目次
Comte Hugues de la Bourdonnaye別名:Comte Hugues
コント・ユーグ・ド・ラ・ブルドネ別名:コント・ユーグ
基本情報
| 地区 | Montagne de Reims / モンターニュ・ド・ランス - Grande Montagne de Reims / グランド・モンターニュ・ド・ランス |
| 村 | 51500 Chigny-les-Roses / シニー=レ=ロズ [Premier Cru] |
| 所在地 | 11 Rue Dom Pérignon, 51500 Chigny-les-Roses (Google Maps) |
| 公式サイト | - |
| 設立 | 1982 |
| インポーター | 有限会社ヴォルテックス |
商品更新情報
2025-11-24 06:45:30 ブラン・ド・ブラン・ブリュット・ナチュールの商品情報を更新しました。
2025-01-10 07:05:32 ブラン・ド・ブラン・ブリュット・ナチュールの商品情報を更新しました。
特徴・スタイル
歴史・ブランドストーリー
詳細
コント・ユーグ・ド・ラ・ブルドネは、モンターニュ・ド・ランスの麓に広がるプルミエ・クリュ格付け村、シニー=レ=ロズに拠点を置くブランドです。当主ユーグ・ド・ラ・ブルドネ伯爵が個人として営む小規模な事業体で、登記上の活動区分はシャンパーニュのネゴシアンにあたります。自社で所有する区画のぶどうと、近隣の契約農家から買い取るぶどうを組み合わせて醸す、いわゆるマイクロ・ネゴスと呼ばれる形態です。
もっとも、登記上の本拠地と実際のぶどう畑の所在地は離れています。伯爵が個人で所有するのは2つの小さな区画で、ひとつはコート・デ・ブランのグラン・クリュ格付け村シュイィにある南向きの斜面です。ここで穫れるシャルドネは、ブラン・ド・ブラン・ブリュット・ナチュールの原料となります。もうひとつはヴァレ・ド・ラ・マルヌのモンテロンにあるピノ・ムニエの区画で、平均樹齢はおよそ40年に達します。この古い樹から穫れる果実が、ブラン・ド・ノワール・ブリュット・ナチュールの骨格をつくります。
これら自社の区画だけでは生産量が限られるため、始動当初から近隣およそ20軒の栽培農家と契約を結び、買い取ったぶどうをアッサンブラージュに用いています。産地も品種も異なる素材を当主自身の目で選び取っていく調達のかたちは、規模の大きなネゴシアンの買い付けとは性格が異なり、手仕事の延長線上にあります。自社畑を核としながらも外部から原料を集める仕組みは、規模を追わずに造りたい味を実現するための現実的な選択でもあります。
| ブランド始動年 | 1982年 |
|---|---|
| 個人事業主としての登記 | 1986年 |
| 始動時の作付面積 | 約4ha |
| 自社所有区画 | 2区画 |
| 契約栽培農家 | 約20軒 |
| ピノ・ムニエ平均樹齢 | 約40年 |
| ドザージュ | 0g/L(全キュヴェ) |
| 瓶内熟成期間 | 5年以上 |
醸造方針
このブランドを語るうえで欠かせないのが、全キュヴェに共通するノン・ドゼという選択です。一般的なシャンパーニュは瓶詰めの最終工程で「門出のリキュール」と呼ばれる糖分を加え、味わいの輪郭を整えますが、ここではその工程自体を行いません。理由は明快で、門出のリキュールに酸化防止剤として亜硫酸を加えることを避けたいからです。糖を足さないということは、ぶどうそのものの熟度と酸のバランスだけで味を成立させるということでもあります。原料の質と熟成の長さが、そのまま瓶の中身に現れる造りです。
もうひとつの柱が、始動した1982年から途切れることなく続けられているソレラ方式のリザーヴワインです。毎年の収穫分を継ぎ足しながら古いワインと混ぜ合わせていくこの手法は、年ごとの出来の差をならし、ブランドとしての味の芯を保つ役割を果たします。ドザージュに頼らない分、40年以上にわたって蓄積されてきた熟成のニュアンスが、甘みの代わりに味わいを支えているわけです。瓶内での熟成期間も長く、5年を超えてから出荷されるのが通例です。またシャンパーニュに加えて、食前酒として親しまれるラタフィア・ド・シャンパーニュも手がけています。
パリで築かれた評価と国際的な広がり
ドザージュを行わないシャンパーニュがまだ珍しかった1980年代、このブランドを最初に受け入れたのはパリの飲み手たちでした。自然派ワインを積極的に揃えるビストロから、予約の取りにくい星付きレストラン、老舗の高級ホテルまで、街の名店のワインリストに名を連ねるようになったと伝えられます。2015年にはフィガロ紙の記事でも、パリのレストランにおけるシャウルスチーズとの好相性の一例として取り上げられました。
近年はヴィヴィーノやセラートラッカーといった愛好家向けの評価サイトでも、レンジ全体が安定した支持を集めています。大きな宣伝を伴わないまま、日本を含む複数の国で扱われるようになった背景には、飲み手から飲み手へと味わいの評判が伝わってきた積み重ねがあります。ノン・ドゼという選択を40年以上にわたって貫いてきた一貫性こそが、このブランドの信頼を支えているといえるでしょう。
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Blanc de Blancs Brut Nature / ブラン・ド・ブラン・ブリュット・ナチュール