Collard Chardelle / コラール・シャルデルは、フランス北東部のシャンパーニュ地方で生産されるシャンパン(発泡性ワイン)の銘柄、Villers-sous-Châtillonを本拠とするRM / レコルタン・マニピュラン、いわゆる栽培醸造家の銘柄で、自社でブドウを育て、そのブドウでシャンパンを生産しています。
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目次

Collard Chardelle / コラール・シャルデル

Collard Chardelle

コラール・シャルデル

コラール・シャルデルは、ヴァレ・ド・ラ・マルヌ右岸のヴィレ=ス=シャティオン村で、1974年にダニエル・コラールと妻フランソワーズが興した家族経営メゾン。ピノ・ムニエ復権の先駆者ルネ・コラールを父に持ち、大型フードル(大樽)醸造を今に受け継ぐ造り手だ。

基本情報

地区Vallée de la Marne / ヴァレ・ド・ラ・マルヌ
- Vallée de la Marne Rive Droite / ヴァレ・ド・ラ・マルヌ・リヴ・ドロワ
Cœur-de-la-Vallée / クール=ド=ラ=ヴァレー
- 51700 Villers-sous-Châtillon / ヴィレ=ス=シャティオン
所在地68 rue de Reuil, 51700 Villers-sous-Châtillon (Google Maps)
公式サイト-
Mailchampagne.collard.chardelle@wanadoo.fr
Tel+33 (0)3 26 58 00 50, +33 (0)3 26 58 34 76(fax)
設立1974
製造業者種別RM

商品更新情報

特徴・スタイル

コラール・シャルデルの真骨頂は、オーク製フードル(大樽)での醸造を守り続ける稀少な造り手であることだ。果汁ごとの樹木適性を見極めて木樽使用の可否を判断し、小樽の強い木香に頼らず、果実の輪郭をそのまま活かす仕込みを行う。 熟成もシュール・ラット、瓶内、タンク、オーク樽、フードルと複数の手法を併用し、じっくりと時間をかけて味わいを練り上げる。看板キュヴェは複数品種のアッサンブラージュで、長期セラリングを経ても果実味と酸のバランスを保つ熟成ポテンシャルの高さで知られる。

歴史・ブランドストーリー

コラール家のシャンパン生産は20世紀初頭、ジョルジュ・コラールに始まる。マルヌ川右岸で自社元詰めをいち早く手掛けた一人で、小樽由来の木の風味を避けるため大型フードル(大樽)を導入した。 その息子ルネ・コラールは1943年、家業の畑3haを継いでルイユ村で自らの名を掲げる。100%ピノ・ムニエのシャンパンをいち早く手がけ、無農薬・無除草剤の畑管理と長期熟成による貯蔵ポテンシャルの実証で、後進生産者にも影響を与えた先駆者だ。 1974年、ルネの息子ダニエル・コラールと妻フランソワーズが、隣村ヴィレ=ス=シャティオンに自分たちの家「コラール・シャルデル」を興した。

詳細

コラール・シャルデルは、マルヌ川右岸のヴィレ=ス=シャティオン村に約8.5haの自社畑を構える。シャルドネ、ムニエ、ピノ・ノワールの3品種を栽培し、なかでもムニエは村全体の栽培面積の約9割を占めるほど、この土地を代表する品種だ。ムニエ由来の親しみやすい果実味と丸みのある口当たりが、マルヌ谷右岸のスタイルを特徴づけている。畑は粘土質石灰岩と白亜が混じり合う、マルヌ谷右岸に典型的な土壌に育まれている。

気候は半海洋性・半大陸性で、栽培は慣行農法による手摘み収穫を基本とする。一部のキュヴェでは、オーク製フードル(大樽)を用いた木樽醸造を行っており、これは現在では数少ない生産者の一つとして知られる。果汁ごとの樹木適性を見極めながら木樽使用の可否を判断する点も特徴だ。

1974年の創業以来、家族経営体制を貫きながら、畑ごとの個性を見極める丁寧な栽培管理を続けている。収穫から仕込みまでを家族の目で一貫して管理できることが、小規模生産者ならではの強みとなっている。

栽培・生産データ
創業年1974年
自社畑面積約8.5ha
栽培品種シャルドネ、ムニエ、ピノ・ノワール(3品種)
村内ピノ・ムニエ比率約9割(ヴィレ=ス=シャティオン村全体)

醸造方針

伝統的シャンパーニュ製法にもとづき、瓶内二次発酵で丁寧に仕上げる。熟成にはシュール・ラット(澱の上での瓶熟成)、瓶内熟成、タンク、オーク樽、フードルと複数の手法を組み合わせ、キュヴェごとに最適な熟成環境を選び分けている。こうした多様な熟成手法の使い分けが、コラール・シャルデルならではの奥行きある味わいを生み出している。

大型フードル(大樽)での醸造は、小樽由来の強い木香を避け、素材そのものの風味を生かす狙いがある。現在オーク樽での醸造を続ける生産者はシャンパーニュ全体でも限られており、コラール・シャルデルはその希少な担い手の一人に数えられる。

受賞歴・評価

Guide Hachette des Vinsへの掲載歴を持つほか、近年は海外のワインメディアが選ぶ年間ベストシャンパンにも名を連ねるなど、フランス国内外での評価が広がりつつある。オーク樽由来の複雑な熟成香を持つスタイルは、テイスターの間でも独自の個性として注目されている。

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