Bonnet Launois / ボネ・ローノワは、フランス北東部のシャンパーニュ地方で生産されるシャンパン(発泡性ワイン)の銘柄、Vertusを本拠とするRM / レコルタン・マニピュラン、いわゆる栽培醸造家の銘柄で、自社でブドウを育て、そのブドウでシャンパンを生産しています。
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目次

Bonnet Launois / ボネ・ローノワ

Bonnet Launois

ボネ・ローノワ

ボネ・ローノワは、コート・デ・ブランのヴェルテュを発祥地に持つ家族経営のレコルタン・マニピュラン(栽培醸造家)。約40の小区画から成るモザイク状の自社畑を営み、多様な産地とブドウ品種をブレンドし複雑味とエレガンスを両立させるスタイルを追求している。

基本情報

地区Côte des Blancs / コート・デ・ブラン
村Blancs-Coteaux / ブラン=コトー
- 51130 Vertus / ヴェルテュ [Premier Cru]
所在地17 route du Mesnil, BP 60, 51130 Vertus (Google Maps)
公式サイトhttp://www.bonnet-launois.fr/
Mailinfo@bonnet-launois.fr
Tel+33 (0)3 26 52 22 46, +33 (0)3 26 52 03 22(fax)
製造業者種別RM

商品更新情報

特徴・スタイル

ボネ・ローノワが目指すのは「多様性の中の均衡」。ヴェルテュのシャルドネとフォソワのピノ・ノワール、ピノ・ムニエ、産地も品種も異なる約40区画のブドウを丁寧にブレンドし、複雑味とエレガンスを兼ね備えた味わいを描き出す。白い果実や柑橘、フローラルな香りにいきいきとした酸が寄り添うブリュット・レゼルヴを軸に、長期熟成でリンゴや桃、アーモンドの深みをまとうノンヴィンテージの特別キュヴェなど、モザイク状の畑を映すレンジを展開している。

歴史・ブランドストーリー

ボネ・ローノワの物語は、コート・デ・ブラン南部の村ヴェルテュに始まる。ヴェルテュは1360年、フランス王ジャン・ル・ボンによって創設された「ヴェルテュ伯領」の中心地であり、その後ヴィスコンティ家、オルレアン公家、ダヴォゴール家といった有力な家系が代々この地を治めてきた。 ボネ・ローノワはこの歴史に敬意を表し、ドメーヌのエンブレムにヴェルテュ最後の伯爵アンリ=フランソワ・ダヴォゴールの紋章を採用している。土地の記憶を今に伝えるこの紋章は、家族経営の誇りの象徴でもある。 やがて自社畑はヴァレ・ド・ラ・マルヌのフォソワ村にも広がり、現在では同村が醸造・熟成の拠点となった。現経営者アルノー・ロベールのもと、ヴェルテュ発祥の物語とフォソワでの醸造を両輪に、メゾンは歩みを続けている。

詳細

ボネ・ローノワは家族経営のレコルタン・マニピュラン(栽培醸造家)として、栽培から醸造、瓶詰めまでを一貫して自社で手掛ける。生産者団体ヴィニュロン・アンデパンダンにも加盟し、独立生産者としての姿勢を明確にしている。レコルタン・マニピュランとは、自ら栽培したブドウのみを用いて醸造から瓶詰めまで手掛ける生産者を指す呼称で、大手メゾンによるブレンドとは一線を画す、畑の個性を色濃く映すスタイルを志向する生産者に多い。

ボネ・ローノワの畑は、発祥の地であるヴェルテュ(コート・デ・ブラン、プルミエ・クリュ)と、その後開墾を進めたヴァレ・ド・ラ・マルヌのフォソワ、この二つの村にまたがっている。庭ほどの広さのものも含む約40の小区画が寄せ集まったモザイク状の構成で、ヴェルテュの畑からはシャルドネのみを、フォソワの畑からはピノ・ノワールとピノ・ムニエを収穫し、それぞれの土地の個性をそのまま瓶に閉じ込める。醸造・熟成の拠点であるカーヴは、フォソワ村内のル・サブロン(Le Sablon)地区に置かれている。

ボネ・ローノワは全ての自社畑で持続可能なブドウ栽培を実践しており、環境負荷の低減を経営の柱に据えている。区画ごとに生垣や果樹、小屋、石垣を設けて生態系の多様性を保っているほか、垣根の支柱にはフォソワ近郊の森林で育ったアカシア材を、熟成樽にはフランス産オーク材を用いるなど、地域の資源を生かした素材選びも徹底している。畑では草生栽培によって土壌流出を防ぎつつ投入資材を削減し、性フェロモンによる交信攪乱(コンフュージョン・セクシュエル)で殺虫剤の使用を抑えている。雨水の利用や廃棄物の分別、省エネルギーへの取り組みも日常的に実践されている。

こうした取り組みが評価され、生物多様性・施肥・植物防疫・水管理の4分野を審査するHVE(Haute Valeur Environnementale)認証で最高位となるレベル3を取得した。HVEはフランス国内で農業の環境負荷を段階的に評価する認証制度で、レベル3は数値基準を満たした最上位の認証にあたる。使用するブドウはすべて自社畑産で、栽培から瓶詰めまでのトレーサビリティを100%保証している。

栽培・生産データ
自社畑区画数約40区画
製造業者区分RM(レコルタン・マニピュラン)
環境認証HVE レベル3(最高位)
自社畑ブドウ使用率100%(トレーサビリティ保証)

醸造方針

ボネ・ローノワが掲げるのは「多様性の中の均衡」というスタイル。産地も品種も異なる区画のワインを丁寧にアッサンブラージュすることで、複雑味とエレガンスを両立させている。主軸となるブリュット・レゼルヴは、ピノ・ムニエを中心にシャルドネ、ピノ・ノワールを組み合わせ、30か月の熟成を経てリリースされる。ドサージュは7g/Lに抑えられ、白い果実や柑橘、フローラルな香りに、いきいきとした酸が寄り添う味わいに仕上がる。甘口を好む向けにはドゥミ・セックも用意されている。

特別キュヴェ「レ・パリス」は、シャルドネとピノ・ノワールを軸にピノ・ムニエを加えた構成で、最低6年という長期熟成を経てから世に出される。ドサージュは8g/Lに設定され、単一年を名乗らないノンヴィンテージとしているのは、複数年のワインを組み合わせるアッサンブラージュの伝統技法を尊重するためだ。リンゴや桃、アーモンド、サンザシを思わせる香りが折り重なり、ヴェルテュとフォソワ、それぞれの畑の個性が一体となった深みを表現する。ロゼも同じ哲学のもとでラインナップに加えられている。手に取りやすいブリュット・レゼルヴから、じっくりと向き合う特別キュヴェまで、ボネ・ローノワは幅広い飲み手に対応するレンジを展開している。

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