Dom Godinot / ドン・ゴディノは、フランス北東部のシャンパーニュ地方で生産されるシャンパン(発泡性ワイン)の銘柄です。
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目次

Dom Godinot / ドン・ゴディノ

Dom Godinot

ドン・ゴディノ

ドン・ゴディノは、自社の畑や醸造所を持たず、シャンパーニュの造り手に生産を委ねるかたちで展開されているブランドです。ラインナップはピノ・ムニエを主体としたブリュットNVの1種のみ。長い瓶内熟成に由来する果実味とコクを前面に出した、親しみやすい味わいが身上です。

基本情報

地区-
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所在地-
公式サイト-
Mailexport@chilli.fr
Tel+ 33 (0)9 83 23 25 53, + 33 (0)5 47 74 56 11(fax)
製造業者種別MA

商品更新情報

特徴・スタイル

ドン・ゴディノの味わいを決めているのは、ブレンドの中心に据えられたピノ・ムニエです。黒ブドウのなかでも果実味がふくよかで、早い段階から飲み心地がよくなるこの品種を主体に、骨格を与えるピノ・ノワールと、輪郭を引き締めるシャルドネを重ねていきます。 さらに、瓶内で5年ほどという長めの熟成を経ることで、熟したリンゴや柑橘の香りにトーストや蜂蜜を思わせる香ばしさが重なります。しっかりとした酸を残しながらも果実の甘やかさが前に出る味わいで、シャンパーニュを飲み慣れていない人にも輪郭をつかみやすいスタイルといえます。

歴史・ブランドストーリー

ドン・ゴディノの母体は、シャンパーニュ地方ではなく、ボルドー近郊に本拠を構える酒類・食品の輸出入企業です。2004年に設立されたこの会社は、自ら畑を耕す造り手としてではなく、各地のワインを世界へ送り出す担い手として歩みを始めました。 やがて同社は、自らのブランドを持つという道を選びます。シャンパーニュ地方の造り手に醸造を委ね、できあがったワインを自社の名で世に送り出す。MA(マルク・ダシュトゥール)と呼ばれる仕組みで生まれたのがドン・ゴディノです。ブランドを掲げる者と実際にワインを仕込む者が分かれているぶん、どの造り手に託すかという選択そのものが、このブランドの個性を形づくっています。

詳細

ドン・ゴディノはMA(マルク・ダシュトゥール)に区分されるブランドです。MAとは、ブランドを保有する側が自ら畑を持たず、シャンパーニュ地方の造り手に生産を委ねて自社の名で瓶詰めする仕組みを指します。したがってブドウの供給源は委託先の畑にゆだねられ、栽培の実務は現地の造り手が担います。

原料となるブドウは手摘みで収穫され、平均樹齢約40年に達する成熟した樹から得られるとされます。樹齢を重ねた樹は収量が抑えられるぶん、果実の凝縮感が高まりやすいといわれます。ムニエを主体に据えた構成と合わせて、若い樹の軽やかさよりも果実の厚みを重視する方向性がうかがえます。

もう一つの特徴は、生産を担う造り手が一つに固定されていない点です。ドン・ゴディノには複数の製造者登録番号が並存しており、時期やロットによって醸造を担当する造り手が入れ替わってきたことがうかがえます。自社の醸造所で一貫して造り続けるメゾンとは異なり、委託先の選定と仕上がりの管理がブランドの品質を支える構造になっています。

醸造とブレンドの考え方

ラインナップはブリュットNVの1種に絞られています。ブレンドはピノ・ムニエ70%を軸に、ピノ・ノワール20%、シャルドネ10%を組み合わせる構成で、ムニエの比率の高さがこのブランドの性格を最もよく表しています。ムニエは開くのが早く、果実味とやわらかさをもたらす品種で、シャンパーニュに親しみやすさを与える役割を担います。

瓶内熟成は約5年に及ぶとされ、ノン・ヴィンテージに義務づけられた最低熟成期間を大きく上回ります。澱と長く接した時間は泡をきめ細かくし、パンやナッツを思わせる熟成香を与えます。ムニエ主体の親しみやすい果実味に、熟成に由来する香ばしさと落ち着きが重なる構成が、ドン・ゴディノの味の骨格をかたちづくっています。

ブランドのかたち

シャンパーニュには、自ら畑を耕して瓶詰めまで行う造り手から、ブドウや原酒を買い集めて仕立てるメゾンまで、さまざまな担い手が存在します。ドン・ゴディノが立つのはその最も外側、ワインを送り出す商いの側からシャンパーニュに関わる立場です。畑や設備を持たないぶん、どの造り手に何を託すかという判断がそのままブランドの輪郭を決めることになり、ラインナップをブリュットNV1種に絞り込む姿勢もその選択の延長線上にあります。

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