Michel Jacques / ミッシェル・ジャックは、フランス北東部のシャンパーニュ地方で生産されるシャンパン(発泡性ワイン)の銘柄です。
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目次

Michel Jacques / ミッシェル・ジャック

Michel Jacques

ミッシェル・ジャック

ミッシェル・ジャックは、ブルゴーニュの3つ星シェフとヴェルズネイのシャンパーニュ・メゾンの出会いから生まれたブランドです。グラン・クリュに格付けされた村の畑を土台に、料理に寄り添うエレガントで繊細な味わいを追求。コラボレーションならではの個性が息づくシャンパーニュです。

基本情報

地区Montagne de Reims / モンターニュ・ド・ランス
- Grande Montagne de Reims / グランド・モンターニュ・ド・ランス
51360 Verzenay / ヴェルズネイ [Grand Cru]
所在地-
公式サイト-

商品更新情報

特徴・スタイル

ミッシェル・ジャックが目指すのは、料理の傍らに置いて心地よいエレガンスと繊細さです。土台となるのは、ピノ・ノワールの銘醸地として知られるグラン・クリュ、ヴェルズネイのブドウ。ここにシャルドネやピノ・ムニエを組み合わせ、ピノ・ノワールがもたらす骨格に伸びやかさを添えていきます。 醸造では樽を使わず、ステンレスタンクを12℃に保ってブドウ本来の香りを閉じ込めます。さらに全キュヴェを最低3年寝かせることで、泡はきめ細かく、味わいはまろやかに。食卓で料理と語り合うための一杯、という設計思想が貫かれています。

歴史・ブランドストーリー

ミッシェル・ジャックは、料理人とシャンパーニュの造り手という異なる二つの世界の出会いから生まれました。ブルゴーニュ地方ジョワニーの「ラ・コート・サンジャック」を1958年に母から受け継いだミッシェル・ローランは、1971年にミシュラン1つ星を得ると、1986年には息子とともに3つ星に到達した名シェフです。 一方のジャニソン・エ・フィスは、ヴェルズネイに根を張る一族です。1923年に祖父が最初のキュヴェを世に出し、初期のレコルタン・マニピュランの一人でした。当主マニュエル・ジャニソンはアヴィーズで栽培と醸造を学んで家業に戻り、1996年に自らのメゾン・ド・ネゴスを構え、やがてシェフとの出会いを迎えます。

詳細

ミッシェル・ジャックは、自社で畑や醸造設備を構えるドメーヌ型のメゾンではなく、料理人とシャンパーニュの造り手が手を組んで立ち上げた企画型のブランドです。実際の生産を担うのは、モンターニュ・ド・ランスのグラン・クリュ、ヴェルズネイに拠点を置くジャニソン・エ・フィス。ブランドの中身を規定しているのは、この造り手が積み上げてきたブドウ調達と醸造の体制です。

ヴェルズネイは、モンターニュ・ド・ランスの北斜面を代表するピノ・ノワールの産地で、グラン・クリュに格付けされた村のひとつです。ジャニソン・エ・フィスは自らこの村に畑を持ち、さらに周辺のグラン・クリュやプルミエ・クリュの契約栽培者とも長年関係を築いてきました。ミッシェル・ジャックのボトルに詰められるのは、こうした畑から集められたブドウです。

醸造方針

醸造の特徴は、樽を用いないことにあります。発酵から熟成までをステンレスタンクで行い、庫内を12℃に保つことで、ブドウがもともと備えている香りを損なわずに閉じ込めます。木の風味を重ねるのではなく、産地と品種の輪郭をそのまま届けようとする考え方です。

瓶内熟成についても方針は明快で、全てのキュヴェを最低3年間、12℃の環境で寝かせてから出荷します。規定を上回る時間を確保することで、泡はきめ細かくなり、酸の角も丸みを帯びていきます。

畑の管理においても、除草剤や殺虫剤に頼らず、電動トラクターを導入するなど環境負荷を抑える取り組みが続けられています。造り手自身はこれを「常識的な栽培(viticulture de bon sens)」と呼び、認証の取得を目的とせず、畑にとって無理のない選択を積み重ねる姿勢です。

ブランドが目指すもの

ミッシェル・ジャックという名の由来となったミッシェル・ローランは、皿の上で味わいを組み立ててきた料理人です。その感覚と、ヴェルズネイの造り手が積み重ねてきた醸造の技術。この二つが交わる地点に置かれているのが、エレガンスと繊細さという共通の目標です。

そのため、レンジに並ぶキュヴェはいずれも、単体で強く自己主張するタイプではなく、食事の流れに寄り添いながら輪郭を保つ方向で組み立てられています。ヴェルズネイのピノ・ノワールが与える骨格を土台に、シャルドネやピノ・ムニエを重ねて全体の均衡を取る手法も、その延長線上にあるものです。

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