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Duntze別名:G.F. Duntze
ダンツェ別名:G.F.・ダンツェ
基本情報
| 地区 | Montagne de Reims / モンターニュ・ド・ランス - Vallée de la Vesle / ヴァレ・ド・ラ・ヴェスル |
| 村 | 51100 Reims / ランス |
| 所在地 | 109 Rue Edmond Rostand, 51726 Reims (Google Maps) |
| 公式サイト | https://www.duntze.com/ |
| champagne@duntze.com | |
| SNS | @champagneduntzeChampagneDuntze |
| Tel | +33 3 26 86 00 10 |
| 設立 | 2013 |
特徴・スタイル
歴史・ブランドストーリー
詳細
コート・デ・バールとコート・デ・ブランには、メゾン自身が持つ畑があります。2025年の公式資料はこの自社畑を示し、パートナー栽培家の貢献はそれを補完するものと位置づけられています。面積や区画の内訳は公表されていません。ぶどうの多くはシャンパーニュ各地の栽培家との協働から生まれ、メゾンは彼らを単なる取引先ではなく「真のパートナー」と呼びます。地区ごとにひとりの栽培家を選び、長く質の高い関係を結ぶことを重視しています。
調達の広がりは、シャンパーニュの主要産地をほぼ横断します。中心となるモンターニュ・ド・ランスでは、グラン・クリュのマイィ=シャンパーニュ、ルーヴォワ、ブジーに、プルミエ・クリュのシャムリー、エキュイユ、サシー、トキシエール=ミュトリーが加わり、ロゼ用にはヴェルジィ、ヴェルズネイ、ヴィレ=マルムリーのぶどうも用います。ここにコート・ド・セザンヌのモンジェノスト、ベトン、バルボンヌ=ファイエル、ヴァレ・ド・ラ・マルヌ・リヴ・ゴーシュのフェスティニー、コート・デ・バールのレ・リセ、そしてコート・デ・ブランのプルミエ・クリュ、ヴェルテュが続きます。
こうした産地の選び方は、当主が掲げる構想に直結しています。ヴィクトル・ダンツェは自らの狙いを「シャンパーニュの各地区から出発して、それぞれのキュヴェに『テロワール』のプロフィールを引き出すこと」と説明します。地区ごとに選んだ栽培家とは醸造の段階から一緒に働き、ともにテイスティングし、ともにアッサンブラージュするのが実際の進め方です。
| 初代メゾンの創業 | 1913年 |
|---|---|
| 現法人の設立 | 2010年 |
| メゾンの再興 | 2013年 |
| 年間生産量 | 約50,000本(2018年時点) |
| 使用コミューン数 | 16村 |
| リザーヴワイン比率 | 5〜50%(キュヴェによる) |
醸造方針
産地をまたぐブレンドを行わないという選択が、このメゾンの醸造をかたちづくっています。各地区にひとつのキュヴェを対応させるため、醸造では果実と産地の性格を損なわないことが最優先され、余分なものは加えません。熟成と瓶詰めはランスの拠点で行われます。
造りは2つのレンジに分かれます。伝統に根ざした均衡と時代を超える普遍性を目指すレジェンド(Légende)と、品種と土壌の組み合わせの高貴さに向き合い、個性の際立つ精緻な酒質を狙うグラン・テロワール(Grands Terroirs)です。
熟成では、澱と長く触れ合わせるシュール・リーの期間を十分にとり、これがきめの細かさと香りの複雑さを生むとしています。リザーヴワインの使い方もキュヴェごとに設計され、比率は5%程度から50%まで幅があります。ロゼには2017年から2020年の赤ワインを継ぎ足しながら使うソレラを用い、年ごとのばらつきをならしつつ厚みを与えています。
もうひとつの要が、澱抜きのあとに補うエクスペディション・リキュール(liqueur d'expédition)です。ダンツェはこれをキュヴェごとに専用に開発し、単なる甘みの補正ではなくテロワールの本質を引き出すための研究の成果と位置づけています。当主はこれを「メゾンの秘訣」と表現します。
評価
メゾンが世に知られるきっかけのひとつは、2018年12月のル・モンド紙 M Gastronomie の記事でした。ブラインド・テイスティングを踏まえた同記事は、そのワインを「調和がとれ、まっすぐで、本物らしさを感じさせる」と評し、余分なものを一切加えない適正な醸造がその理由だと説明しています。再興からわずか5年の時点で「有望な滑り出し」と紹介されたことになります。
その後もレンジ全体が国際的な評価誌に取り上げられ続けています。2025年時点で James Suckling はおおむね91〜92点、Decanter は89〜92点を付け、2023年には Jancis Robinson が16〜16.5/20、ゴ・エ・ミヨが15〜15.5/20 と評価しました。当主自身は「1から10の尺度で言えば、目標の5にしか達していない」と語っており、再興のプロジェクトはなお途上にあります。
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