Christophe Martin / クリストフ・マルタンは、フランス北東部のシャンパーニュ地方で生産されるシャンパン(発泡性ワイン)の銘柄、Oiryを本拠とするRM / レコルタン・マニピュラン、いわゆる栽培醸造家の銘柄で、自社でブドウを育て、そのブドウでシャンパンを生産しています。
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目次

Christophe Martin / クリストフ・マルタン

Christophe Martin

クリストフ・マルタン

クリストフ・マルタンは、コート・デ・ブランのグラン・クリュ村オワリィを拠点とする、家族三代のブドウ栽培の伝統から生まれたRM(レコルタン・マニピュラン)シャンパーニュ。自社畑のシャルドネとピノ・ノワールで、果実味とミネラル感のバランスを追求する。

基本情報

地区Côte des Blancs / コート・デ・ブラン
51530 Oiry / オワリィ [Grand Cru]
所在地46 rue APPERT RAULIN, 51530 Oiry (Google Maps)
公式サイトhttps://www.champagne-christophe-martin.fr/
Mailmartin.christophe@hexanet.fr
SNS
Tel+33 (0)3 26 57 67 30, +33 (0)3 26 57 04 09(fax)
製造業者種別RM
インポーター有限会社ヌーヴェル・セレクション

商品更新情報

特徴・スタイル

クリストフ・マルタンのシャンパーニュは、コート・デ・ブランのシャルドネが持つミネラル感と、ヴァレ・ド・ラ・マルヌ系のピノ・ノワールが生む果実味を組み合わせ、両者のバランスを重視するスタイルにまとめられている。 基幹キュヴェの「トラディション」はフルーティで親しみやすく、食前酒やカクテルのベースとして気軽に楽しめる味わい。一方、収穫年を厳選して仕込む「ミレジメ」系は長期の熟成を経て、蜂蜜や甘草、ロースト香を思わせる複雑な香味へと育っていく。

歴史・ブランドストーリー

クリストフ・マルタンの家系は三世代にわたりブドウ栽培に携わってきた。当主クリストフ・マルタン自身はアヴィーズで栽培学を修めたのち、1991年にディジョンで醸造学のディプロムを取得し、同じ年に自身の名を冠したシャンパーニュ・ブランド「クリストフ・マルタン」を立ち上げる。 創業当初の生産量は年間約3,000本、自社畑はわずか2.5haを少し超える程度というごく小規模な出発だった。そこから畑を一区画ずつ買い増しながら段階的に規模を拡大し、現在では自社畑8.5haを保有するまでに成長。オワリィ、シュイィ、エペルネ、マルイユ=シュル=アイ、アヴネ=ヴァル=ドール、マルドゥイユの各コミューンに区画が分散し、年間生産量も約30,000本まで伸びている。 現在もクリストフ・マルタン自身がヴィニュロン兼醸造責任者として経営を担う一人体制で、ヴィニュロン・アンデパンダン(独立生産者組合)の会員でもある。

詳細

クリストフ・マルタンが本拠を置くオワリィは、コート・デ・ブランの中でも際立って平坦な地形を持つグラン・クリュ村である。この村にはモエ・エ・シャンドンの大規模な醸造施設が置かれる一方、そのすぐそばでクリストフ・マルタン一家のような小規模なRM(レコルタン・マニピュラン、自社畑のブドウのみで栽培から醸造・熟成までを一貫して手がける生産者)が畑を守り続けている。一族は三世代にわたってこの土地でブドウ栽培に携わってきており、当主クリストフ・マルタンはその伝統を継ぎながら、1991年に自身の名を冠したブランドとして独立を果たした。

自社畑はグラン・クリュのオワリィとシュイィを核に、プルミエ・クリュのマルイユ=シュル=アイ、さらにアヴネ=ヴァル=ドール、エペルネ、マルドゥイユへと広がる、計8.5haの畑を保有する。栽培品種はシャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエの3種。なかでも「ブラン・ド・ブラン」に使われるオワリィとシュイィの2区画は、当主クリストフ・マルタンが最初に取得した最古参の畑であり、メゾンの出発点にあたる区画である。創業から30年余りをかけて畑を一区画ずつ買い増してきた歩みが、この畑の広がりに刻まれている。

栽培面ではHVE(高環境価値)認証、VDC(シャンパーニュ地方持続可能ぶどう栽培)認証を取得しており、環境に配慮した畑管理を実践している。

公式サイトでは自社畑をオワリィ、シュイィ、マルイユ=シュル=アイ、アヴネ=ヴァル=ドール、エペルネの5村として紹介しているが、外部情報ではマルドゥイユを加えた6村としており、両者の間にはわずかな差異がある。

基本データ
創業年1991年
自社畑面積8.5ha
年間生産量約30,000本
認証HVE、VDC

醸造方針

クリストフ・マルタンのレンジは、基幹キュヴェの「トラディション」を軸に、「ロゼ」「ブラン・ド・ブラン」「ブラン・ド・ノワール プルミエ・クリュ」「ミレジメ」の5つで構成される。

基幹キュヴェの「トラディション」は全区画をアッサンブラージュした一本で、シャルドネ60%、ピノ・ノワール35%、ピノ・ムニエ5%を組み合わせる。リザーブワインを40%配合し、その一部は容量20hlのフレンチオーク大樽で保管したのち使用。澱との接触期間は最低36ヶ月に及ぶ。

「ロゼ」はブリュット・トラディションに、赤ワインであるコトー・シャンプノワを7%加えるアッサンブラージュ方式で仕上げる。「ブラン・ド・ブラン」(グラン・クリュ)はオワリィとシュイィの最古参2区画のシャルドネ100%で造られ、澱との接触は最低36ヶ月、ミレジメ仕様では最低60ヶ月に延長される。

「ブラン・ド・ノワール プルミエ・クリュ」はマルイユ=シュル=アイのピノ・ノワール100%を使用し、澱との接触は最低24ヶ月。「ミレジメ」は古樹の区画を厳選した特別な年にのみ醸造されるキュヴェで、シャルドネ60%、ピノ・ノワール40%を組み合わせ、澱との接触は最低60ヶ月と、レンジの中でもっとも長い熟成期間を持つ。

所属団体と経営体制

クリストフ・マルタンは独立生産者の組合であるヴィニュロン・アンデパンダンに加盟し、大手ネゴシアンに頼らず自社畑のブドウのみでシャンパーニュを仕込む姿勢を貫いている。経営は当主クリストフ・マルタン自身がヴィニュロン兼醸造責任者として担う一人体制で、公式サイトも「私」という一人称で綴られる個人経営らしい語り口が特徴となっている。

こうした組合に加わることは、大量生産のネゴシアン系ブランドとは異なる、畑に根差した造り手としての立場を示すものでもある。

畑から瓶詰めまでを手放さないその姿勢は今も変わらず、クリストフ・マルタンというブランドの一貫した軸となっている。

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