Hathyr / アティは、フランス北東部のシャンパーニュ地方で生産されるシャンパン(発泡性ワイン)の銘柄です。
本サイト「シャンパンが好き! - シャンパン専門サイト」は、複数の企業と提携しており、記事内・商品一覧内のリンクを経由してご購入いただいた場合、運営者に報酬が支払われることがあります。読者の方の購入金額に追加負担は生じません。 ※運営者情報・サイトポリシーはこちら

目次

Hathyr / アティ

Hathyr

アティ

アティ(Hathyr)は、コロンビア出身のモニカ・マリーニが、フランスで醸造・栽培を学んだのちヴァレ・ド・ラ・マルヌの生産者一家と手を組んで生み出したシャンパーニュブランド。自社畑を持たず、区画ごとの個別醸造とリザーヴワインの使用で、果実味豊かな複雑な味わいを追求している。

基本情報

地区Vallée de la Marne / ヴァレ・ド・ラ・マルヌ
- Vallée de la Marne Ouest / ヴァレ・ド・ラ・マルヌ・ウエスト
02400 Brasles / ブラスル
所在地-
公式サイトhttps://champagnehathyr.com/
SNS@champagne_hathyr
製造業者種別MA
生産者表記Henri Dechelle
関連銘柄Henri Dechelle

商品更新情報

特徴・スタイル

アティが目指すのは、果実味豊かで肉厚な味わいと、単純な石灰質にとどまらない複雑なフレッシュさの両立だ。品種やコミューン、単一畑ごとに醸造を分け、リザーヴワインを重ねることで、まろやかさと奥行きを併せ持つ味わいに仕上げている。 スタンダードのブリュットからブラン・ド・ブラン、ロゼ、ヴィンテージまで、レンジ全体を通じて一貫した哲学が息づいている。派手さよりも、じっくりと層を重ねるような満足感を楽しめるスタイルと言える。

歴史・ブランドストーリー

創業者モニカ・マリーニはコロンビア出身。18歳でフランスへ渡り、フランス語、次いで法律を学んだが、シャンパーニュへの情熱から法律の道を離れ、アヴィーズの醸造・栽培学校で専門知識を身につけた。シャンパーニュ評論家の仲介により、ヴァレ・ド・ラ・マルヌで3代目を継ぐ生産者一家と出会い、家族の賛同を得てブランド「アティ」を設立。 2016年には、この生産者一家がVDC・HVE認証を取得する後押しをした。2017年にはランスのミシュラン星付きレストランの庭園で、自社のブラン・ド・ブランを披露する試飲会も開かれている。

詳細

アティは自社畑を持たないMA(マルク=ネゴシアン系のブランド)である。ワインの供給を担うのは、ヴァレ・ド・ラ・マルヌで3代目を数える生産者一家。谷筋に位置する畑は、始新世(Eocene)の石灰岩を土台に、粘土や砂、砂岩、泥灰岩、化石、レスが入り混じる多様な土壌構成を持つ。

栽培面では、2016年にこの生産者一家がVDC(持続可能なブドウ栽培の認証制度)とHVE(高環境価値認証)を取得しており、創業者モニカ・マリーニ自身がその取得を後押ししたという経緯がある。有機肥料のみを用い、土壌管理は機械的な方法にとどめて除草剤の使用を抑え、自然な草生栽培を採用。農薬の年間処理回数を減らし、環境負荷の大きい植物防疫薬品の使用も禁じるなど、環境に配慮した栽培方針を徹底している。

品種・ヴィンテージ・アッサンブラージュ・醸造方法の選定は、創業者モニカ・マリーニが主導する。各区画を個別に圧搾する方針を採用し、テロワールの違いを丁寧に拾い上げている。

醸造方針

ブドウは品種・コミューン・単一畑ごとに区分けし、それぞれを個別に醸造する。用途に応じてステンレスタンクで温度管理をしながら仕込む場合もあれば、フードルやオーク樽を使う場合もあり、キュヴェの個性に合わせて手法を選び分けている。醸造への介入は最小限にとどめ、発酵後の澱引き(ソウティラージュ)も定期的には行わない方針だ。いずれのキュヴェも、当年収穫にリザーヴワイン(前年収穫分)をブレンドし、年による変動を抑えながら安定した味わいに仕上げている。こうした丁寧な仕込みが、果実味豊かで肉厚ながら、単純な石灰質にとどまらない複雑なフレッシュさを備えたスタイルへとつながっている。

ブランドの認知拡大

2017年11月には、ランスのミシュラン星付きレストランの庭園で、自社のブラン・ド・ブランを披露する試飲イベントが開催された。設立から日の浅いブランドながら、こうした場を通じて着実に認知を広げている。

詳細を閉じる

キュヴェ一覧

画像集