Louis Balincourt / ルイ・バランクールは、フランス北東部のシャンパーニュ地方で生産されるシャンパン(発泡性ワイン)の銘柄、Châlons-en-Champagneを本拠とするNM / ネゴシアン・マニピュランの銘柄です。
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目次

Louis Balincourt / ルイ・バランクール

Louis Balincourt

ルイ・バランクール

ルイ・バランクールは、シャロン=アン=シャンパーニュの歴史あるガロ=ロマン時代の地下採石場「クラヤール」を拠点に、2021年に産声を上げた新進のシャンパーニュ・メゾン。厳選されたブドウのみを使う醸造と、2000年を超える地下空間の物語が魅力だ。

基本情報

地区Other / その他の地区
51000 Châlons-en-Champagne / シャロン=アン=シャンパーニュ
所在地-
公式サイトhttps://www.champagnebalincourt.com/
SNS@champagnebalincourt
製造業者種別NM
生産者表記CHAMPAGNE BALINCOURT SAS

商品更新情報

特徴・スタイル

ルイ・バランクールはネゴシアン・マニピュランとして自社畑を持たず、厳選された一番搾りの果汁のみを買い付けて醸造する。仕込んだワインは、地下約30mに眠るクラヤールへ。年間を通じて10°Cに保たれた石灰岩の空間が、ゆっくりと熟成を進める天然の貯蔵庫となる。 ブラン・ド・ブラン(プルミエ・クリュ、100%シャルドネ)からロゼ・ブリュット、ゼロ・ドサージュ、ミレジメまで、伝統製法にのっとった多彩なキュヴェを展開し、シャンパーニュ本来の透明感と奥行きを表現している。

歴史・ブランドストーリー

「ルイ・バランクール」というブランド名は、フランスの貴族の家系にちなんで名づけられた。その名を冠したシャンパーニュハウスとして「CHAMPAGNE BALINCOURT SAS」が設立されたのは2021年1月のこと。社長に就任したのは、アルザス出身のワイン愛好家、エリック・メイブルム。実家はアルザスでワイン・シャンパーニュを扱う商社グループを営み、複数のシャンパーニュブランドを展開する家系に生まれ育った起業家精神が、新たな挑戦を後押しした。 コロナ禍のロックダウンが明けた頃、メイブルムはシャロン=アン=シャンパーニュ左岸、コンペルトリックス(Compertrix)近郊で長らく忘れられていた土地の情報を耳にする。そこにはガロ=ロマン時代に起源を持つ地下採石場「クラヤール」が眠っていた。中世に建材用として採石されたのち、1804年からはシャンパンの製造・熟成の場として使われてきた歴史ある空間である。メイブルムはこの地を買い取り、2022年11月、クラヤールで事業をスタートさせた。2024年頃からは一般向けの見学受け入れも本格化し、物語を訪れる人々に直接伝えている。

詳細

ブランド名の「バランクール」は、フランスの貴族の家系にちなんで名づけられた。系譜の詳細は資料によって語られ方が異なるが、由緒ある家名を冠することで、伝統と品格を感じさせるブランドとして打ち出されている。

ルイ・バランクールが本拠を置くシャロン=アン=シャンパーニュは、マルヌ県の県庁所在地であり、シャンパーニュAOCの「生産ゾーン」には含まれないものの、購入したブドウや原酒を用いたシャンパーニュ製造が認められる「醸造ゾーン」に位置する。ブドウ栽培の中心地から少し離れたこの街は、古くからネゴシアン(仲買・醸造業者)が集う歴史的な拠点であり、ルイ・バランクールもその伝統に連なる一社である。醸造ゾーンに位置する街だからこそ、栽培から離れた場所であっても、選び抜いた原料で高品質なシャンパーニュを生み出すというネゴシアンの哲学が息づいている。

2021年1月に設立された「CHAMPAGNE BALINCOURT SAS」は、自社畑を持たず、ブドウやワインを買い付けて瓶詰めまで手掛ける「ネゴシアン・マニピュラン(NM)」として、レンジを構成する原料の大部分をHVE(高環境価値農業)認証およびVDC(シャンパーニュ地方の持続可能なブドウ栽培認証)取得畑から調達する。厳選された一番搾り果汁のみを買い付けるという方針は、ネゴシアンでありながら品質への妥協を許さない姿勢の表れといえる。圧搾の初期に得られる一番搾り果汁は雑味が少なく、繊細でピュアな味わいの土台となる果汁とされる。親会社は、アルザスを拠点にワイン・シャンパーニュを扱う商社グループ「MEYBLUM & Fils」。同グループは他にも複数のシャンパーニュブランドを展開している。

クラヤール・生産データ
会社設立2021年1月
地下深度約30m
貯蔵容量200万本以上
庫内温度10°C(一定)
使用電力グリーン電力100%
Googleレビュー評価5.0(339件)

クラヤールでの熟成

社長のエリック・メイブルムは、コロナ禍のロックダウンが明けた頃、シャロン=アン=シャンパーニュ左岸、コンペルトリックス(Compertrix)近郊で長らく忘れられていた土地の情報を耳にした。そこに眠っていたのは、ガロ=ロマン時代に起源を持つ地下採石場「クラヤール」。中世に建材用として採石されたのち、1804年からはシャンパンの製造・熟成の場として使われてきた歴史ある空間である。現在ではユネスコ世界遺産「シャンパーニュの丘、メゾン、セラー」の構成資産の一部にも数えられている。自身もワインを愛し、家業から受け継いだ起業家精神を持つメイブルムにとって、忘れられた地下空間を蘇らせるプロジェクトは、まさに天職といえる挑戦だった。メイブルムはこの地を買い取り、2022年11月にクラヤールでの事業を正式に開始した。地下約30m、貯蔵容量200万本以上を誇るこの空間は、年間を通じて10°Cに保たれ、仕込んだワインをゆっくりと熟成させる天然の貯蔵庫となっている。

最良のヴィンテージはこのクラヤール内で熟成され、ブラン・ド・ブラン(プルミエ・クリュ、100%シャルドネ)、ブリュット・プルミエ・クリュ、ブリュット・セダクション、ロゼ・ブリュット、ゼロ・ドサージュ、ミレジメなど、伝統製法にのっとった多彩なキュヴェへと仕上げられていく。

環境への取り組みと評価

畑側の認証に加え、使用電力は100%グリーン電力でまかなわれている。梱包資材についても、2026年4月以降はカートンを100%再生繊維製(FSC認証)に切り替える予定で、生産から梱包まで一貫した環境配慮を進めている。

2024年頃からはクラヤールでの見学受け入れも本格化し、地下空間そのものを体感できる場として来訪者を迎えている。Googleレビューでは平均5.0(339件)と高い評価を獲得しており、なかでもクラヤール見学ツアーへの評価が目立つ。若いブランドでありながら、2000年の時を刻んできた場所の物語が、多くの訪問者の心をとらえている。

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