Joly Champagne / ジョリ・シャンパーニュは、フランス北東部のシャンパーニュ地方で生産されるシャンパン(発泡性ワイン)の銘柄、Troissyを本拠とするRM / レコルタン・マニピュラン、いわゆる栽培醸造家の銘柄で、自社でブドウを育て、そのブドウでシャンパンを生産しています。
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目次

Joly Champagne / ジョリ・シャンパーニュ

Joly Champagne

ジョリ・シャンパーニュ

ジョリ・シャンパーニュは、ヴァレ・ド・ラ・マルヌ・リヴ・ゴーシュのトロワシー村に本拠を置く造り手です。1950年代前半にブランドを立ち上げ、1998年からは栽培から販売までを自社で一貫。14haの自社畑の75%をピノ・ムニエが占め、マルヌ川沿いの土壌に合うこの品種を軸に、家族で造り続けています。

基本情報

地区Vallée de la Marne / ヴァレ・ド・ラ・マルヌ
- Vallée de la Marne Rive Gauche / ヴァレ・ド・ラ・マルヌ・リヴ・ゴーシュ
村51700 Troissy / トロワシー
所在地16 Route de Paris, 51700 Troissy (Google Maps)
公式サイトhttps://champagne-joly-champagne.com/
Mailinfo@champagne-joly-champagne.fr
SNS@champagnejoly
Tel+33 (0)3 26 52 70 28, +33 (0)3 26 52 73 48, +33 (0)3 26 52 97 93(fax)
設立1951
製造業者種別RM
インポーター大榮産業株式会社
生産者表記EARL JOLY-CHAMPAGNE

商品更新情報

特徴・スタイル

造りの軸にあるのは、ピノ・ムニエという品種への信頼です。マルヌ川沿いの土壌にこの品種がよく合うことを知る一家は、その果汁の質を保つために伝統的な垂直式プレス機を使い続けています。 もうひとつの軸は時間です。瓶詰めを終えたボトルはカーヴで長く休み、澱と触れ合いながら熟成を重ねてから世に出ます。急がずに待つことで、ムニエ由来の親しみやすい果実味に丸みと奥行きが加わります。近年は、ひとつの区画だけで仕立てるキュヴェにも力を注いでおり、村の中の場所ごとの違いを一本の中で語らせる試みが続いています。

歴史・ブランドストーリー

トロワシー周辺でブドウを育ててきたジョリ家の歴史は、何世代も前にさかのぼります。自らの名を冠したシャンパーニュが世に出たのは1950年代前半のこと。ジルベール・ジョリとアネット・ジョリの夫妻が、地元の協同組合の協力を得ながら「ジョリ」のラベルを立ち上げました。 転機となったのが1998年です。この年、一家は協同組合を離れてレコルタン・マニピュランへと移行し、栽培から醸造、元詰め、販売までを自分たちの手で担う体制を整えました。ブランドそのものは組合の協力のもとで既に半世紀近く歩んでいましたが、ここでようやく一貫生産の造り手となったのです。 その後、畑と会社は次の世代へ段階的に引き継がれていきます。現在はオーレリアンとマクシミリアンの兄弟が経営を担い、父レミと母パトリシアの世代も日々の仕事に加わっています。ヴィニュロン・アンデパンダンの一員として、家族の手仕事を守り続ける造り手です。

詳細

自社畑は14haで、45の小さな区画に分かれています。畑が広がるのはトロワシー、ヴェルヌイユ、シャティオン=シュル=マルヌ、マレイユ=ル=ポールの4つの村で、マルヌ川沿いの斜面に細かく分散しています。

土壌は石灰質を含む粘土質で、ここに最もよく適応しているのがピノ・ムニエです。自社畑の主役はこの品種で、残りをシャルドネとピノ・ノワールが分け合っています。マルヌ川沿いの地形と土壌に寄り添った品種構成といえます。

栽培では畝の間に下草を生やし、一部の区画では土壌の手入れも行っています。肥料は有機質のものだけを用いる理性的農法(viticulture raisonnée)を実践しています。

栽培・生産データ
自社畑面積14ha
区画数45区画
品種構成ピノ・ムニエ75%、ほかにシャルドネ、ピノ・ノワール
年間出荷本数約9万本
1回あたりの圧搾量4,000kg
搾汁にかかる時間約3時間30分
澱との接触期間25〜48か月
澱抜き後の熟成3〜12か月
カーヴでの熟成2〜10年

醸造方針

収穫したブドウは、伝統的な垂直式プレス機で搾られます。1回の圧搾に4,000kgの房を入れ、搾汁が終わるまでに約3時間30分をかけます。ゆっくりと静かに圧をかけるこの方式が、ムニエの果汁の質を守る支えになっています。

発酵と貯蔵には、温度管理されたステンレスタンクとオーク樽を使い分けます。アッサンブラージュでは、丘ごとの違い、品種、そして蓄えてきたリザーヴワインという複数の要素を組み合わせ、テロワールのニュアンスを一本の中に描き出します。

瓶詰めと二次発酵を終えたボトルは、カーヴでじっくりと時間を重ねます。近年のキュヴェは澱と触れ合わせたまま25〜48か月を過ごし、澱抜きの後もさらに3〜12か月休ませてから出荷されます。銘柄によっては、カーヴで2〜10年という長い時間を過ごすものもあります。

区画を映すキュヴェ

伝統的なキュヴェに加えて、近年は区画そのものを主役に据えたラインが育っています。トロワシーの畑のピノ・ムニエだけで仕立てる「レ・テール・デ・ピコワット(Les Terres des Picoites)」、同じくトロワシーのシャルドネのみを用いる「ロール・デ・フォンテーヌ(L'Or des Fontaines)」、そして年を継ぎ足しながら重ねていくソレラシステムの「リュー・ディ・レ・パルク(Lieu-dit Les Parcs)」がそれにあたります。小さな区画に細かく分かれた畑を持つからこそ描ける、場所ごとの違いを一本の形にした試みです。

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