目次
Barrat Masson
バラ・マッソン
基本情報
| 地区 | Côte de Sézanne / コート・ド・セザンヌ |
| 村 | 10370 Villenauxe-la-Grande / ヴィルノクス=ラ=グランド |
| 所在地 | 20 rue JAILLARD, 10370 Villenauxe-la-Grande (Google Maps) |
| 公式サイト | https://champagne-barrat-masson.com/ |
| champagnebarrat-masson@orange.fr | |
| SNS | @champagnebarratmasson@champagne_barrat_massonChampagne-Barrat-Masson |
| Tel | +33 (0)3 25 39 17 98 |
| 製造業者種別 | RM |
| インポーター | 株式会社ラヴニール |
| 生産者表記 | LA SAS L`ORELIE |
商品更新情報
2024-07-13 02:35:26 フルール・ド・クレの商品情報を更新しました。
2024-03-19 00:35:25 レ・マルガンヌの商品情報を更新しました。
特徴・スタイル
歴史・ブランドストーリー
詳細
バラ・マッソンの自社畑は、オーブ県ヴィルノクス=ラ=グランドからベトン(Bethon)にかけて広がっています。ヴィルノクス=ラ=グランドは、コート・ド・セザンヌ地区に属しながらオーブ県に位置する唯一の村です。栽培を担うロイック・マッソンは2005年に家族の畑を継承すると、除草剤の使用を早々にやめ、犂を用いて土壌を耕す栽培へと転換を進めました。メゾンは、醸造を担うオーレリー・バラと栽培を担うロイック・マッソンの夫婦が営む、家族経営の体制で運営されています。
2009年からは有機農業への転換に着手し、エコセール(Ecocert)認証を取得しました。現在はAssociation des Champagnes Biologiques(有機シャンパン生産者協会)およびヴィニュロン・アンデパンダン・ド・シャンパーニュに加盟し、精密農法による有機栽培を実践しています。約7haの畑はシャルドネが9割を占め、残りをピノ・ノワールが構成しており、化学的な介入に頼らずブドウ本来の力を引き出す栽培方針が貫かれています。こうした姿勢は、畑と丁寧に向き合いながらブドウを育てるという夫妻の哲学を体現しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 栽培面積 | 約7ha |
| 品種構成 | シャルドネ90%、ピノ・ノワール10% |
| 圧搾機保有数 | 2台 |
| 瓶内熟成期間 | 数ヶ月〜数年 |
| バリック醗酵キュヴェの熟成期間 | 澱と共に9ヶ月 |
| ロゼ・ド・セニエのマセラシオン時間 | 約24時間 |
| 創業年 | 2010年 |
醸造方針
2010年、オーレリー・バラとロイック・マッソンの共同プロジェクトとしてバラ・マッソンが設立されました。夫妻はロイックの実家である農家の建物を改修し、伝統的なコカール式圧搾機を備えた醸造室、樽熟成庫、カーヴを整備しました。後年には圧搾機を1台追加するとともにカーヴも拡張し、2013年からは自社ブランドとしての瓶詰め・販売を開始しています。
醸造を担うオーレリー・バラは、低介入主義を貫き、自然のリズムに任せた醸造を志向しています。収穫したブドウは伝統的なコカール式圧搾機2台で、区画ごとに丁寧に圧搾します。発酵と熟成にはステンレスタンク、オーク樽、ドゥミ・ミュイを併用し、キュヴェごとに最適な容器を使い分けています。シャルドネを主体とするキュヴェは主にステンレスタンクでの発酵によってフレッシュな果実味と長い余韻を引き出し、ピノ・ノワールを主体とするキュヴェは樽熟成を経てフルーティで豊かな口当たりに仕上がります。こうした容器選びの違いが、レンジ全体に多彩な味わいの表情をもたらしています。
全キュヴェはドサージュを一切行わないブリュット・ナチュール仕様です。瓶詰め後は澱と共に瓶内で数ヶ月から数年にわたり熟成させ、デゴルジュマンは糖分を添加しない伝統的な「ア・ラ・ヴォレ」(門出し)で行います。ア・ラ・ヴォレは、瓶口に溜まった澱を熟練の職人が手作業で瞬時に排出する伝統技法で、機械式のデゴルジュマンとは異なる手仕事の技が光ります。
一部のキュヴェはバリックで発酵させたのち澱と共に9ヶ月熟成させて瓶詰めし、リザーブワインを加えることで丸みのある味わいに仕上げます。単年収穫を基本としながらも、ドゥミ・ミュイで保存したリザーブワインを段階的に補充する「レゼルヴ・ペルペチュエル」方式を採用するキュヴェもあります。
ロゼ・ド・セニエは、除梗したピノ・ノワールを約24時間マセラシオンし、流出した果汁のみをステンレスタンクで醸造する製法によって造られます。黒ブドウの果皮から色と香りをじっくり引き出したのち、圧搾せずに自然に流れ出た果汁だけを用いることで、繊細な色調と香りに仕上げています。またバラ・マッソンでは、その年のブドウの特徴がカタログの求めるイメージに合致した場合のみキュヴェを醸造する方針を掲げており、条件を満たさない年はあえて造らないという選択も行われています。こうした一貫した姿勢が、バラ・マッソンのシャンパンに一本芯の通った個性を与えています。
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