Joseph Loriot Pagel / ジョセフ・ロリオ・パジェルは、フランス北東部のシャンパーニュ地方で生産されるシャンパン(発泡性ワイン)の銘柄、Festignyを本拠とするRM / レコルタン・マニピュラン、いわゆる栽培醸造家の銘柄で、自社でブドウを育て、そのブドウでシャンパンを生産しています。
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Joseph Loriot Pagel / ジョセフ・ロリオ・パジェル

Joseph Loriot Pagel

ジョセフ・ロリオ・パジェル

ジョセフ・ロリオ・パジェルは、ヴァレ・ド・ラ・マルヌ・リヴ・ゴーシュのフェスティニー村を拠点に1838年から続く家族経営から、1980年の結婚を機にジョセフ・ロリオとオディール・パジェル夫妻が興したブランドです。産地の個性であるムニエを主体にしたキュヴェ造りを特徴とします。

基本情報

地区Vallée de la Marne / ヴァレ・ド・ラ・マルヌ
- Vallée de la Marne Rive Gauche / ヴァレ・ド・ラ・マルヌ・リヴ・ゴーシュ
村51700 Festigny / フェスティニー
所在地40 rue de LA REPUBLIQUE, 51700 Festigny (Google Maps)
公式サイト-
Mailchampagne.loriot-pagel@orange.fr
Tel+33 (0)3 26 58 33 53, +33 (0)3 26 58 05 37(fax)
製造業者種別RM
生産者表記SCEV Loriot-Pagel
関連銘柄familygroup

商品更新情報

特徴・スタイル

フェスティニー村は粘土・泥灰土・砂・石灰岩・白亜が入り混じる土壌の多様性で知られ、村内の栽培面積の大半をムニエが占めます。こうした土地の個性を映し、ムニエを主体に据えて単一品種の果実味をそのまま表現するキュヴェを軸としています。 一方でコート・デ・ブランのグラン・クリュ村に持つ区画のシャルドネを生かし、繊細さと骨格を加える構成も取り入れています。樽での熟成を経るキュヴェも手がけ、果実味の厚みに複雑さを重ねるスタイルを志向しています。

歴史・ブランドストーリー

創業者ジュール・レオポルド・ロリオから、レオポルド・ロリオ、ジェルマン・ロリオ、アンドレ・ロリオへと家族経営で代を重ねてきました。フィロキセラ禍後にいち早く接ぎ木を進めたのは曾祖父の代で、1910年頃には圧搾機を導入するなど、早くから設備更新に積極的でした。 1980年、アヴィーズの栽培家ロベール・パジェルの娘オディール・パジェルと結婚した5代目ジョセフ・ロリオが、両家の名を冠したブランドを立ち上げました。夫妻はステンレス製の醸造設備と自動圧搾機を導入して醸造環境を近代化し、新たな区画も取得して畑を広げました。2000年からはヴィニュロン・アンデパンダンに加盟し、2009年には初ヴィンテージとしてスペシャル・クラブの生産者に認定されています。 2006年からは息子のジャン・フィリップ・ロリオが経営に加わり、後にアリス・ロリオとともに6代目として事業を引き継ぎました。現在はブランド名を「ロリオ・パジェル」に改め、同じ家族のもとで歴史が続けられています。

詳細

自社畑は合計で約9haとなり、本拠地フェスティニーを中心に、同じヴァレ・ド・ラ・マルヌ・リヴ・ゴーシュ地区のマレイユ=ル=ポール、ネル=ル=ルポン、ル・ブレイユの各村に区画を持ちます。加えて、シャルドネの銘醸地として知られるコート・デ・ブランのグラン・クリュ村、アヴィーズ、クラマン、オジェにも畑を構え、複数の産地にまたがる栽培基盤を築いています。

本拠地フェスティニーは粘土・泥灰土・砂・石灰岩・白亜が入り混じる土壌の多様性で知られる村で、村全体の栽培面積の大半をムニエが占めます。自社畑の品種構成もこの土地柄を映し、ムニエ約68%を中心にシャルドネ約19%、ピノ・ノワール約13%を組み合わせています。フィロキセラ禍後の植え替えでは早期に接ぎ木台木への切り替えを進めており、以来この土壌に適した樹の管理が代々受け継がれています。

栽培データ
自社畑面積約9ha
品種構成ムニエ約68%/シャルドネ約19%/ピノ・ノワール約13%
畑の所在フェスティニー、マレイユ=ル=ポール、ネル=ル=ルポン、ル・ブレイユ/アヴィーズ、クラマン、オジェ(グラン・クリュ)
ヴィニュロン・アンデパンダン加盟2000年〜
スペシャル・クラブ初認定ヴィンテージ2009年

醸造方針

醸造ではステンレスタンクによる温度管理と自動圧搾機による丁寧な搾汁を基本とし、単一品種のポテンシャルをそのまま瓶に閉じ込めることを重視しています。スペシャル・クラブへは100%ムニエの単一品種キュヴェを提出し、2009年ヴィンテージで初めて認定を受けました。

レンジには樽熟成を経るキュヴェや、コート・デ・ブランのグラン・クリュ村産シャルドネを用いたブラン・ド・ブラン・ミレジメも加わり、フェスティニーらしいムニエの個性に厚みと骨格を組み合わせる構成になっています。ヴィニュロン・アンデパンダンの一員として、自らの畑で育てたブドウのみを用いる独立生産者としての姿勢も貫いています。

評価

2015年から2020年にかけて、コンクール・モンディアル・ド・ブリュッセルやガイド・アシェット、ヴィニュロン・アンデパンダンの品評会などで金賞を含む複数の受賞歴を重ねています。ガイド・アシェットには1990年代のキュヴェから継続して掲載され、星付きの評価を得た年もあります。

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