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Brut Réserve ブリュット・レゼルヴ
焼きたてブリオッシュの香りと黄金の輝き。シャンパーニュを代表するノン・ヴィンテージの傑作。
概要
詳細
シャルル・エドシックの顔とも言えるノン・ヴィンテージ・キュヴェ、ブリュット・レゼルヴ。その品質の高さはワイン・スペクテーター93点、ジェームズ・サックリング94点など世界的な評価機関が軒並み高得点を付けることからも明らかだ。ノン・ヴィンテージとしては異例の評価を受け続けるこの一本は、シャンパーニュ入門者から熟練愛好家まで、幅広い層に支持される普遍的なスタンダードとして確固たる地位を築いている。
ブレンドにはシャンパーニュ全域から厳選された60クリュ、150種類ものベースワインが使用される。中心となるのは3つのクリュだ。グラン・クリュに格付けされるオジェ村のシャルドネは肉付きよく豊満なノートをもたらし、同じくグラン・クリュのアンボネ村産ピノ・ノワールがワインに力強さと骨格を与える。そしてヴェルヌイユ村のピノ・ムニエがブレンド全体にバランスと滑らかなテクスチャーを加え、三者が見事に調和する。
ブレンド比率は時代とともに変化してきた。2002年に逝去したダニエル・ティボー醸造長の時代は「ピノ・ノワール 40%、ピノ・ムニエ 35%、シャルドネ 25%」という赤系品種主体の構成で、骨格と果実感を前面に打ち出したスタイルだった。現行ロットではシャルドネの比率が引き上げられ「ピノ・ノワール 40%、シャルドネ 40%、ピノ・ムニエ 20%」へと変化。エレガンスと繊細さが増し、よりバランスの取れた現代的な表情へと進化している。愛飲家の間では両スタイルの飲み比べを楽しむ声も多く、ロットごとの個性を追いかけるのもブリュット・レゼルヴの醍醐味のひとつだ。
最大の特徴は、リザーヴワインの使用比率にある。平均10年熟成、最長15年という長期熟成のリザーヴワインをブレンド全体の40〜50%という高い比率で加えることで、単一ヴィンテージでは決して到達できない複雑さと重層性が生まれる。「ノン・ヴィンテージだから」という先入観を覆す深みは、まさにこのリザーヴワイン哲学の賜物だ。
熟成の場は、ガロ・ロマン時代の石灰質地下採石場跡「クレイエール」。地下約20mに広がるこの天然セラーは常温10℃に保たれ、ランスの地下にひっそりと眠る遺産でもある。2015年にはユネスコ世界遺産に登録され、シャルル・エドシックはその象徴的な空間でワインを育て続けている。熟成期間は法定最低15ヶ月をはるかに超える最低36ヶ月(3年以上)。この時間的な投資が、ブリュット・レゼルヴの格を決定づけている。
発酵はステンレスタンクを主体としつつ、全体の5〜10%をブルゴーニュ産オーク古樽で行う。新樽は使用せず、長年使い込まれた古樽がわずかな酸化的ニュアンスと複雑さをさりげなく付与する。主張しすぎない樽の使い方が、シャルル・エドシックらしい品のある仕上がりを支えている。
| タイプ | ノン・ヴィンテージ(白・辛口) |
|---|---|
| ブドウ品種(現行) | ピノ・ノワール 40%、シャルドネ 40%、ピノ・ムニエ 20% |
| ブドウ品種(旧スタイル) | ピノ・ノワール 40%、ピノ・ムニエ 35%、シャルドネ 25% |
| 使用クリュ数 | 60クリュ、150種類のベースワイン |
| リザーヴワイン比率 | 40〜50%(平均熟成10年、最長15年) |
| 熟成期間 | 最低36ヶ月(澱と共に) |
| 熟成場所 | クレイエール(ユネスコ世界遺産、地下約20m) |
| ドサージュ | 11g/L |
| アルコール度数 | 12% |
生産者情報
- 生産者名
- Charles Heidsieck / シャルル・エドシック
- 地区
- Montagne de Reims / モンターニュ・ド・ランス
- Vallée de la Vesle / ヴァレ・ド・ラ・ヴェスル - 村
- 51100 Reims / ランス
- 概要
- シャルル・エドシックは、1851年にランスで創業したシャンパーニュ・メゾンです。若き創業者はアメリカ社交界を沸かせ「シャンパン・チャーリー」と呼ばれました。長期熟成と、多くの年のワインを重ねるブレンドを2本の柱に、豊かでふくよかな味わいを生み出しています。
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