Etienne Doue / エティエンヌ・デュエは、フランス北東部のシャンパーニュ地方で生産されるシャンパン(発泡性ワイン)の銘柄、Montgueuxを本拠とするRM / レコルタン・マニピュラン、いわゆる栽培醸造家の銘柄で、自社でブドウを育て、そのブドウでシャンパンを生産しています。
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目次

Etienne Doue / エティエンヌ・デュエ

Etienne Doue

エティエンヌ・デュエ

エティエンヌ・デュエは、シャンパーニュ地方オーブ県のモンギューで自社畑を守るレコルタン・マニピュラン(RM)です。1972年の植樹に始まり、栽培から瓶詰めまでを一貫して手掛け、石灰岩質の丘陵が育むミネラル感豊かなシャルドネを軸にしたスタイルで知られています。

基本情報

地区Troyes / トロワ
10300 Montgueux / モンギュー
所在地11 route de Troyes, 10300 Montgueux (Google Maps)
公式サイトhttps://champagneetiennedoue.fr/
Mailchampagne.etienne.doue@wanadoo.fr
Tel+33 (0)3 25 74 84 41, +33 (0)3 25 79 00 47(fax)
製造業者種別RM

特徴・スタイル

モンギューはトロワ近郊にぽつんと立つ石灰岩の丘で、シャンパーニュ地方でも独立したテロワールとして知られています。白亜質の土壌にシレックスを含む多孔質の地層が、エティエンヌ・デュエの畑を彩るシャルドネに際立ったミネラル感を与えます。醸造はエティエンヌ本人が采配を執りつつ、外部の醸造家や栽培技術者の助言も取り入れる開かれた姿勢で行われ、柑橘や白い花を思わせる香りと、透明感のある酸を持つスタイルに結実しています。ピノ・ノワールはミレジメ系のアッサンブラージュに用いられ、シャルドネ主体の骨格に厚みを添えています。

歴史・ブランドストーリー

1972年、エティエンヌ・デュエと妻ベネディクトがモンギューの丘に最初の葡萄を植え、独立生産者としての歩みを始めました。1976年に初収穫を迎え、1979年からはシャンパーニュとしての商業化に踏み出します。初回の瓶詰め本数は1,831本と小規模なスタートでしたが、1987年にはヴィニュロン・アンデパンダン(独立生産者組合)へ加盟し、栽培から醸造、瓶詰め、販売までを自社で完結させる姿勢を明確にしました。 畑は年月とともに広がり、現在は6.5haに達しています。息子ジャン=フランソワが栽培と醸造の両面で経営を支え、2008年には娘ヴィルジニーも家業に加わり、営業や渉外を担いながら栽培・醸造にも携わっています。法人としては2010年にEARLを設立し、家族三世代で受け継ぐ体制を整えました。

詳細

モンギューは、シャンパーニュ地方の中心部から離れ、オーブ県トロワの近郊にぽつんと盛り上がる石灰岩丘陵に位置する独立したテロワールです。村域の外にシャンパーニュ生産地に連なる隣接コミューンを持たないという特異な立地が、周囲と異なる気候・土壌条件を育んでいます。丘陵を覆う白亜質の土壌にはシレックス(火打石)を含む多孔質の地層が広がり、水はけの良さとミネラル分の供給を両立させることで、柑橘やミネラル感の際立つシャルドネを生む産地として知られてきました。エティエンヌ・デュエと妻ベネディクトは1972年、この丘の一角に最初の葡萄を植え、以来一貫して自社畑での栽培・収穫・醸造・瓶詰め・販売をすべて自ら手掛けるレコルタン・マニピュランとしての道を歩んできました。畑はシャルドネが大半を占め、村全体の構成と同じくピノ・ノワールは少数派にとどまりますが、ミレジメ系のアッサンブラージュに欠かせない役割を担っています。

レコルタン・マニピュランは、自社畑のブドウのみを用いて栽培から瓶詰めまで手掛ける生産者を指す呼称で、大手メゾンのようにブドウを購入してアッサンブラージュする方式とは異なり、畑の個性がボトルにそのまま表れやすいのが特徴です。1987年に加盟したヴィニュロン・アンデパンダン(独立生産者組合)は、こうした自社完結型の生産姿勢を組合として保証する仕組みでもあります。

格付け区分としてはグラン・クリュやプルミエ・クリュには含まれないオートル・クリュに位置づけられますが、エシェル・デ・クリュは80%とシャンパーニュ地方全体で見ても高水準にあり、モンギュー産ブドウの品質の高さを裏づけています。孤立した丘陵という立地は、周辺の畑と混じり合わない独自の気候条件を生み、エティエンヌ・デュエの畑にもその個性がそのまま反映されています。

沿革・生産データ
自社畑面積6.5ha
初収穫1976年
商業化開始1979年
初回瓶詰め本数1,831本
独立生産者組合加盟1987年
エシェル・デ・クリュ(モンギュー)80%
EARL設立2010年5月
従業員数2〜5名

醸造方針

醸造の采配はエティエンヌ本人が担い、必要に応じて外部の醸造家や栽培技術者の助言も取り入れる開かれた姿勢を保っています。収穫したブドウの個性をできるだけ損なわずに醸造へ橋渡しすることを重視し、畑仕事から瓶詰め、出荷までを家族の目が行き届く規模で完結させています。

現在のラインナップはスタンダードなブリュットからロゼ、ミレジメ・プレステージまで5種のキュヴェで構成され、モンギュー産シャルドネが持つ柑橘やミネラルのニュアンスを軸にしながら、それぞれ異なる個性を打ち出すレンジ展開になっています。

経営は家族三世代で担われており、息子ジャン=フランソワが栽培・醸造の両面を、娘ヴィルジニーが営業・渉外を中心に支える体制です。2010年にEARL(有限責任の農業経営形態)として法人化したのちも、従業員2〜5名の小さな規模を保ち、丘の個性を映すシャンパーニュを造り続けています。

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