Berry Bros & Rudd / ベリー・ブラザーズ・アンド・ラッドは、フランス北東部のシャンパーニュ地方で生産されるシャンパン(発泡性ワイン)の銘柄です。
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Berry Bros & Rudd / ベリー・ブラザーズ・アンド・ラッド

Berry Bros & Rudd

ベリー・ブラザーズ・アンド・ラッド

ベリー・ブラザーズ・アンド・ラッドは、1698年創業、英国王室御用達を誇る英国最古のワイン商が手掛けるシャンパーニュ・コレクション。自社畑を持たず、目利きのバイヤーが厳選した生産者に理想の一本を委ねる、「ワイン商のシャンパーニュ」として親しまれている。

基本情報

地区-
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所在地3 St James's Street, London SW1A 1EG (Google Maps)
公式サイトhttps://www.bbr.com/
SNS
製造業者種別MA
インポーターベリー・ブラザーズ&ラッド

商品更新情報

特徴・スタイル

ベリー・ブラザーズ・アンド・ラッドのシャンパーニュは、自社で畑を耕す代わりに、優れた造り手を見出す「目利き」の力でスタイルを描くという発想に貫かれている。大手メゾンと意欲的な栽培家、双方から才能を掘り起こし、テロワールの個性を映すコレクションに仕立てる方針だ。 ブラン・ド・ブランは瓶内熟成3年以上を経て澄んだ果実味をまとい、グラン・クリュ・キュヴェは北向き区画の一番搾り果汁だけを用いて凝縮感を宿す。ロゼはビオディナミ栽培家の手によるセニエ法で、繊細な色調と香りを引き出している。

歴史・ブランドストーリー

1698年、「未亡人ボーン」と呼ばれる女性が、セントジェームズ宮殿の向かいという一等地に食料品店を開いたのが始まりである。当時から掲げられたコーヒーミルの看板は、今も店頭に残る。 創業者の娘エリザベスの結婚によって店はピカリング家に受け継がれ、1803年には16歳のジョージ・ベリーが店に加わる。1845年に息子のジョージ・ジュニアとヘンリーが継承し、これが「ベリー・ブラザーズ」の名の由来となった。1920年にはヒュー・ラッドが合流して社名に加わり、1923年には自社ブランドのスコッチウイスキー「カティ・サーク」を生み出す。1940年代の法人化を経て、社名は現在の「ベリー・ブラザーズ・アンド・ラッド」に落ち着いた。 1967年には英国の独立系ワイン商として初めて温度管理式セラーをハンプシャー州に建設し、現在は990万本を収蔵する規模を誇る。1994年にはワイン商として世界初の自社サイトを開設し、1998年に創業300周年を迎えた。ジョージ3世以来の英国王室御用達を保ちながら、今も創業家が経営する非公開企業として歩みを続け、2025年11月には米国初の実店舗をワシントンD.C.に開いた。

詳細

ベリー・ブラザーズ・アンド・ラッドは、シャンパーニュ地方に自社畑や醸造設備を持たない、英国ロンドンのワイン&スピリッツ商である。生産形態はマルク・ダシュトゥール(MA)に区分され、複数の生産者に自社ブランドとしての製造を委託する仕組みでシャンパーニュを世に送り出している。

シャンパーニュを担うバイイングチームは、「グランド・マルク」と呼ばれる大手メゾンと、意欲的な栽培家生産者(グロワー)の双方を発掘する方針を掲げる。両者の個性を見極めたうえで、テロワールの表情を映し出す多様なコレクションを組み立てることが、自社畑を持たないワイン商ならではのスタイルとなっている。

その中核をなすのが、特定の生産者に製造を依頼する自社ブランド「Own Selection」である。ベリー・ブラザーズ・アンド・ラッドの名を冠したシャンパーニュは、単なる委託生産にとどまらず、どの区画のどの生産者に何を託すかというバイヤーの選定眼そのものが商品価値となる点に特徴がある。

1967年に建設された、英国の独立系ワイン商として初の温度管理式セラーは、ハンプシャー州ベイジングストークに置かれている。自社在庫に加えて顧客が個人で預けるボトルも収容し、合わせて990万本の規模を誇る保管基盤が、創業以来のワイン商としての物流を支えている。

沿革・事業データ
項目データ
創業年1698年
温度管理式セラー収容量990万本(1967年建設、ハンプシャー州)
所属マスター・オブ・ワイン(MW)3名
海外拠点数4拠点(香港・シンガポール・東京・ワシントンD.C.)
Own Selection委託生産者数3先
瓶内熟成期間(Own Selection)3年以上

醸造方針

「Own Selection」の名を冠したシャンパーニュは、いずれも生産地域とスタイルの異なる3先の生産者に委ねられており、単一の畑や哲学に縛られない、目利きによる多面的なポートフォリオを形作っている。

ブラン・ド・ブラン(シャルドネ100%)は、コート・デ・ブランのル・メニル=シュル=オジェにある生産者組合に製造を委託している。自社畑のすべてがグラン・クリュ格付けという恵まれた条件のもとで育つブドウを用い、瓶内で3年以上の熟成を経てからリリースされる。

グラン・クリュ・ブリュットとヴィンテージ・エクストラ・ブリュットは、モンターニュ・ド・ランスのマイィ=シャンパーニュにある栽培家組合に委託して造られる。北向きの3区画に限定したグラン・クリュ畑から、一番搾りの果汁のみを使用し、こちらも瓶内熟成3年以上を経て世に出される。

グラン・クリュ・ロゼは、アンボネイのビオディナミ栽培家に製造を依頼している。シャルドネとピノ・ノワールをブレンドし、赤ワインを一定時間浸漬してから引き抜くセニエ法で色と香りを引き出す造りだ。

経営体制

経営を担うのは、創業以来一族で紡いできたベリー家とラッド家である。1965年に会長へ就任したアンソニー・ベリーをはじめ、両家の当主たちが非公開企業としての家族経営を守り続けてきた。バイイングチームもこの家族的な意思決定のもとで、シャンパーニュの生産者選定という重要な判断を担っている。

海外展開

長きにわたる歴史のなかで、事業は英国国内にとどまらない広がりを見せている。本店を置くロンドンに加え、香港・シンガポール・東京にオフィスを構え、2025年11月には米国初となる実店舗をワシントンD.C.に開設した。家族経営のワイン商として世界各地に販路を広げながらも、非公開企業としての独立性を保ち続けている。

東京オフィスを含むアジア圏の拠点網は、シャンパーニュ文化が世界的に広がるなかで、英国から遠く離れた市場ともつながりを保つ役割を担っている。

受賞歴・評価

ジョージ3世の治世から続く英国王室御用達(Royal Warrant)を保持し、英国王室へワイン・スピリッツを継続的に供給してきた実績を持つ。社内には合わせて3名のマスター・オブ・ワイン(MW)資格保持者が在籍し、ワイン商としての専門性を支えている。

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