目次
Oudiette別名:Maxime Oudiette
ウディエット別名:マキシム・ウディエット
基本情報
| 地区 | Val du Petit Morin / ヴァル・デュ・プティ・モラン |
| 村 | 51270 Beaunay / ボーネ |
| 所在地 | 8 rue de Vauchat, 51270 Beaunay (Google Maps) |
| 公式サイト | https://www.champagne-oudiette.com/ |
| SNS | @Oudiette@champagne.oudiettewww.youtube.com |
| Tel | 06.71.12.75.26 |
| 製造業者種別 | RM |
| インポーター | ヴィヴィット |
商品更新情報
2025-11-28 19:55:30 レ・グラ・デュイルの商品情報を更新しました。
2025-11-28 19:55:30 レ・カウルデの商品情報を更新しました。
特徴・スタイル
歴史・ブランドストーリー
詳細
ドメーヌを率いるのはマキシム・パスカル・シルヴィのウディエット家3人。なかでも2012年に加わったマキシムが、現代的な視点から栽培哲学を牽引する存在となっている。
ウディエットの自社畑は、ボーネを中心に、隣接するセル=レ=コンデ、そしてエトージュにも一部区画を広げ、合計で約4haの規模を持つ。区画の識別と命名には、1821年に作成されたナポレオン期の土地台帳(カダストル・ナポレオニアン)が今も使われており、代々受け継がれてきた土地の記憶がそのままぶどう栽培に生かされている。代表的な区画には、シャルドネを植えたレ・グラ・ドゥイル(Les Gras d'Huile、1993年・2021年植樹)、ムニエの古木が残るレ・ペンドリアス(Les Pendriasses、1965年植樹)、エトージュ村に位置しシャルドネを育てるレ・シェーヌ(Les Chênes、1972年植樹)などがある。約4haという限られた面積に26,115本もの樹が植えられ、樹齢の平均は39年に達する。長年をかけて育て上げられた古木からもたらされる凝縮感が、ウディエットのワインに深みを与えている。
畑の土壌はいずれの区画も粘土質を基調とするが、表土からチョーク層までの深さは40cmから2.5mまで区画ごとに大きく異なる。地質学的には、後期白亜紀のカンパニアン期に形成された石灰岩層が特徴で、ウニの化石を含むミクラスター石灰岩が随所に見られる。この土壌の多様性が、ウディエットの各キュヴェに区画ごとの個性を与える土台となっている。
栽培面では、殺虫剤や除草剤を使わず、銅と硫黄を中心とした植物由来の調製剤を組み合わせることで使用量を抑えている。土壌管理も最小限にとどめ、耕すのは畝の下だけを深さ3〜5cmほど浅く起こす程度で、畝間は自然の草生に委ねられる。ビオロジックやビオディナミ、ヴィティフォレストリー(アグロフォレストリー)、パーマカルチャー的な手法を、区画の個性に応じて柔軟に使い分けるのがウディエット流だ。同じドメーヌの畑であっても、土壌や向き、樹齢によって最適な栽培法は異なるというのが、マキシムの一貫した考え方だ。こうした取り組みの成果として、2024年には自社シャルドネの全区画がAgriculture Biologique(有機農業)認証を取得したが、ボトルやラベル上でこの認証を主張しない方針を貫いている点も特徴的だ。
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 自社畑面積 | 約4ha |
| 平均樹齢 | 39年 |
| 総植栽本数 | 26,115本 |
| 瓶内最低熟成期間 | 30ヶ月 |
| 有機農業認証取得 | 2024年〜(自社シャルドネ全区画) |
醸造方針
収穫した果汁は、静置によるデブルバージュ(澱引き)を行わずバリックへ直接投入される。発酵が進むにつれて果汁があふれ出すことで、自然にオリを押し出す「能動的デブルバージュ」がおこなわれ、果肉由来の旨みを最大限に残す仕組みだ。この製法により、果肉由来の香りや厚みまでもがそのままワインに宿ることになる。一次発酵は現地に棲みつく天然(土着)酵母によって進められ、マロラクティック発酵は自然の成り行きに任されるため、実施の有無は年や区画によって異なる。亜硫酸は一次発酵とマロラクティック発酵の後にごく軽く使用されるのみで、これがウディエットにおける唯一の添加物となっている。
7月になるとバリックの中身は区画ごとにインオックス(ステンレス)タンクへ集約され、瓶詰めのおよそ2日前までそこで過ごす。瓶内熟成は最低30ヶ月におよび、澱は工程を通じて分離されることなく、デゴルジュマンの瞬間に初めて取り除かれる。
ウディエットを象徴する造りのひとつが「ロゼ・ダンフュジオン」製法だ。シャルドネ果汁の発酵が始まったばかりのタイミングで、過熟気味に摘んだムニエの房を手摘み・手除梗し、粒のまま加えて浸漬させる。浸漬期間は色ではなく味だけで判断するブラインドテイスティングによってそのつど見極められ、数値やマニュアルではなく感覚に基づいて決定される点にウディエットらしさが表れている。
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