目次
Christophe Dechannes
クリストフ・デシャン
基本情報
| 地区 | Côte des Bar / コート・デ・バール - Barséquanais / バルセカネ |
| 村 | 10340 Les Riceys / レ・リセ |
| 所在地 | 3 bis grande Rue de l’Ecole, 10340 Les Riceys (Google Maps) |
| 公式サイト | - |
| SNS | @champagne.dechannesChampagnechristophedechannes |
| Tel | +33 (0)3 25 29 39 79, +33 (0)3 25 29 89 94(fax) |
| 設立 | 1973 |
| 製造業者種別 | RM |
商品更新情報
2026-06-20 10:25:27 ペルル・ノワールの商品情報を更新しました。
2026-06-20 10:25:27 ペルル・ブランシュの商品情報を更新しました。
特徴・スタイル
歴史・ブランドストーリー
詳細
クリストフ・デシャンが拠点を構えるレ・リセは、シャンパーニュ地方の最南端に位置するコート・デ・バール、その中でもバルセカネと呼ばれる一帯にある村です。単一の村としてはシャンパーニュ地方で最大の作付面積を持ち、さらにシャンパーニュ、コトー・シャンプノワ、ロゼ・デ・リセという3つのAOCを名乗ることができるフランス唯一の村としても知られています。エシェル・デ・クリュの格付け上はオートル・クリュにあたりますが、その名はむしろ、ピノ・ノワールの銘醸地としての実績で語られてきました。
3つのAOCのうちロゼ・デ・リセは、ピノ・ノワールから造られる色の濃いスティルロゼで、良い年にだけ仕込まれるワインとして知られます。泡のないワインとしても成立する果実の凝縮感がこの土地のピノ・ノワールには備わっており、その力がそのままシャンパーニュの味わいにも生きています。格付けのオートル・クリュは、グラン・クリュ、プルミエ・クリュに続く区分を指す呼び名です。
デシャン家の自社畑は約9ha、村を取り巻く斜面に区画が点在しています。土壌はキンメリジャンの石灰岩と粘土質の泥灰岩で、これはシャブリを擁する北ブルゴーニュと同じ地層にあたります。太古の海に堆積した石灰質が、ワインに芯の通ったミネラル感と伸びやかな酸をもたらすと考えられています。植えられているのはピノ・ノワールが大半で、シャルドネは約0.5haにとどまります。赤ブドウを主役に据えたこの構成が、ブラン・ド・ノワールを軸とするラインナップにそのまま表れています。
栽培では持続可能なアプローチが取られ、環境認証のHVE(高環境価値)を取得しています。HVEは生物多様性、植物防疫、肥料管理、水資源管理の4分野を審査するフランスの国家認証で、畑での日々の作業がどれだけ環境に配慮しているかを第三者の目で評価する仕組みです。レ・リセのように作付面積の広い村では、生産者ごとの畑仕事の積み重ねがそのまま村全体の景観と土壌の健全さにつながります。1956年から同じ土地を耕してきた家族にとって、畑を良い状態のまま次の世代へ渡すことは、家業を続けることと同じ意味を持ちます。
| 自社畑面積 | 約9ha |
|---|---|
| シャルドネ作付面積 | 約0.5ha |
| 環境認証 | HVE(高環境価値) |
| リザーヴワイン比率 | 約60% |
| ソレラ方式開始 | 2011年 |
| 瓶内熟成期間 | 約2年 |
醸造方針
発酵は温度管理されたステンレスタンクで行われます。木樽の風味を重ねるのではなく、ピノ・ノワールの果実味とキンメリジャン土壌のミネラル感をできるだけそのまま瓶に移すための選択です。
醸造でとりわけ特徴的なのが、リザーヴワイン(過去の収穫年の貯蔵ワイン)の扱いです。2011年からソレラ方式、つまり古いワインを溜めたタンクから一部を引き出しては新しいワインを継ぎ足していく方式でリザーヴワインを育てており、ブレンドの約60%をこの貯蔵ワインが占めます。年ごとの出来不出来をならすだけでなく、継ぎ足しを重ねるほど複数のヴィンテージが層のように積み重なり、若いワインだけでは出せない厚みと安定感が生まれます。
瓶詰め後は約2年の瓶内熟成を経て出荷されます。熟成中に酵母から溶け出す成分が、ブリオッシュやトーストを思わせる香ばしさと、きめ細かな泡立ちを育てていきます。
レ・リセの造り手たちとともに
クリストフ・デシャンは、レ・リセの生産者9軒が集まる「テロワール・デ・リセ(Terroir des Riceys)」に加盟しています。村の名前を各自ばらばらにではなく共同で発信する取り組みで、ワイン・パリやプランタン・デ・シャンパーニュといった国際的な試飲・商談の場にも、この枠組みを通じて出展しています。
コート・デ・バールは長らくブドウの供給地として語られてきた産地ですが、近年は自ら瓶詰めまで手がける造り手が村ごとの個性を発信するようになりました。クリストフ・デシャンもそのひとつとして、レ・リセの土壌とピノ・ノワールが持つ力を、自らの名を冠した1本で伝え続けています。
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Demi-Sec Tradition / デゥミ・セック・トラディション
Brut Tradition / ブリュット・トラディション