目次
Alain Littière
アラン・リテール
基本情報
| 地区 | Vallée de la Marne / ヴァレ・ド・ラ・マルヌ - Vallée de la Marne Rive Gauche / ヴァレ・ド・ラ・マルヌ・リヴ・ゴーシュ |
| 村 | 51480 Œuilly / ウイィ |
| 所在地 | 10 Rue du Relais, 51480 Œuilly (Google Maps) |
| 公式サイト | https://champagne-alain-littiere.com/ |
| alain.littiere@wanadoo.fr | |
| SNS | Champagne-Alain-Littiere-par-Sébastien |
| Tel | +33 (0)3 26 58 01 32, +33 (0)3 26 58 09 56(fax) |
| 製造業者種別 | RM |
商品更新情報
特徴・スタイル
歴史・ブランドストーリー
詳細
アラン・リテールは、シャンパーニュ地方のヴァレ・ド・ラ・マルヌに位置するウイィ村を本拠地とするRM(レコルタン・マニピュラン)である。RMとは、自社畑で育てたぶどうのみを用いてぶどう栽培から醸造、瓶詰めまでを一貫して自らの手で行う生産者を指す分類で、大規模なネゴシアンとは異なり、畑や土地の個性がダイレクトに味わいへ反映されやすい造り手として知られる。経営母体はSARL(有限責任会社)シャンパーニュ・アラン・リテールで、ヴィニュロン・アンデパンダン・ドゥ・シャンパーニュに加盟している。
アラン・リテールの自社畑は、本拠地ウイィ村を中心に、ブルソー、アイ、アヴネ=ヴァル=ドール、ミュティニー、エペルネ、マルイユ=シュル=アイ、フォンテーヌ=シュル=アイの8つの村に計5haを展開する。中心品種はピノ・ノワールで全体の50%を占め、その4分の3はアイ、マルイユ=シュル=アイ、アヴネ=ヴァル=ドールの各村に由来する。残りはヴァレ・ド・ラ・マルヌ産のピノ・ムニエ30%と、ヴァレ・ド・ラ・マルヌおよびアイ産のシャルドネ20%で構成される。
土壌は粘土石灰質を基調とし、東側は白亜層が浅く石灰質の強い土壌、西側は白亜層が深く泥灰質・粘土に富む土壌へと表情を変える。気候は海洋性と大陸性の影響が入り混じり、冬は比較的冷え込む一方で夏は酷暑となり、降雨量も多い土地柄である。収穫はすべて伝統的な手摘みで行われ、収穫を手伝う知人を現地に寝泊まりさせながら作業を進める、家族的な体制が今も守られている。村内に残る1642年建造の家屋を活かしたエコミュゼ「ラ・メゾン・シャンプノワ」も、この土地に根づく一族の記憶を伝えている。
地元に深く根差した一家が守り育ててきた8つの村に分散する5haという規模は、村ごとに異なる土壌や区画の個性を丁寧に読み解きながら栽培管理を行える規模である。ピノ・ノワールを中心に据えた品種構成は、シャンパーニュ地方でも骨格のしっかりしたワインを生むアイ村周辺の土地の特性を色濃く反映したものといえる。
| 項目 | データ |
|---|---|
| 自社畑面積 | 5ha |
| 品種構成(ピノ・ノワール) | 50% |
| 品種構成(ピノ・ムニエ) | 30% |
| 品種構成(シャルドネ) | 20% |
| キュヴェ「エリタージュ」熟成期間 | 2〜3年 |
醸造方針
自社に圧搾機と醸造タンクを保有し、収穫から搾汁・発酵に至るまでを一貫して自社の管理下で行うことで、ブレのない品質を保っている。搾汁したワインはステンレスタンクで数か月にわたり熟成させた後、現当主セバスチャンが母ドミニクの助言を受けながらアッサンブラージュを組み立てる。門出のリキュールの添加から瓶内二次発酵、デゴルジュマンに至るまで、伝統的な製法をすべて自社の手で守り続けており、外部に委ねる工程を持たない点が特徴である。上級キュヴェ「エリタージュ」については、出荷前にセラーで2〜3年の熟成期間を設け、複雑味を育んでから世に送り出している。
受賞・評価
ヴィニュロン・アンデパンダン・ドゥ・シャンパーニュ・コンクールをはじめ、ジルベール・エ・ガイヤール・コンクールや、発泡ワインの世界コンクールなど、フランス国内外の複数のコンクールにおいて、アラン・リテールのキュヴェは継続的にメダルを獲得している。単発の受賞にとどまらず、毎年のように複数のコンクールで評価を得ている点は、栽培から瓶詰めまでを自社で一貫して管理する体制が、安定した品質につながっていることの証といえる。
ゲストハウスの運営
ウイィ村では、収穫の手伝いに訪れる知人を寝泊まりさせてきた家屋を活かし、最大29名を収容できるゲストハウス「ル・ヴァンダンジョワール」を運営している。ぶどう畑に囲まれた環境の中、収穫期の熱気やヴィニュロン一家の暮らしぶりを間近に感じながら滞在できる場として、来訪者にウイィ村と自社畑への理解を深めてもらう役割も担っている。
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