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Robert Desbrosse別名:Desbrosse Pere et Fils
ロベール・デブロス別名:デブロス・ペール・エ・フィス
基本情報
| 地区 | Val du Petit Morin / ヴァル・デュ・プティ・モラン |
| 村 | 51270 Congy / コンジー |
| 所在地 | 18 Rue des Vignerons, 51270 Congy (Google Maps) |
| 公式サイト | http://www.champagne-desbrosse.com/ |
| Tel | +33 (0)3 26 59 31 08, +33 (0)3 26 59 34 79(fax) |
| 製造業者種別 | RM |
| 生産者表記 | SCE Desbrosse Père et Fils |
商品更新情報
特徴・スタイル
歴史・ブランドストーリー
詳細
ロベール・デブロスが本拠を置くコンジーは、コート・デ・ブラン地区南西部、ヴァル・デュ・プティ・モランに位置する村である。エペルネから南西へ約30km、コート・ド・セザンヌへ向かう途上にあり、村全体は約800haの一塊となった葡萄畑地域として、コート・デ・ブランの裾野を形づくっている。大手メゾンの畑がひしめく中心部からは少し離れているものの、同じ地質・気候条件を共有する土地として知られる。自社畑はこの村内、南向きの斜面に広がっており、日照条件に恵まれ、果実の成熟を後押ししている。
栽培する品種はシャルドネ、ピノ・ムニエ、ピノ・ノワールの3品種。区画ごとに条件が異なるため、収穫のタイミングと管理方法は品種・区画ごとに細かく調整される。収穫は例年9月、約40名の収穫人による手摘みで行われ、房の状態を見極めながら丁寧に摘み取られる。摘み取られたブドウは自社が保有する圧搾機で搾汁され、その後のアッサンブラージュ設計へとつなげられる。区画・品種ごとの個性を見極めたうえで組み立てられるブレンドこそが、このメゾンの個性を決定づける最初の工程となっている。
| 法人設立 | 1988年8月29日 |
|---|---|
| 資本金 | 200万ユーロ |
| 従業員数 | 3〜5名 |
| 収穫人数 | 約40名 |
| 樽熟成期間 | 最長5年 |
| 瓶内熟成期間 | 最長8年 |
樽と長期熟成が生むスタイル
1988年に設立された現在の法人体制は、資本金200万ユーロ、従業員数3〜5名という規模で運営されている。決して大きくはない体制だからこそ、栽培から醸造、熟成にいたるまで、一つひとつの工程に目が行き届いている。
一次発酵と醸造には伝統的にピエス(樽)とフードル(大樽)が使われ、フードルだけでキュヴェ容量の半分以上を占める。ステンレスタンクによる工程も一部併用しながら、素材ごとの個性を見極めてアッサンブラージュを設計するのは、現当主フランソワ・デブロスの役目だ。醸造家と協力しつつ、最終的なブレンドは自らの手で仕上げている。次世代のニコラ・デブロスとヴァンサン・デブロスも、栽培から醸造の現場に加わりながら経験を重ねている。
マロラクティック発酵はあえて行わない方針を貫く。フレッシュさと素材由来の特徴を保つためだ。熟成は樽で最長5年、瓶内では澱を付けたまま横置きで最長8年に及ぶこともあり(澱とは、瓶内二次発酵で生まれる酵母の澱のことで、うまみや複雑さをワインに与える)、規定の15か月を大きく超える長期熟成が、このメゾンの厚みのあるスタイルを支えている。長期にわたる樽熟成と瓶熟成を組み合わせることで、果実由来の風味と熟成由来の複雑さが幾重にも重なり合う。
カーヴは白亜質の地下セラーで、一家がつるはしと削岩機を用いて自ら掘り抜いたもの。年間を通じて約12℃、遮光された環境が保たれ、長期熟成に適した条件を生み出している。こうした地道な設備投資と手仕事の積み重ねが、規定を大きく超える熟成を可能にする土台となっている。
評価実績
Le Point誌が手がける『Le guide des champagnes des vignerons』では、樽由来の香ばしさや熟成感を評価するコメントとともに、複数のキュヴェが16点台後半の高評価を獲得している。オーク樽を生かした骨格としっかりした厚みは、専門家からも高く評価されるロベール・デブロスの持ち味だ。トラディション、ロゼ、キュヴェ・スペシアル、ミレジメ、プレステージと続くラインナップは、いずれもこの樽由来の厚みと長期熟成を軸に組み立てられている。
同誌の格付けは、生産者団体を横断してヴィニュロンのシャンパーニュを比較する数少ない専門家評価の一つであり、ロベール・デブロスのように樽仕込みを重視する造り手にとって、素材由来の骨格が正当に評価される場となっている。
手仕事によって育まれる厚みと熟成感は、ロベール・デブロスというブランド名の由来となった創業者の哲学を、いまも静かに受け継いでいる。
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