目次
Grands Crus d'Exception別名:André Jullien
グラン・クリュ・デクセプション別名:アンドレ・ジュリアン
基本情報
| 地区 | - |
| 村 | - |
| 所在地 | - |
| 公式サイト | - |
| SNS | @grands_crus_exceptiongrandscrusexception |
| 製造業者種別 | MA |
| インポーター | アオセフランス株式会社 |
商品更新情報
2026-09-24 14:57:07 C17・ミレジメ・2017の商品情報を更新しました。
2026-09-24 11:56:23 C17・ミレジメ・2017の商品情報を更新しました。
特徴・スタイル
歴史・ブランドストーリー
詳細
グラン・クリュ・デクセプションは、シャンパーニュ格付けの最高峰であるグラン・クリュ原産地呼称を体現するため、2015年10月にフランスの1901年法に基づく非営利団体「レ・グラン・クリュ・デクセプション・ド・シャンパーニュ」として正式に登録された組織である。目的は、グラン・クリュ呼称のワインの価値を一般消費者からワイン・ガストロノミー業界の専門家まで幅広く伝え、その商業化を後押しすることにある。格付け制度において最高位に位置づけられるグラン・クリュの称号は、通常は単一の畑や生産者の個性と結び付けて語られる。しかしこの団体は、称号を分かち合う15軒が手を取り合うことで、単独のメゾンでは到達し得ない表現を目指している点に独自性がある。
加盟するのは、17すべてのグラン・クリュ村に自らの畑を持つ15軒の独立した栽培者・生産者たちだ。シャルドネの産地であるアヴィーズ、シュイィ、クラマン、ル・メニル=シュル=オジェ、オジェ、オワリィの6村と、ピノ・ノワールの産地であるアンボネイ、アイ、ボーモン=シュル=ヴェル、ブジー、ルーヴォワ、マイィ=シャンパーニュ、ピュイジュー、シルリィ、トゥール=シュル=マルヌ、ヴェルズネイ、ヴェルジィの11村、合わせて17村を横断するこの成り立ちこそが、単一メゾンでは決して表現できないブランドの個性となっている。
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 加盟生産者数 | 15軒 |
| 対象グラン・クリュ村数 | 17村 |
| 団体設立年 | 2015年 |
| 最初のヴィンテージ | 2017年 |
| 瓶詰め形態 | 1.5Lマグナムボトルのみ |
加盟生産者による共同醸造
収穫は、加盟する15軒の生産者がそれぞれの区画で同じ日に行い、集められたブドウは一括して圧搾される。ここから、単独のメゾンでは成立し得ない共同醸造が始まる。シャルドネとピノ・ノワールは共に発酵させ、マロラクティック発酵も経ることで、酸とまろやかさのバランスを整える。
その後の熟成は、大樽、ドゥミ・ミュイ、小樽といった複数の容器に分けて行われる。異なる容器がもたらす個性を活かしながら長期にわたり瓶内で熟成させたのち、手作業によるデゴルジュマンを施す。現在の会長は加盟生産者の一人がメゾンの当主を兼ねながら務めており、団体の運営を牽引している。熟成に用いる大樽、ドゥミ・ミュイ、小樽はそれぞれ酸化熟成の度合いが異なり、大樽は穏やかにブドウ由来の果実味を守り、より小さな容器ほど骨格に厚みと凝縮感を与える。加盟生産者たちは、こうした複数の容器を使い分けることで、単一畑・単一容器では生まれない層の厚いアッサンブラージュを作り上げている。
唯一のキュヴェ「C17」――限定生産という哲学
この団体が生み出すキュヴェはただ一つ、「C17」のみである。2017年、加盟生産者たちが17すべてのグラン・クリュ村のブドウをブレンドした共同キュヴェを醸造しようと発案したことが始まりで、これはシャンパーニュの地域史上でも例のない試みとされる。その最初のヴィンテージ以来、C17にはノン・ヴィンテージが存在しない。毎年のブドウが持つ個性をそのまま刻み込むミレジムのみを、しかも通常のボトルサイズでは販売せず、1.5Lのマグナムボトルのみで少量限定でリリースする一貫した方針が貫かれている。
通常サイズより大きなマグナムボトルは、瓶内の酸素と液体の比率が小さく、ゆるやかな熟成が進みやすいとされる器だ。加盟生産者たちは、17村を横断するブレンドという成り立ちにふさわしい熟成の器として、あえて通常瓶を選ばずマグナムのみに限定するという方針を貫いている。
評価
C17は著名なシャンパーニュ評論家からも注目を集めており、試飲を経た紹介記事が公開されている。17すべてのグラン・クリュ村を横断する希少な成り立ちと、マグナムボトル限定という徹底したスタイルは、シャンパーニュ愛好家の間でも独自の存在感を放っている。複数の独立メゾンが一つの理念のもとに集うという成り立ち自体が珍しく、業界内外から関心を集める理由となっている。単なる混醸ワインではなく、17村の個性を束ねた稀有な一本として、シャンパーニュ愛好家からも一定の評価を得ている。
詳細を閉じる