Cristian Senez / クリスチャン・セネは、フランス北東部のシャンパーニュ地方で生産されるシャンパン(発泡性ワイン)の銘柄、Fontetteを本拠とするNM / ネゴシアン・マニピュランの銘柄です。
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目次

Cristian Senez / クリスチャン・セネ

Cristian Senez

クリスチャン・セネ

クリスチャン・セネは、コート・デ・バール地区フォンテット村を拠点とするネゴシアン・マニピュランです。郵便配達員の父のもとに生まれ、14歳から様々な労働を経てヴィニュロンとなった創業者の歩みを土台に、マロラクティック発酵を行わない醸造で知られる家族経営メゾンです。

基本情報

地区Côte des Bar / コート・デ・バール
- Barséquanais / バルセカネ
村10360 Fontette / フォンテット
所在地6 Grand Rue, 10360 Fontette (Google Maps)
公式サイトhttps://www.champagne-senez.com/
Tel+33 (0)3 25 29 60 62, +33 (0)3 25 29 64 63(fax)
設立1973
製造業者種別NM
生産者表記Cristian Senez

商品更新情報

特徴・スタイル

クリスチャン・セネの真骨頂は、全キュヴェを通じてマロラクティック発酵を行わない醸造方針にあります。りんごの発酵で生まれるまろやかさをあえて加えず、ステンレスタンクでフレッシュな酸を守りながら、長期熟成にも耐えるポテンシャルを引き出すスタイルです。伝統的な垂直式圧搾機と近代設備を併用し、赤い果実を思わせる香り高いロゼ・ド・セニエと、じっくり熟成させたヴィンテージ・シャンパーニュを看板に据えています。

歴史・ブランドストーリー

創業者クリスチャン・セネは1937年、畑を開墾した郵便配達員の父のもとに生まれました。14歳から様々な労働を重ねてヴィニュロンの道を志し、開墾した畑を凍害で失う挫折やアルジェリア戦争での兵役も経験します。1973年、自らの圧搾機とセラーを構えてメゾンを興し、1985年にネゴシアンへ転換。2001年には娘アンジェリックと夫フレデリックに経営を託し、2019年には孫マリオンも加わり、三代でメゾンを受け継いでいます。

詳細

クリスチャン・セネの自社畑は、コート・デ・バールのバルセカネ地区に位置するフォンテット村を中心に、エソイエ、サン=ユザージュ、シャンピニヨル=レ=モンドヴィルの4村に広がっています。土壌はキンメリジャン紀の粘土石灰岩層を基盤とする粘土石灰質で、コート・デ・バールに典型的な地質とされます。

栽培品種はピノ・ノワールとシャルドネに加え、シャンパーニュ地方では希少なピノ・ブランも手がけています。30年以上にわたってヴィティキュルチュール・レゾネ(節減型・環境配慮型の栽培)を実践しており、2020年前後にはHVE(Haute Valeur Environnementale)認証も取得するなど、環境への配慮を経営の柱のひとつに据えています。

現在はネゴシアン・マニピュラン(NM)として、自社畑のブドウに加えて周辺の生産者からもブドウを調達し、醸造から瓶詰めまでを自社で一貫して手がけています。

マロラクティック発酵を行わない醸造

クリスチャン・セネの醸造における最大の特徴は、全キュヴェを通じてマロラクティック発酵を行わない方針を貫いている点です。伝統的な垂直式圧搾機と近代的なステンレスタンクを併用し、果実由来のフレッシュな酸をそのまま生かします。血抜き法によるロゼ・ド・セニエは赤い果実の芳香が際立つ看板商品のひとつで、じっくりと時間をかけて熟成させるヴィンテージ・シャンパーニュも伝統的な柱として大切にされています。

南仏への拠点開設と輸出拡大

2001年、創業者クリスチャン・セネと妻ジョゼットは娘アンジェリックと夫フレデリック・ロジェに経営を委ね、南仏グラスへ移住して直営の試飲・販売拠点を開設しました。1980年のオランダ・イギリスへの輸出開始を皮切りに海外展開を進め、2011年には輸出先が10年間で20か国以上に広がっています。2019年には創業者夫妻の孫マリオン・ロジェも家業に合流し、三世代でメゾンを支える体制が続いています。

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