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ヴィノテーク / Vinothèque No.277 2002年12月号
特集「シャンパーニュ大特集」
書籍・雑誌の特集としては珍しくあまり脚光を浴びない葡萄品種ピノ・ムニエを掘り下げています。また、ワイン王国に続き、RMにも視点をあわせています。
内容
シャンパーニュ大特集
気にもしていなかったことを気にしてみた、ちょっと面白い企画です。各シャンパン・ハウスに、ふだん語られることが少ない葡萄品種「ピノ・ムニエ」についてアンケート調査をしました。回答者は代表、あるいは、醸造責任者たち。シャンパーニュ・クリュッグのレミ・クリュッグ氏はピノ・ムニエをオーケストラにおけるフルートやオーボエといった楽器に例えたり、シャンパーニュ・ドゥッツのファブリス・ロセ氏がピノ・ムニエに悪評がたった理由を語るなど、各シャンパン・ハウスの視点が盛り込まれているので、読み応え充分です。□ 現地取材レポートでシャンパン・ハウスを識る
ジャクソン、ドゥッツ、ビルカール・サルモン、デルベック
□ 現地取材レポートでレコルタン・マニピュランを識る
ドミエール・アンシオ、ジョゼ・ドント、ルメール・ラスレ、カレ・ゲベル、ベルナール・ジラルダン、ディディエ・デュコ、カミーユ・サヴェス、ルネ・ジョフロワ、エグリ・ウーリエ、カンセ・タルボ
□ ピノ・ムニエを識る
29のシャンパン・ハウスのアンケート、ジャクソン、ルネ・ジョフロワ、ビルカール・サルモン、カンセ・タルボ、ルメール・ラスレ、ドゥッツ
□ 話題のシャンパーニュを識る
ドン・リュイナール、サロン、クリュッグ、アンリオ、テタンジェ、ゴッセ、ルイ・ロデレール、ルイーズ・ポメリー、ニコラ・フイヤット、ガティノワ
そのほか、限りない可能性を秘めたテロワールが各地に存在するスペインの新・黄金郷トロ、カスティーリャ・イ・レオン州のワイン、リベル・デル・ドゥエロ考察 注目の3人の造り手を通して、などの情報があります。
2003年1月号は「ピエモンテの動きのひとつ、バルベーラのその後」ほかを特集します。また、葉山考太郎の直撃インタヴュー「アンジェロ・ガイア爆発す!」もお楽しみに。