Claude Baron / クロード・バロンは、フランス北東部のシャンパーニュ地方で生産されるシャンパン(発泡性ワイン)の銘柄、Charly-sur-Marneを本拠とするNM / ネゴシアン・マニピュランの銘柄です。
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目次

Claude Baron / クロード・バロン

Claude Baron

クロード・バロン

クロード・バロンは、ヴァレ・ド・ラ・マルヌ西部のシャルリ=シュル=マルヌを拠点とする家族経営のシャンパーニュメゾン。1974年の活動開始以来、夫妻と3人の娘が支える家族体制のもと、ピノ・ムニエを主軸とした配合と、大手メゾン並みの長期熟成にこだわり続けている。

基本情報

地区Vallée de la Marne / ヴァレ・ド・ラ・マルヌ
- Vallée de la Marne Ouest / ヴァレ・ド・ラ・マルヌ・ウエスト
村02310 Charly-sur-Marne / シャルリ=シュル=マルヌ
所在地116 rue Émile-Morlot, 02310 Charly-sur-Marne (Google Maps)
公式サイトhttps://www.champagneclaudebaron.com/
Maillapierredesfees@orange.fr
Tel+33 (0)3 23 69 22 91, +33 (0)3 23 82 06 70(fax)
製造業者種別NM
インポーター株式会社Grando(旧:アモレア株式会社)
生産者表記LA PIERRE DES FÉES

商品更新情報

特徴・スタイル

クロード・バロンのシャンパーニュは、全キュヴェを通じてピノ・ムニエを主軸とした配合が持ち味だ。ノン・ヴィンテージの主力キュヴェは複数収穫のワインをアッサンブラージュし、数年にわたる瓶内熟成を経てから出荷される。大手メゾンに匹敵する長期熟成へのこだわりが、まろやかで果実味豊かな口当たりを生み出している。ミレジメキュヴェではシャルドネとピノ・ノワールを軸に、単一収穫年らしい輪郭のはっきりした味わいも楽しめる。

歴史・ブランドストーリー

クロード・バロンとレジンヌ・バロン夫妻は、1974年からシャンパーニュ生産者としての歩みを始めた。長年にわたる栽培・醸造の経験を積んだのち、2006年には自社ブランド「Champagne Claude Baron」を立ち上げ、運営法人ラ・ピエール・デ・フェ(La Pierre des Fées)名義での元詰め販売に踏み出した。 その後、夫妻が築いた土台に、3人の娘たちが加わっていく。長女リーズは醸造責任者としてオエノロジストの資格を持ち、クロードとともに醸造の中心を担う。次女アリーヌも醸造に携わり、三女クレールはフランス国内および輸出先の顧客対応を担当する。それぞれが持ち場で経営に加わったことで、クロード・バロンは夫妻の情熱を受け継ぎながら、次世代へとバトンを渡す家族経営メゾンとして歩みを重ねている。

詳細

クロード・バロンは、ネゴシアン・マニピュラン(NM)として自社畑のぶどうと買いぶどうの両方を活用しながら醸造・元詰めを行うスタイルを取っている。自社畑だけで完結するレコルタン・マニピュラン(RM)とは異なり、複数の畑から原料を集めることで、収穫年による変動を抑えながら安定したスタイルを保ちやすいという特徴がある。

クロード・バロンの本拠地は、ヴァレ・ド・ラ・マルヌ西部に位置するシャルリ=シュル=マルヌ。自社畑は10haの規模を持ち、単一の区画に集中せず、渓谷内の複数の村に分散して所有されている。異なる立地の畑を組み合わせることで、収穫年ごとの気候変動による影響を平準化し、キュヴェ全体として安定した品質を保つことを狙いとしている。

自社畑だけに頼らず、モンターニュ・ド・ランスやコート・デ・ブランのレコルタントから買いぶどうを仕入れている点も、クロード・バロンの栽培・調達方針の特徴だ。ヴァレ・ド・ラ・マルヌ産のぶどうに加えて、異なる産地の果実を組み合わせることで、単一畑主義とは異なる、より幅広い表現の可能性を追求している。こうして集められた原料の中で、配合の軸に据えられているのがピノ・ムニエである。ヴァレ・ド・ラ・マルヌはもともとピノ・ムニエの主要産地として知られており、その土地の個性を色濃く映した配合方針といえる。

栽培・生産データ
項目数値
自社畑面積10ha
醸造施設規模2000hL
年間生産量約10万本
販売比率(仏国内/輸出)30%/70%
Cuvée Saphir 熟成期間2〜4年
Cuvée Topaze 熟成期間4〜6年

醸造方針

配合における基本方針は、大手メゾンに引けを取らない長期の澱熟成によって、奥行きのある味わいを実現することにある。複数の収穫年のワインを組み合わせるノン・ヴィンテージと、収穫年ごとの個性を映すミレジメの両方を手がけることで、レンジ全体に幅を持たせている。

醸造の実務は、オエノロジストの資格を持つリーズ・バロンとクロード・バロンが中心となって担っている。栽培から醸造、瓶詰めに至るまで一貫して目が行き届く体制を保つことで、家族経営ならではのきめ細かな品質管理を実現している。

主力キュヴェ「Cuvée Saphir」はノン・ヴィンテージで、2つの収穫年のワインをアッサンブラージュし、2〜4年の熟成を経てリリースされる。ピノ・ムニエを主体とした配合により、まろやかで親しみやすい味わいに仕上げている。一方、ミレジメの「Cuvée Topaze」はシャルドネとピノ・ノワールの2品種を用い、単一収穫年のワインのみで構成される。熟成期間は4〜6年に及び、その年ならではの個性がより明瞭に映し出される。

ロゼの「Perle Rosé Brut」やブラン・ド・ブランの「Pierre de Lune Brut Blanc de Blancs」など、レンジ全体を通じて多様なスタイルを展開している点も特徴だ。醸造は2000hL規模の全ステンレス・全温度管理の施設で行われ、2010年には設備の全面改修も実施された。全ステンレス・全温度管理の設備は、発酵段階での温度変化を抑え、年ごとのばらつきを最小限にとどめながら安定した品質のワインを生み出すための土台となっている。全キュヴェに共通するのは、大手メゾンに引けを取らない長期の澱熟成へのこだわりであり、これがクロード・バロンならではの厚みのある味わいを支えている。

海外展開

クロード・バロンの年間生産量は約10万本規模で、家族経営のメゾンとしては手堅い生産体制を築いている。フランス国内向けの販売に加え、複数の国への輸出実績も持ち、渓谷の一角から国境を越えて支持を広げてきた。夫妻が築いた基盤を娘たちが受け継ぎながら、着実に規模を伸ばしてきた歩みそのものが、クロード・バロンというメゾンの物語を物語っている。生産量全体の7割が輸出に向けられており、内需だけでなく国外での需要に支えられている点も、クロード・バロンの経営基盤の特徴といえる。

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