La Comtesse A. / ラ・コンテス・A.は、フランス北東部のシャンパーニュ地方で生産されるシャンパン(発泡性ワイン)の銘柄、Troissyを本拠とするRM / レコルタン・マニピュラン、いわゆる栽培醸造家の銘柄で、自社でブドウを育て、そのブドウでシャンパンを生産しています。
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目次

La Comtesse A. / ラ・コンテス・A.

La Comtesse A.

ラ・コンテス・A.

ラ・コンテス・A.は、6代続くシャンパーニュ生産者の家系に生まれたアナイス・ルコントが2016年頃に設立したメゾン。祖母から受け継いだ知恵と情熱を「伯爵夫人」の名に込め、自社畑100%の葡萄と花々をめぐる物語で、優雅なシャンパーニュを紡ぎ出している。

基本情報

地区Vallée de la Marne / ヴァレ・ド・ラ・マルヌ
- Vallée de la Marne Rive Gauche / ヴァレ・ド・ラ・マルヌ・リヴ・ゴーシュ
村51700 Troissy / トロワシー
所在地-
公式サイトhttps://www.la-comtesse-a.com/
Mailchampagne@la-comtesse-a.com
SNS@lacomtesse_a
製造業者種別RM

商品更新情報

特徴・スタイル

ラ・コンテス・A.が目指すのは、祖母から受け継いだ花や香水の世界観をグラスの中に映し出すシャンパーニュ。ヴァレ・ド・ラ・マルヌ地区の自社畑で育つ葡萄は、全量が家族自身の手によるものだ。収穫年のワインとフードルで育てたリザーブワインを掛け合わせ、奥行きのある味わいをつくり出す。プレステージライン「Le Jardin Secret de la Comtesse」では、木樽やステンレスタンクに加え、テラコッタ壺での醸造という珍しい手法も取り入れ、テロワールの表情をより繊細に引き出している。

歴史・ブランドストーリー

シャンパーニュ生産者の家系に6代にわたって生まれ育ったアナイス・ルコント。パリとニューヨークでラグジュアリー・マーケティングを学び、ジュネーブの高級腕時計業界で経験を積んだのち、2016年頃、自身のブランド「La Comtesse A.」を立ち上げた。 ブランド名は、アナイスの姓「Le Comte」を女性形にした「La Comtesse(伯爵夫人)」に由来する。これは、栽培と醸造の知恵、そして畑そのものを受け継がせてくれた祖母の愛称でもあり、「A.」にはアナイス自身のイニシャルが重ねられている。 2024年頃には、プレステージライン「Le Jardin Secret de la Comtesse」を新設した。ブラン・ド・ブラン「Les Sources de Gabriel」には、息子ガブリエルへ家族の物語を伝えたいという願いが込められている。

詳細

ラ・コンテス・A.は、ヴァレ・ド・ラ・マルヌ地区のトロワシー村を拠点とするレコルタン・マニピュラン(RM)で、栽培から醸造、瓶詰めまでを自社で一貫して手がける生産者である。使用する葡萄は、トロワシー、ドルマン、ヴァンディエールという、ヴァレ・ド・ラ・マルヌ地区に広がる複数のクリュの自社畑で育てられ、その全量が創業者アナイス・ルコントとその家族自身の手によるものであると公式に明らかにされている。畑は、環境価値の高い農業を認証するHVEを取得しており、シャンパーニュを支えるピノ・ノワール、ピノ・ムニエ、シャルドネの3品種を、キュヴェごとに異なる比率で栽培している。

畑から醸造、瓶詰めまでを一社で手がけるレコルタン・マニピュラン(RM)という立場は、大量生産の効率よりも、区画ごとの個性を丁寧に活かす姿勢を可能にしている。6代にわたってシャンパーニュ生産者を輩出してきた家系に生まれ育った創業者アナイス・ルコントにとって、葡萄そのものへの敬意は、メゾンづくりの根幹をなす価値観になっている。

収穫からボトリングに至るまでの全工程を、アナイス自身が各段階で目を配りながら監督するのが、このメゾンのスタイルである。家族の畑という限られた条件のなかで安定した品質を保ちながら、区画ごとの個性を引き出す栽培・醸造の姿勢が貫かれている。

栽培・生産データ
項目内容
創業2016年頃
対象クリュ数3
自社畑比率100%
瓶詰め後熟成期間最低3年
認証HVE

醸造方針

ベースとなるクラシックライン「Nos Cuvées Classiques」は、その年に収穫したワインに、フードル(大樽)でじっくり熟成させたリザーブワインをアッサンブラージュし、キュヴェごとに異なる配合で厚みと調和を生み出している。仕込みの段階では、温度管理を施したステンレスタンクと伝統的な木樽を使い分け、素材の個性に応じた醸造容器を選んでいる。瓶詰め後は最低3年のセラー熟成を経てからリリースされ、澱との接触によって生まれる複雑さが加わる。

レゼルヴワインの比率はキュヴェによって異なり、その年ごとの個性を生かすキュヴェもあれば、複数年のワインを重ねて安定感を高めるキュヴェもある。こうした配合の妙が、メゾン全体としての一貫した味わいの軸をつくり出している。

2024年頃に登場したプレステージライン「Le Jardin Secret de la Comtesse」では、木樽やステンレスタンクに加えてテラコッタ壺(jarres de terre cuite)での醸造という、シャンパーニュ地方では珍しい手法も採り入れられている。素焼きの壺がもたらす微細な通気性が、果実味やミネラル感の表現に独特の陰影を与えている。

ラインナップとコンセプト

現行のラインナップは、日常的に楽しめるクラシックライン「Nos Cuvées Classiques」と、2024年頃に登場したプレステージライン「Le Jardin Secret de la Comtesse」の二本柱で構成されている。ブランド名やキュヴェ名は、栽培と醸造の知恵を伝えてくれた祖母から受け継いだ花や香水の世界観、そして家族への敬意を軸に統一されたコンセプトで名付けられており、瓶を手にするたびにメゾンの物語を感じられるようになっている。

クラシックラインは、「Mademoiselle Camélia」「Madame Ladybird」(ロゼ)「Monsieur Bleu」(ブラン・ド・ノワール)の3種で構成される。プレステージライン「Le Jardin Secret de la Comtesse」は、ブラン・ド・ブランの「Les Sources de Gabriel」と、ブラン・ド・ノワールの「Les Terres d'Anaïs」の2種を擁し、いずれのキュヴェ名も家族への想いにちなんで名付けられている。

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