目次
Pompadour
ポンパドール
基本情報
| 地区 | Montagne de Reims / モンターニュ・ド・ランス - Vallée de la Vesle / ヴァレ・ド・ラ・ヴェスル |
| 村 | 51100 Reims / ランス |
| 所在地 | 5 place du Général Gouraud, 51100 Reims (Google Maps) |
| 公式サイト | - |
| 製造業者種別 | NM |
| 資本グループ | Maison Pommery & Associés 傘下 |
| 関連銘柄 | Pommery |
最新ニュース・関連情報
商品更新情報
2026-09-21 11:49:00 クロ・ポンパドール・ブラン・ド・ブラン・2017の商品情報を更新しました。
2026-09-20 10:26:36 ラ・レゼルヴ・ポンパドール・ブリュットの商品情報を更新しました。
特徴・スタイル
歴史・ブランドストーリー
詳細
ポンパドールの土台は、ランス市街地のただ中に横たわる「レ・クロ・ポンパドール」という一枚の畑です。クロ(clos)とは石壁などで囲われた区画を指す言葉で、この畑も25haという広さを持ちながら、市街地の中に完全に囲い込まれた形で守られてきました。区画そのものがメゾンの名の由来であり、同時に唯一の出発点でもあります。
植えられているのはシャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエの3品種で、シャンパーニュを代表する主要品種が一枚の囲い地の中に揃います。なかでも中心となるのはシャルドネで、畑のおよそ4分の3を占めています。この畑だけから造るワインと、複数のコミューンのベースワインを組み立てるワインという性格の異なる2本立てが、メゾンの現在の姿です。
| 自社畑面積 | 25ha(単一畑「レ・クロ・ポンパドール」) |
|---|---|
| 区画数 | 1区画 |
| 品種構成 | シャルドネ75%/ピノ・ノワール20%/ピノ・ムニエ5% |
| 初ヴィンテージ | 2002年 |
| メゾン設立 | 2003年 |
醸造方針
醸造で象徴的な役割を担うのが、砂岩製の卵形容器(œufs de grès)です。ステンレスタンクと違い、器の壁面がごく微量の酸素を通すため、ワインは発酵から熟成にかけて穏やかな酸化を受け続けます。この働きが酸や渋みの角を丸め、泡に溶け込むようなクリーミーな質感を育てます。あわせてステンレスタンクでの熟成やマロラクティック発酵の全量実施といった手法も用い、柔らかさと安定した骨格を両立させています。
もうひとつの柱が、出荷用リキュール(liqueur d'expédition)の調製法です。瓶詰めの最後に少量だけ加えるこのワインに、ポンパドールは単一畑のマグナムボトルで熟成させた中身を用います。一度瓶に詰めたワインを再びタンクへ戻すこの手法は、セラーマスターのクレマン・ピエルロが前例のないものと語る独自の試みで、調製したリキュールもまた砂岩の卵形容器で保管されます。畑が刻んだ時間そのものを最後のひと匙として注ぎ込む、この畑を持つメゾンにしかできない仕上げです。
メゾンとしての船出
ポンパドールがひとつのメゾンとして公にされたのは2025年12月、ベルリンで開かれた発表の場でした。畑の所有者であるポール=フランソワ・ヴランケンはこのメゾンを「21世紀最初のメゾン」と表現し、2つのキュヴェとともに世に送り出しています。ワインが仕込まれ、熟成の時を過ごすのは、ランス市街地の地下に広がる白亜の採掘坑クラヤール(crayères)を擁する施設群です。2002年から静かに積み重ねられてきた一枚の畑の時間が、ようやくメゾンの名のもとで語られはじめました。
詳細を閉じるキュヴェ一覧
Clos Pompadour Blanc de Blancs 2017 / クロ・ポンパドール・ブラン・ド・ブラン・2017