Charles Henri Dupont / シャルル・アンリ・デュポンは、フランス北東部のシャンパーニュ地方で生産されるシャンパン(発泡性ワイン)の銘柄です。
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Charles Henri Dupont / シャルル・アンリ・デュポン

Charles Henri Dupont

シャルル・アンリ・デュポン

シャルル・アンリ・デュポンは、プルミエ・クリュのヴェルテュ村で17世紀から続く栽培家系を継ぎ、協同組合への出荷から自社元詰めへと歩みを進めてきた造り手です。ぶどうをかみしめるような瑞々しさとしっかりした骨格を両立させたシャンパーニュを届けています。

基本情報

地区Côte des Blancs / コート・デ・ブラン
村Blancs-Coteaux / ブラン=コトー
- 51130 Vertus / ヴェルテュ [Premier Cru]
所在地33 rue du Mont Chenil, 51130 Vertus (Google Maps)
公式サイト-
Mailc.h.dupont@hotmail.fr
SNS@charleshenridupont
Tel+33 (0)3 51 61 53 37

特徴・スタイル

ぶどうをかみしめたときのような瑞々しさを軸に、フレッシュな酸とやわらかな果実味、しっかりとした骨格をあわせ持つ味わいを目指しています。もぎたてのぶどうが持つ生命力をそのままグラスに映す、というのが目指す方向性です。 醸造では化学的な操作にできるだけ頼らず、亜硫酸の添加も控えめにとどめ、酵素や清澄剤も使いません。低温処理や濾過も必須とはせず、素材そのものの個性を引き出す造りに徹しています。食事の脇で楽しみやすい、軽やかな飲み心地に仕上げています。

歴史・ブランドストーリー

ヴェルテュ村では17世紀から一族がぶどう栽培を営んできました。祖父ポル・オーモンは牧草地や果樹園を畑へ転換して家族の所有地を広げ、1949年には仲間の生産者らとともに村の協同組合醸造所を興し、みずからセラーを手で掘り進めました。畑は娘のフロランスへ受け継がれ、さらに手が入れられていきます。 2007年、デュポンが2.5haで独立就農し、2012年には自社ブランドとしての販売を始めました。当初は協同組合から仕入れたワインを商品化する形でしたが、並行して除草剤を段階的にやめ、2016年には合成農薬の使用も止めてアグロエコロジーへ転換し、区画ごとの醸造も試し始めます。2020年には自社シャルドネの全量がAB認証(有機栽培)を取得しました。 2022年、母フロランスの引退にともない、栽培から醸造・元詰めまでの全工程をデュポンが一人で受け継ぎました。

詳細

自社畑の樹の多くは、畑の中から選んだ古木の穂木を使うマサル選抜による更新で、平均樹齢は約45年に達します。シャルドネの大半はコルドン・ド・ロワイヤ仕立て(糖と酸の凝縮を促す仕立て方)で育てられ、土壌には堆肥とマメ科植物を含む草生栽培を取り入れています。

ブラン・ド・ブランに仕立てるシャルドネは、拠点のヴェルテュだけでなく、グラン・クリュのル・メニル=シュル=オジェ、アヴィーズ、オジェの各村の区画も原料に加えており、いずれも粘土質石灰岩の土壌です。

醸造方針

収穫は手摘みによる伝統的な方式です。同じ畑に住み込みで働く季節労働者との近い距離感を生かし、厳格な摘み取り基準を適用しています。発酵と熟成はステンレスタンクで澱とともに貯蔵する方法、またはオーク樽のいずれかで行い、ぶどうの質感をそのまま生かす仕込みです。

体制と加盟団体

現在は栽培・醸造・元詰めのすべてをヴェルテュの拠点で一人が担う体制です。試飲や受け入れ用に、本店とは別の施設も構えています。2025年にはシャンパーニュ委員会の運営理事会で栽培者代表委員に任命されたほか、地元の協同組合や生産者団体の理事も務め、地域の運営にも関わっています。

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