「クリマ」とは

Climat / クリマ

クリマ(Climat)とは、もともと「気候」を意味するフランス語です。ワインの世界では、地形・土壌・日当たりといった条件(テロワール)によって区切られ、それぞれに個性を持つブドウ畑の区画を指します。 ■ ブルゴーニュのクリマ この使い方が根付いているのはブルゴーニュ地方です。コート・ド・ニュイとコート・ド・ボーヌには1,200を超えるクリマがあり、「ブルゴーニュのブドウ畑のクリマ」は2015年にユネスコの世界遺産に登録されました。ブルゴーニュのグラン・クリュ(特級畑)やプルミエ・クリュ(一級畑)は、このクリマ単位で格付けされています。 ■ シャンパーニュは村単位の格付け シャンパーニュ地方では、格付けは畑ではなく村単位です。かつてのエシェル・デ・クリュに由来し、グラン・クリュは17村、プルミエ・クリュは42村が名乗れます。畑の区画名は「クリマ」ではなく、リュー・ディ(小区画名)と呼ぶのが一般的です。 ■ 単一区画のシャンパーニュ 近年は、ひとつのリュー・ディのブドウだけで造るシャンパーニュが増え、ラベルに区画名が記されることもあります。塀で囲まれた区画はクロと呼ばれ、フィリポナの「クロ・デ・ゴワス」やクリュッグの「クロ・デュ・メニル」がよく知られています。

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