Bression Sebastien / ブレシオン・セバスチャンは、フランス北東部のシャンパーニュ地方で生産されるシャンパン(発泡性ワイン)の銘柄、Étogesを本拠とするRM / レコルタン・マニピュラン、いわゆる栽培醸造家の銘柄で、自社でブドウを育て、そのブドウでシャンパンを生産しています。
本サイト「シャンパンが好き! - シャンパン専門サイト」は、複数の企業と提携しており、記事内・商品一覧内のリンクを経由してご購入いただいた場合、運営者に報酬が支払われることがあります。読者の方の購入金額に追加負担は生じません。 ※運営者情報・サイトポリシーはこちら

目次

Bression Sebastien / ブレシオン・セバスチャン

Bression Sebastien

ブレシオン・セバスチャン

ブレシオン・セバスチャンは、コート・デ・ブランとコート・ド・セザンヌの境界エトージュ村を拠点とするRM(レコルタン・マニピュラン)。家族の小さな畑を継承したセバスチャン・ブレシオンが、有機栽培へと転換しながら丸みと豊かさを兼ね備えたスタイルへと育て上げた造り手だ。

基本情報

地区Val du Petit Morin / ヴァル・デュ・プティ・モラン
村51270 Étoges / エトージュ
所在地LA HAIE CARBON, 51270 Étoges (Google Maps)
公式サイトhttps://champagnebression-s.com/
Mailchampagnebression.s@orange.fr
SNS@champagnebressionsebastien
Tel+33 (0)3 26 53 76 67
製造業者種別RM
インポーター株式会社indigo
生産者表記S.A.S. BRESSION SÉBASTIEN BRESSION Sébastien

商品更新情報

特徴・スタイル

ブレシオン・セバスチャンが目指すのは、「丸みがあり豊か」と評されるスタイルだ。定番となるトラディション系は、青リンゴや洋梨、スパイスを思わせる瑞々しい香りとしなやかで丸みのある口当たりが持ち味となる。 一方でプレステージ系は柑橘や白い花の香りに張りのある酸が重なり、輪郭のはっきりとした味わいに仕上がる。小容量タンクに加えてシャンパーニュ産オーク樽でも仕込みを行うことで、柑橘やブリオッシュを思わせるヴィノーな香りに軽い苦味を伴う余韻を持つキュヴェも生まれ、樽由来の奥行きがレンジ全体に厚みを添えている。

歴史・ブランドストーリー

ブレシオン家は、エトージュで複数世代にわたりブドウを育ててきたヴィニュロン一族である。1960年代初頭、当主セバスチャン・ブレシオンの父がこの地に隣接する区画を購入して定住し、栽培したブドウをネゴシアンへ販売する日々が続いた。 転機が訪れたのは2000年、セバスチャンが家族の畑わずか0.8haを受け継いだときだ。彼はそこから区画を買い増しながら畑を広げ、2005〜2006年の収穫分で自らのメゾンとして初めてのヴィニフィカシオンに挑んだ。 その後も拡大を続け、2016年にはS.A.S.ブレシオン・セバスチャンとして法人化。2020年からは畑を有機農法へと転換し、化学的な介入に頼らない栽培へと舵を切っている。

詳細

ブレシオン・セバスチャンは、コート・デ・ブランとコート・ド・セザンヌの境界にあたるヴァル・デュ・プティ・モラン地区、エトージュ村を拠点とするRM(レコルタン・マニピュラン)である。収穫から醸造、瓶詰めまでを自社で一貫して手がけ、ヴィニュロン・アンデパンダン・ド・シャンパーニュにも加盟する独立系の家族経営メゾンだ。

畑は約30の小区画に分かれ、周辺5つの村にまたがって点在する構成で、単一の丘陵に集約されたメゾンとは異なるモザイク状のテロワールを持つのが特徴だ。区画の一部には樹齢50年を超える古いシャルドネも残り、畑全体に奥行きのある個性を与えている。

栽培の中心品種はシャルドネとピノ・ムニエで、比率はおおよそ6対4。ここにピノ・ノワールも少量加わる。栽培方針は減農薬・減化学肥料を軸にした栽培から出発し、2020年からは有機農法への転換を進めている。殺虫剤は使用せず、区画ごとに下草を残す、あるいは機械的な管理によって収量を自然に抑える手法を採用し、過度な介入を避けながら土地の個性をそのままブドウに映し出すことを目指している。

基本データ
自社畑面積約3.4〜4ha
区画数約30区画
品種構成シャルドネ60%・ピノ・ムニエ40%(基本比率)
熟成樽容量300L(シャンパーニュ産オーク樽)
瓶内熟成期間3〜10年(キュヴェにより異なる)
法人設立2016年7月

醸造方針

収穫したブドウは、ステンレス製のニューマティックプレスで速やかに搾汁される。マロラクティック発酵は自然に任され、醸造中の亜硫酸添加も最小限に抑えられている。仕込みには小容量タンクに加えて300リットルのシャンパーニュ産オーク樽も用いられ、キュヴェによって異なる個性を生み出す土台となっている。

瓶内での熟成期間はキュヴェごとに幅があり、公式には3〜10年という期間が示されている。十分な熟成に達したと判断された時点でルミュアージュとデゴルジュマンが行われ、出荷はそこから最低でも3〜6ヶ月を経てから。急がず仕上げの時間を取る姿勢が、メゾン全体の「丸みがあり豊か」というスタイルを支えている。

受賞歴・国際評価

2016年以降、コンクール・デ・ヴィニュロン・アンデパンダンとコンクール・ジェネラル・アグリコル・パリでは、トラディション系・プレステージ系を中心にほぼ毎年何らかのメダルを獲得しており、2018年にはフェミナリーズでも金賞を受賞するなど、評価は特定の年やキュヴェに偏らず継続している。ギッド・アシェット・デ・ヴァンにも2007年版以降、複数年にわたり継続して掲載されており、家族経営の小規模メゾンとして着実に評価を積み重ねてきたことがうかがえる。父の代からの土地への理解を受け継ぎながら、有機栽培への転換や樽仕込みへの挑戦など、規模の小ささを味わいの奥行きに変えてきた歩みが、これらの評価にも表れている。

詳細を閉じる

キュヴェ一覧

画像集