アヴィーズ、ヴェルチュス等「コート・デ・ブラン」、エペルネ、ヴァントゥイユ等「ヴァレ・ド・ラ・マルヌ」、ヴィルノークス・ラ・グランド等「コート・ド・セザンヌ」の合計10村の畑より。 2013年産ピノ・ノワール50%、2014年産シャルドネ25%、2012年産シャルドネ25%のブレンド。 平均樹齢35年。ドザージュは約9g/l。 ボトルにエッチングされた花（コクリコ）は、「ひなげし」。 厳格なリュット・レゾネ栽培 伝統的な木製垂直プレス機を使用。 マロラクティック発酵を行うエペルネ市から西に10km、「ヴァレ・ド・ラ・マルヌ」の主要村ヴァントゥイユに所在するRM。 4代目となるミッシェル・ゲールは、畑仕事で鍛えられたその分厚い胸板を別にすれば、農業家というよりも静かなる哲人といった佇まい。長年、SGV（シャンパーニュ栽培者組合）のエペルネ本部の要職も務めているそうで、その穏やかな話し方と深い内容に接するにつけ、なるほど彼のような大人物でないと、シャンパーニュの個性的なヴィニュロンたちをまとめられないのだろうなと納得。 公私ともに「シャンパーニュとはどうあるべきか」を考え続けるゲールは言う...