シャンパーニュ2026年産、アルコール度数13%超を例外容認

フランス政府は10月22日付の政令で、2026年産AOCシャンパーニュ用ワインについて、INAOの個別承認を条件に自然アルコール度数13%超を認めました。申請期限は11月10日で、分析結果などの証拠提出が必要です。

ニュース内容

要旨
・フランス政府は10月22日付の政令で、2026年産AOCシャンパーニュ用ワインの自然アルコール度数上限13%を超えることを例外的に認めました。 ・特例はINAOの個別承認が条件で、地域全体への一律適用や今後の収穫への恒久的な規則変更ではありません。 ・生産者は2026年11月10日までに、分析結果や農学的報告書などの証拠を添えてINAOに申請する必要があります。
フランス政府は、2026年産のAOCシャンパーニュ用ワインについて、自然アルコール度数の上限である13%を超えることを例外的に認める措置を公表しました。10月22日付の政令が公式官報Journal officielに掲載され、公示と同時に施行されています。政令では、2026年産の果汁またはワインの自然アルコール度数を容量比9%以上13%以下と定める一方、当該収穫の特別な条件に基づき国立原産地・品質研究所(INAO)が特例を認めた場合は、上限を超えることができるとしています。自然アルコール度数は発酵前のブドウにおける糖分の蓄積を示す指標で、度数が高いとスパークリングワインの製造において技術面やスタイル面の問題が生じる可能性があります。対象は、AOCシャンパーニュの名称で販売されるスパークリングワインの製造に使われる2026年産ワインに限られ、今後の収穫に適用される恒久的な規則変更ではありません。また、地域全体への一律の適用除外ではなく、個別申請による手続きとなります。申請は2026年11月10日までにINAOへ提出する必要があり、検査機関の分析結果や農学的報告書など、申請を正当化する証拠の添付が求められます。なお、政令は措置の背景にある気象現象や農学上の問題には言及していません。

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