Arlaux / アルローは、フランス北東部のシャンパーニュ地方で生産されるシャンパン(発泡性ワイン)の銘柄です。
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Arlaux / アルロー

Arlaux

アルロー

アルロー(Arlaux)は、モンターニュ・ド・ランスのヴリニー村で15世代以上にわたりブドウ畑を受け継いできた家族経営メゾンです。10ha弱の自社畑を大切に育て、収穫からブレンドまで自らの手で仕上げる、造り手の顔が見えるシャンパーニュを届けています。

基本情報

地区Other / その他の地区
Paris / パリ
所在地91 rue du Faubourg Saint-Honoré, 75008 Paris (Google Maps)
公式サイトhttps://arlaux.com/en/
Mailcontact@arlaux.fr
SNS@arlauxchampagneofficial
Tel+33 (0)1 47 07 43 08, +33 (0)1 43 31 04 72(fax)
製造業者種別MA
インポーターカールソンワークス合同会社
株式会社 千商

商品更新情報

特徴・スタイル

アルローのシャンパーニュは、畑の主役であるムニエとピノ・ノワールが軸となり、シャルドネがわずかに彩りを添えるスタイルです。完熟期まで待って収穫したブドウを丁寧にブレンドすることで、繊細な泡立ちとブリオッシュやアーモンドを思わせる香ばしい余韻が生まれます。醸造家チームは温度管理されたステンレスタンクで仕込んだワインを一つひとつテイスティングし、リザーブワインを最大約30%までブレンドしながら、ヴィンテージを超えて一貫した味わいを描き出しています。

歴史・ブランドストーリー

アルロー家とヴリニー村の関わりは、記録に残るだけでも800年代までさかのぼります。838年のサン・レミ修道院の収入台帳には、すでにこの土地でブドウ栽培とワイン生産が行われていたことが記され、1320年には修道院文書の余白に「Arlaux」の名が初めて登場しました。 フランス革命でサン・レミ王立修道院の資産が没収され国有財産として売却された1792年、ニコラ・アルローは一族が代々耕してきた畑と土地を自らのものとして手に入れます。そして1826年、ジャン・アルローが初めてスパークリングワインを手がけ、以来アルロー家はシャンパーニュ生産の道を歩み始めました。 1997年からはフェロモンディフューザーや除草剤不使用の栽培など環境に配慮した畑仕事に取り組み、2026年には創業200周年を記念するキュヴェを発表しています。15世代以上にわたり受け継がれてきたヴリニーの畑は、今もアルロー家の手によって大切に守られています。

詳細

ヴリニーでアルロー家がブドウ栽培に携わってきた歴史は古く、838年のサン・レミ修道院の記録にはすでにこの土地でのワイン生産が記されています。1320年には修道院文書の余白に「Arlaux」の名が初めて記され、以来一族はこの村に根を下ろして15世代以上にわたって畑と醸造を受け継いできました。フランス革命後の混乱を経て畑と土地を自らのものとした一族は、1826年にシャンパーニュづくりへと歩みを進め、以来一貫して家族経営を貫いています。2026年には創業200周年を迎え、これを記念するキュヴェも発表されました。

畑があるヴリニーは、モンターニュ・ド・ランス地域自然公園に抱かれたプルミエ・クリュの村です。アルローはこの地に10ha弱の自社畑を構え、白亜質土壌が広がる南から南東向きの斜面を大切に守っています。この向きと地形のおかげで畑は不利な風から自然に守られ、ブドウがゆっくりと熟していく環境が整っています。区画の主体はムニエとピノ・ノワールで、シャルドネは全体の10%に満たない構成です。さらに畑の一角には、19世紀のフィロキセラ禍を生き延びた非常に古いフランス系品種の古木も残っており、こうした古木が現存する畑は数少ないとされています。水はけの良い白亜質土壌は、ブドウの根が地中深くまで伸びる助けとなり、樹の生命力を支えています。

1997年からは、フェロモンディフューザーによる害虫対策や化学除草剤を使わない栽培、被覆栽培や天然由来の防除など、環境に配慮した畑仕事に取り組んでいます。醸造の過程ではステンレスタンクを用いて節水を図り、包装にはエコフォレスト由来のカートンを採用するなど、畑から瓶詰めまで一貫して環境負荷を抑える姿勢を貫いています。こうした取り組みは、畑の生態系を長期的に守りながらブドウを健全に育てるためのものです。こうして自社畑10ha弱を保有し、収穫から元詰めまでを自らの手で手がける体制こそが、アルローのシャンパーニュづくりを支える基盤となっています。

栽培・生産データ
項目データ
自社畑面積10ha弱
畑格付けプルミエ・クリュ
主要品種構成ムニエ・ピノ・ノワール中心(シャルドネ10%未満)
環境配慮栽培開始1997年
リザーブワイン比率最大約30%
熟成期間(ブリュット・グラン・キュヴェ)最低3年
熟成期間(ミレジメ・レア)15年超
創業1826年
家族経営継承15世代以上

醸造方針

ノン・ヴィンテージのキュヴェは、当年収穫のワインにリザーブワインを最大約30%までブレンドして仕立てます。醸造家チームは温度管理されたステンレスタンクで醸造したワインを一つひとつテイスティングし、アッサンブラージュの配合を丁寧に見極めます。この工程を経ることで、年ごとの気候の違いを均しながら、アルローらしい安定した味わいを保っています。瓶内二次発酵を終えたワインは、澱とともに瓶を横置きにして熟成させ、ブリュット・グラン・キュヴェで最低3年、ミレジメ・レアでは15年を超える長い時間をかけて風味を磨き上げます。長期の澱熟成は、香りに複雑みと奥行きを与える工程でもあります。醸造家たちの経験と勘が、毎年のブレンドに活かされています。

シャンパーニュのスタイル

看板となるブリュット・グラン・キュヴェは、ムニエを主体にピノ・ノワールとシャルドネを完熟期に収穫してブレンドしたキュヴェで、繊細な泡立ちとデリケートでフルーティーな香り、ブリオッシュやアーモンドを思わせる風味が特徴です。一方、非常に古い樹齢のムニエ100%で仕込むグラン・ブルジョアは、単一品種ならではの深みを凝縮させた限定生産のキュヴェで、厳格な割当制のもとで供給されています。両者に共通するのは、ヴリニーの畑が育む果実味と、長い熟成が織りなす奥行きです。土地に根差した栽培と、丁寧な醸造を積み重ねる姿勢が、アルローのレンジ全体を貫く個性となっています。こうしたスタイルの背景には、フィロキセラ禍を生き延びた古木を含む10ha弱の畑を、15世代以上にわたって守り続けてきたアルロー家の哲学があります。

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