代を担うガバンへと、畑仕事と醸造の両方が家族の手によって受け継がれてきた。ガバンは畑作業を中心に経験を積んでおり、次世代への継承がすでに始まっている。
自社畑の面積は資料や時期によって幅があり、1990年の醸造開始時は2ha、2011年前後で約8ha、そして直近では8.5haまで広がってきたとされる。3世代にわたる家族経営の中で、畑は着実に拡大を続けてきた。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 自社畑面積 | 8.5ha |
| 瓶内熟成期間 | 15か月以上 |
| 経営世代 | 3代 |
| ラインナップ | 5レンジ+ラタフィア |
| ゴ・エ・ミヨ評価 | 87〜88/100 |
醸造方針
レコルタン・マニピュランとして、自社で収穫したブドウのみを用い、栽培から瓶詰めまでを一貫して手がける。瓶内での熟成期間は公式サイトによれば15か月以上とされ、キュヴェによってはより長期の熟成を経て複雑さを高めているものもある。ラインナップは、軽やかな飲み口のブリュット・トラディションから、熟した果実感のあるブリュット・レゼルヴ、オーク樽熟成を経て複雑なアロマをまとうキュヴェ・ガバン、ピノ・ノワールのアッサンブラージュによるロゼ、単一区画レ・プロテル産のロゼ・ド・セニエまで、5つのレンジで構成される。食前酒としては、ブドウジュースとマール・ド・シャンパーニュを合わせたラタフィアも手がけている。各キュヴェの品種構成や熟成期間はヴィンテージによって微妙に異なり、その年のブドウの出来を映しながら仕上げられている。透明感のある香りを持つブリュット・トラディションから、しっかりとした骨格のブリュット・レゼルヴまで、同じピノ・ノワールを軸としながら熟成のかけ方によって表情を描き分けている点も、このメゾンらしい持ち味と言える。
受賞歴・評価
評価誌ギッド・アシェット・デ・ヴァンには2014年版で初めて掲載されて以降、複数のキュヴェが継続して選出されており、近年の版まで評価を維持している。2014年版から2026年版まで13年にわたり掲載が続いている点は、品質の安定性を裏づけている。ゴ・エ・ミヨでも複数キュヴェが87〜88/100の評点を得るなど、外部評価は安定して高い水準にある。とりわけオーク樽で仕上げるキュヴェは、複雑なアロマの評価でスコアを牽引している。評価の中で語られるのは、コート・デ・バールを代表する品種であるピノ・ノワールを軸とした、熟した果実や焼き菓子、スパイスを思わせる香りの豊かさであり、樽熟成を経たキュヴェについては複雑なアロマが評価される傾向にある。家族経営の小規模生産者でありながら、外部評価誌において継続的な評価を得ている点は、栽培から醸造までを自らの手で貫く姿勢の裏付けと言えるだろう。
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